MySQL データベース表の手動作成

MobileFirst Server のインストールで提供される SQL スクリプトを使用して、MySQL データベース表を作成します。

始める前に

MySQL データベースは、MySQL データベースおよびユーザーの要件で説明されている要件を満たす必要があります。

このタスクについて

データベースのセットアップ で説明されているとおり、4 つの MobileFirst Server コンポーネントすべてに表が必要です。表の作成には、同じスキーマを使用しても、異なるスキーマを使用しても構いません。ただし、MobileFirst Server アプリケーションの Java™ アプリケーション・サーバーへのデプロイ方法によって、いくつかの制約が適用されます。それらの制約は、データベースのユーザーおよび特権で説明された、MySQL の可能なユーザーについてのトピックに類似しています。

Server Configuration Tool を使用したインストール
すべてのコンポーネント (MobileFirst Server 管理サービス、MobileFirst Server ライブ更新サービス、MobileFirst Server プッシュ・サービス、および MobileFirst ランタイム) に対して同じデータベースが使用されます。
Ant タスクを使用したインストール
製品のディストリビューションで提供されるサンプル Ant ファイルは、すべてのコンポーネントに対して同じデータベースを使用します。ただし、以下のように、異なるデータベースを使用するよう Ant ファイルを変更することは可能です。
  • 管理サービスとライブ更新サービスには同じデータベース (これらは Ant タスクで別々にインストールできないため)。
  • ランタイム用には異なるデータベース。
  • プッシュ・サービス用には異なるデータベース。
手動インストール
MobileFirst Server コンポーネントのそれぞれに異なるデータ・ソースを (またそれにより異なるデータベースを) 割り当てることができます。

表の作成に使用するスクリプトは以下のとおりです。

  • 管理サービスの場合: mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-mfp-admin-mysql.sql
  • ライブ更新サービスの場合: mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-configservice-mysql.sql
  • ランタイム・コンポーネントの場合: mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-runtime-mysql.sql
  • プッシュ・サービスの場合: mfp_install_dir/PushService/databases/create-push-mysql.sql

以下のサンプルでは、すべてのアプリケーション用の表が、同じユーザーおよびデータベースを対象として作成されます。 ここでは、データベースおよびユーザーが「データベースまたは MySQL の要件」に従って作成済みであることを前提としています。

以下の手順により、すべてのアプリケーション用の表が、同じユーザー (mfpuser) およびデータベース (MFPDATA) を対象として作成されます。ここでは、データベースおよびユーザーが作成済みであることを前提としています。詳しくは、MySQL データベースおよびユーザーの要件を参照してください。

手順

  1. オプション -u mfpuser を指定して MySQL コマンド・ライン・クライアントを実行します。
  2. 以下のコマンドを入力します。
    USE MFPDATA;
    SOURCE mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-mfp-admin-mysql.sql;
    SOURCE mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-configservice-mysql.sql;
    SOURCE mfp_install_dir/MobileFirstServer/databases/create-runtime-mysql.sql;
    SOURCE mfp_install_dir/PushService/databases/create-push-mysql.sql;