Oracle データベース表の手動作成
MobileFirst Server のインストールで提供される SQL スクリプトを使用して、Oracle データベース表を作成します。
始める前に
このタスクについて
データベースのセットアップ で説明されているとおり、4 つの MobileFirst Server コンポーネントすべてに表が必要です。表の作成には、同じスキーマを使用しても、異なるスキーマを使用しても構いません。ただし、MobileFirst Server アプリケーションの Java™ アプリケーション・サーバーへのデプロイ方法によって、いくつかの制約が適用されます。詳しくは、データベースのユーザーおよび特権で説明しています。
表は、ランタイム・ユーザーのデフォルト・スキーマ内に作成する必要があります。表の作成に使用するスクリプトは以下のとおりです。
- 管理サービスの場合: mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-mfp-admin-oracle.sql
- ライブ更新サービスの場合: mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-configservice-oracle.sql
- ランタイム・コンポーネントの場合: mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-runtime-oracle.sql
- プッシュ・サービスの場合: mfp_install_dir/PushService/databases/create-push-oracle.sql
以下の手順により、すべてのアプリケーション用の、同じユーザー (MFPUSER) を対象にした表が作成されます。ここでは、データベースおよびユーザーが作成済みであることを前提としています。詳しくは、Oracle データベースおよびユーザーの要件 を参照してください。
手順
Oracle SQLPlus で以下のコマンドを実行します。
CONNECT MFPUSER/MFPUSER_password@ORCL
@mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-mfp-admin-oracle.sql
@mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-configservice-oracle.sql
@mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-runtime-oracle.sql
@mfp_install_dir/PushService/databases/create-push-oracle.sql
DISCONNECT;
MFPUSER によって表が作成された場合、このユーザーはそれらの表に対する特権を自動的に付与され、ランタイムでそれらを使用できます。表は、このユーザーのデフォルト・スキーマ内に作成されます。データベースのユーザーおよび特権の説明のようにランタイム・ユーザーの特権を制限したい場合、もしくは特権の内容をより詳細に制御したい場合は、Oracle の資料を参照してください。