Oracle 12c サポートの使用方法について
Oracle DB アダプターを使用して、Oracle 12c コンテナー・データベースを管理できるようになりました。
ただし、Central Database (CDB) と、それに接続されている各プラガブル・データベース (PDB) は、IBM® Security Identity Manager から別個のサービスを使用して別個に管理する必要があります。
Oracle 12c コンテナー・データベースを管理するためのアダプターのユーザー・アカウントは、次のとおりです。
- CDB は、共通ユーザーを使用して管理可能。
- PDB は、ローカル・ユーザーのみを使用して管理可能。
- アカウントの追加/変更操作
- CDB の場合:
- ルート・コンテナー・サービスによって、C## で始まるアカウント名を作成する必要があります。ユーザー名に C## を入れずにユーザーを作成しようとすると、エラーがスローされます。
- 共通ユーザーが共通ユーザー・アカウントを作成している場合、DEFAULT TABLESPACE、TEMPORARY TABLESPACE、QUOTA、および PROFILE がすべてのコンテナー内に存在するオブジェクトを参照する必要があります。そのため、オブジェクトがすべてのコンテナーに存在しない場合、エラーをスローします。
- 共通ユーザーに特権を割り当て/付与するには、一般に、コンテナー値を CONTAINER=ALL と指定する必要があります。
PDB の場合:- PDB コンテナー・サービスで C## で始まるアカウントを作成することはできません。ユーザー名に C## を入れてユーザーを作成しようとすると、エラーがスローされます。
- 調整操作
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- CDB の場合: 共通ユーザーは、CDB サービスを使用して管理されます。
- PDB の場合: ローカル・ユーザーのみが、PDB サービスを使用して管理されます。