Android 用プッシュ通知のセットアップ

Android デバイス用のプッシュ通知をセットアップするには、また Android 用の Cordova アプリケーションのプッシュを有効にするには、Google Cloud Messaging (GCM) サービスを使用する必要があります。GCM を使用するには、有効な Google アカウントが必要です。

始める前に

IBM MobileFirst™ Platform Foundation で Android 用プッシュ通知をセットアップする前に、Google Developers Console (http://code.google.com/apis/console) に Google API プロジェクトが既に存在している必要があります。 このプロジェクトには、サーバー・キーの認証情報が定義されていなければなりません。

Google Developers Console に新規 API プロジェクトを構成するには、https://developers.google.com/mobile/add にアクセスしてください。

GCM に必要な認証情報について詳しくは、Google Developers の 「Google Cloud Messaging: Oveview」ページにある GCM コンポーネントと認証情報の表の説明を確認してください。

手順

  1. Google Developers Console (http://code.google.com/apis/console) から Google API プロジェクトに関する以下の情報を収集します。
    プロジェクト番号
    プロジェクト番号は、Google API プロジェクトの作成時に作成されるグローバルで固有の数値です。 senderID 値としてプロジェクト名およびプロジェクト ID を使用しないように注意してください。

    Google Developers Console ダッシュボードでプロジェクト番号を見つけるには、プロジェクトを展開して、 「プロジェクト番号 (Project number)」の下の値を記録します。

    サーバー・キー
    サーバー・キーが特定の URL に制限されないようにしてください。キーの作成方法について詳しくは、 「API keys」を参照してください。

    Google Developers Console で「認証情報」ページからサーバー API を取得するには、 「API Manager」 > 「認証情報」を選択します。

  2. お客様の組織でインターネットとの間のトラフィックを制限するファイアウォールが設定されている場合、以下のステップを実行する必要があります。
    1. GCM クライアント・アプリケーションがメッセージを受信するために GCM との接続を許可するようにファイアウォールを構成します。 開くポートは 5228、5229、および 5230 です。 GCM は通常は 5228 のみを使用しますが、場合によっては 5229 および 5230 を使用することもあります。 GCM は特定の IP を提供しないため、Google の ASN 15169 にリストされた IP ブロックに含まれるすべての IP アドレスへの発信接続をファイアウォールが受け入れられるようにする必要があります。 詳しくは、「Implementing an HTTP Connection Server」を参照してください。
    2. ポート 443 で IBM MobileFirst Platform Foundation プッシュ通知サービスから android.googleapis.com への発信接続がファイアウォールで許可されるようにします。
  3. 以下のいずれかの方法を使用して、証明書を設定できます。
  4. Android プロジェクトで Google Play Services をセットアップするには、https://developers.google.com/android/guides/setupを参照してください。