オフセット値の計算

座標データに負の数値や指標が含まれている場合は、オフセット値を指定します。 オフセットというのは、剰余として正の値のみが残されるよう、すべての座標から差し引かれる数値のことです。

このタスクについて

空間参照系を作成する際、座標データに負の数値や指標が含まれている場合は、適切なオフセット値を指定する必要があります。 座標の数値や指標を負でなく、正の整数にすれば、空間操作のパフォーマンスを向上することができます。

手順

処理する座標のオフセット値は、次のようにして計算します。

  1. 表すロケーションの座標範囲のうちで、最も小さいの負の X、Y、および Z 座標を判別します。 データに負の指標 が含まれる場合は、これらの指標の最小値を判別します。
  2. 推奨のオプション: 取り扱うロケーションを包含する範囲は実際の範囲より大きいことを、 Spatial Extender に示します。これにより、これらのロケーションに関するデータを空間列に書き込むと、 新しい地形のロケーションに関するデータが範囲の外側に追加されたときに、 使用している空間参照系を別のものに置き換えなくても、そのデータを追加できるようになります。

    ステップ 1 で判別したそれぞれの座標と指標に対して、座標や指標の 5% から 10% に相当する値を追加します。 このようにして生成された値を、増補値 と呼びます。 例えば、最小の負の X 座標が -100 の場合、その値に -5 を加算できます。このときに生成される増補は -105 になります。 後で空間参照系を作成するときに、最小の X 座標は、実際の値の -100 でなく、-105 であることを指示します。 これによって、 Spatial Extender は、範囲の最西端の限界が -105 であると解釈します。

  3. X 軸の増補値から差し引くとゼロになる値を見つけてください。その値が、X 座標のオフセット値です。 Spatial Extender は、すべての X 座標からこの数を差し引き、正の値のみを示します。

    例えば、増補 X 値が -105 の場合、計算結果を 0 にするにはこの値から -105 を減算する必要があります。すると Spatial Extender により、表そうとしている地形に関連したすべての X 座標から -105 が減算されます。これらの座標はすべて -100 以下であるため、減算結果の値はすべて正の数になります。

  4. 増補 Y 値、増補 Z 値、増補指標のそれぞれについてステップ 3 を繰り返します。