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                           リリース ノート
                   IBM Informix Web DataBlade モジュール
                        バージョン 4.13.xC4
                            2009 年 10 月
                   =============================



目次
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I.      リリース ノートの概要
II.     Web Datablade モジュール ガイド
III.    Web DataBlade モジュール バージョン 4.13 の新機能
IV.     IBM Informix データベース サーバとの互換性
V.      Web サーバとの互換性
VI.     Web ブラウザとの互換性
VII.    オペレーティング システムとの互換性
VIII.   使用すべきでない機能
IX.     製品ディレクトリにあるマニュアル記載サンプル
X.      SB 領域のロギング
XI.     DataBlade モジュール バージョン 4.x からバージョン 4.13.xC4 への
       アップグレード
XII.    DataBlade モジュール バージョン 4.13.xC4 からバージョン 4.x への
        ダウングレード
XIII.   4.12.xC1 からのダウングレードまたは Global Tag Cache の無効化
XIV.    web.4.13.xC4 の登録抹消
XV.     Webdriver および WebExplode の変数の開発時の値と
       実動時の値
XVI.    ISAPI Webdriver システム要件
XVII.   MIEXEC タグを使用するための Perl のバージョン
XVIII.  WebExplode() トレースをオフにする
XIX.    既知の問題
XX.     バージョン 4.13.xC1 で修正された問題
XXI.    バージョン 4.13.xC2 で修正された問題
XXII.   バージョン 4.13.xC3 で修正された問題
XXIII.  バージョン 4.13.xC4 で修正された問題
XXIV.   Web DataBlade Web サイト

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I.  リリース ノートの概要
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このリリース ノートは、コンピュータで IBM Informix Web DataBlade モジュールを構成して
使用するために必要な特別な手順を紹介することを目的としています。また、このファイルでは
新機能、本製品の以前のバージョンやその他の IBM Informix 製品との機能の相違点、
およびこのような相違が現行製品に及ぼす影響についても説明します。
また、このファイルには既知のバグとその回避策に関する情報も収録されています。

このリリース ノートにはすべての情報が収録されているわけではありません。
この資料は、製品の機能と動作について詳細に解説する「IBM Informix Web
DataBlade Module Administrator's Guide」および「IBM Informix Web
DataBlade Module Application Developer's Guide」の補足資料として
ご使用ください。また、ドキュメント ノートにはこの 2 つのガイドで
説明されていない最新情報が含まれています。
リリース ノートの対象読者は次のとおりです。
  * IBM Informix データベース サーバをインストールするシステム管理者
  * IBM Informix データベースへのアクセスを管理するデータベース管理者
  * Web DataBlade モジュールを使用してアプリケーションを作成する開発者

II.  Web DataBlade モジュール ガイド
================================

バージョン 4.00.UC1 では、Web DataBlade モジュール マニュアルとして
次の 2 つのガイドが用意されています。

  * IBM Informix Web DataBlade Module Administrator's Guide

    このマニュアルでは、ご使用のデータベースに合わせて Web DataBlade モジュールを
    構成する方法を説明します。また、このマニュアルではその他の管理作業
    (アプリケーションでセキュリティを有効にする方法、アプリケーションのパフォーマンス
    改善方法、およびWeb DataBlade モジュールのユーティリティの使用法など) も
    説明します。

  * IBM Informix Web DataBlade Module Application Developer's Guide

    このマニュアルでは、IBM Informix データベースからデータを動的に取得する
    Web 対応データベース アプリケーションの開発方法を説明します。

この 2 つのガイドの PDF 版が
$INFORMIXDIR/web.<version>/doc ディレクトリにあります (この INFORMIXDIR は
Informix メイン ディレクトリを示し、<version> はコンピュータにインストール
されている Web DataBlade モジュールのバージョンを示します)。


III.  Web DataBlade モジュール バージョン 4.13 の新機能
==============================================================

4.13.xC4 の新機能:

o Apache v2.2 32 ビット/64 ビット Webdriver のサポート
o Apache v2.0 64 ビット Webdriver のサポート
o IDS SSL 接続のサポート
o Apache Webserver SSL のサポート
o 32 ビットと 64 ビット間の移行
o 新しいプラットフォームのサポート (x86_64/Linux、IA64/HPUX、x86_64/Solaris)
o 新規インストール
o APB ページ、イメージ、およびタグのバージョン管理および順序付けのサポート

4.13.xC4 より前のフィックスパックの新機能:

Web DataBlade モジュール バージョン 4.13.UC1 の新機能は、
エンタープライズ レプリケーション (ER) での HTML データ型の
サポートです。バージョン 9.30 またはこれ以降のサーバで Web DataBlade
モジュールを登録すると、必要なサポート関数が自動的にデータベース内に
作成されます。この機能の使用法については、「IBM Informix Web DataBlade
Module Administrator's Guide」と「IBM Informix Web DataBlade Module
Application Developer's Guide」の両方で説明します。

Web DataBlade モジュール バージョン 4.13.xC3 でのその他の多数の追加機能について、
以下で簡単に説明します。これらの機能について詳しくは、ドキュメント ノートで
説明しています。
最も重要な新機能は、Apache2 Web サーバの Webdriver サポートです。Apache2
Webdriver は、(CGI や Apache(1) API ではなく) Apache2 API を使用して
データベースに接続し AppPage を実行します。Apache2 Webdriver は、Apache(1)
Webdriver のすべての利点に加え、Apache2 Web サーバのスケーラビリティと新しい
機能性を提供します。Apache2 リリースでは Apache の内部設計が変更
されたため、この 2 つの製品は直接交換可能ではありません。Apache(1)
に対応するように設計および作成された Webdriver は Apache2 をサポートしていません。またこの逆も
同様です。各プラットフォームでの Apache2 Webdriver のサポートについては、
マシン ノートを参照してください。Apache2 サポートが追加されたため、Apache(1) ドライバ
のディレクトリ構造と名前の形式が多少変更されている点に注意してください。詳しくは、
ドキュメント ノートを参照してください。

4.13.xC3 で追加された機能には、多数の新しい変数処理関数の他に、多次元変数と
連想配列があります。多次元変数は、要素に単純 (スカラ) 変数またはベクタ変数
を格納できるベクタ変数です。ベクタ AppPage 変数の場合、配列インデックス
として整数値と同様に文字列 (プロパティ名) も使用できます。プロパティ名は、
ベクタ変数内部のキー値として機能します。サポートされている新しい AppPage
変数処理関数を次に示します。

  o FORMAT: ロケール依存フォーマットおよび GLS フォーマット仕様を使用して、
    数値、通貨、および日付のデータ型をフォーマット設定します。

  o VECSPLIT: 1 つの変数を複数のフィールドに分割します。分割後の各フィールドは
ベクタ変数に入れて戻されます。

  o JOIN: 複数の変数を、区切り記号で区切った 1 つの文字列に結合します。

  o CHARAT: 変数内の指定位置の文字を戻します。

  o VECCOPY: 既存の変数の要素をコピーして新しいベクタ変数を作成します。

  o VECSPLICE: 2 つのソース変数の要素を組み合わせて新しいベクタ変数を
    作成します。

  o VECLEN: ベクタの要素数を戻します。

  o FILEREAD: サーバ ファイルの内容を読み取って変数に入れます。

  o FILEWRITE: 変数の内容をサーバ ファイルに書き込みます。


IV.  IBM INFORMIX データベース サーバとの互換性
===============================================

Web DataBlade モジュール バージョン 4.13.xC4 は、IBM
Informix Dynamic Server バージョン 10.00 またはこれ以降との互換性があります。

DataBlade モジュールは、IBM Informix CSDK バージョン 2.90、IBM
Informix-ESQL バージョン 2.90 を使用してコンパイルされました。

その他の IBM Informix 製品リリースとの互換性については、
技術サポート担当員にお問い合わせください。


V.  Web サーバとの互換性
============================

Web DataBlade バージョン 4.13.xC4 の対応する Webdriver 実装で認定された Web サーバの
バージョンを次の表に示します。
---------------------------------------------------------------------------
| Webdriver 実装  | Web サーバ                                   |
|-------------------------------------------------------------------------|
| Apache Webdriver         | Apache Web Server バージョン 1.3.27 以降   |
|-------------------------------------------------------------------------|
| Apache2 Webdriver        | IBM/APACHE HTTP Server バージョン 2.0 以降  |
|-------------------------------------------------------------------------|
| Apache22 Webdriver       | APACHE HTTP Server バージョン 2.2 以降    |
|-------------------------------------------------------------------------|
| CGI Webdriver            | 任意の CGI 対応 Web サーバ                   |
---------------------------------------------------------------------------

上記の表には、このリリースで認定されている特定の Web サーバがリストされています。
多数の Web サーバとバージョンが使用可能であることから、
このリストを、特定の Web サーバ バージョンの互換性を確認するためのガイドラインとして
ご利用ください。一般に、Web サーバの Webdriver 実装との上位互換性および下位互換性の
両方が実証されています。ただし、上記の表にはサポートが保証されている Web サーバの
バージョンのみがリストされている点に注意してください。

各プラットフォームですべての Webdriver がサポートされているわけではありません。
特定のプラットフォームでの Web サーバ サポートについては、該当するマシン ノートを
参照してください。

IBM HTTP Server (Apache2) は、次の URL からダウンロードできます。
http://www.ibm.com/software/webservers/httpservers/


VI.  Web ブラウザとの互換性
==============================

Web DataBlade モジュールには、表とフォームに関する HTML 3.2 仕様に
準拠するすべての Web ブラウザとの互換性があります。
Web DataBlade Module Administration Tool は、JavaScript 対応ブラウザ
で表示する必要があります。Web DataBlade Module Administration Tool
を起動するには、次のいずれかのブラウザを使用することが推奨されます。
ただしこれは必須ではありません。

   * Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0 以降
   * Mozilla Firefox バージョン 2.0 以降


VII.  オペレーティング システムとの互換性
====================================

オペレーティング システムとの互換性については、マシン ノートを
参照してください。


VIII.  使用すべきでない機能
==========================

Web DataBlade モジュールで使用すべきでない機能を以下に示します。

4.13.xC4 で廃止されたサポート:

  * IDS 9.40 サポートの廃止

  * ISAPI (Microsoft IS Web サーバの Webdriver) サポートの廃止

  * NSAPI (Netscape Web サーバの Webdriver) サポートの廃止

4.13.xC4 より前のフィックスパックで廃止されたサポート:

  * バージョン 3.3x へのアップグレードおよびダウングレードのサポートは廃止されました。

  * APB2/DDW2 スキーマとこれに対応するバージョンの AppPage BUilder のみが
    サポートされています。これより前のバージョンのスキーマとツールの使用は推奨
    されません。「現状のまま」で使用するために、古いバージョンが
    このリリースに組み込まれています。サポートされている構成オプションを使用して
    変更されたデータベース スキーマを使用する Web アプリケーションは引き続きサポート
    されます。
    * 「webcopy」ユーティリティのサポートは廃止されました。

    Web アプリケーションをコピーするときには、常に標準データベース
    ユーティリティ (UNLOAD や LOAD など) を使用することをお勧めします。


IX.  製品ディレクトリにあるマニュアル記載サンプル
====================================================

2 つのガイドに記載されているいくつかのサンプルがディレクトリ
$INFORMIXDIR/extend/web.4.13.UC4/examples にあります。提供されているサンプル
の説明については、ReadMe ファイルを参照してください。特定のサンプルについて
詳しくは、これらのガイドを参照してください。


X.  SB 領域のロギング
=======================

データベースに Web DataBlade モジュールを登録する前に、「onspaces」ユーティリティ
を使用して SB 領域を作成する必要があります。

SB 領域に格納されるデータが正しくログに記録されるようにするため、SB 領域の
作成時に「onspaces」ユーティリティに「-Df LOGGING=ON」パラメータを指定して、
SB 領域のロギングを有効にすることが重要です。

「onspaces」ユーティリティを使用した SB 領域の作成方法について詳しくは、
ご使用のデータベース サーバの管理者ガイドを参照してください。

XI.  DataBlade モジュール バージョン 4.x からバージョン 4.13.xC4 への
       アップグレード
====================================================================

Web DataBlade モジュール バージョン 4.x からバージョン 4.13.xC4 に
アップグレードするには、次の手順に従います。

1.  コンピュータに Web DataBlade モジュール バージョン 4.13.xC4 をインストールします。

    IBM Informix ソフトウェアの翻訳バージョンを使用している場合は、
    コンピュータに該当する Web DataBlade モジュールの各国語サプリメントも
    インストールしてください

2.  データベースでバージョン 4.x の上にバージョン 4.13.xC4 を上書き登録します。

3.  IBM Informix ソフトウェアの翻訳バージョンを使用している場合は、環境変数 CLIENT_LOCALE
    および DB_LOCALE を正しく設定していることを確認してから、Web DataBlade モジュール バージョン
    4.13.xC4 の各国語サプリメントをデータベースに登録します。

4.  Web サーバを停止します。

5.  「websetup」ユーティリティを実行し、ご使用のデータベースと Web サーバに
    合わせて Web DataBlade モジュール バージョン 4.13.xC4 を構成します。

    このステップの詳細な手順については、次の『「websetup」ユーティリティを使用した
    Web DataBlade モジュールの構成』セクションを参照してください。

6.  Web サーバを再起動します。


A.   「websetup」ユーティリティを使用した Web DataBlade モジュールの構成
---------------------------------------------------------------------

このセクションでは、Web DataBlade モジュール 4.x から 4.13.xC4 へのアップグレード
手順のステップ 5 の追加情報を示します。

このセクションでは、「websetup」ユーティリティを使用してご使用のデータベースに
合わせて Web DataBlade モジュールを構成する 2 とおりの手順を説明します。次の段落で
説明するように、いずれか 1 つの手順のみを使用してください。

Web サーバとデータベースの所有者が同じユーザであり、そのユーザとしてログインできる場合、
または「root」ユーザとしてログインできる場合は、1 番目の手順を使用します。Web サーバと
データベースの所有者が異なるユーザであり、「root」ユーザとしてログインできない場合は、
2 番目の手順を使用します。

Web サーバとデータベースの所有者が同じユーザであるか、または「root」ユーザとして
操作できる場合に Web DataBlade モジュールを構成するには、次の手順に従います。

1.  Web サーバとデータベースの所有者が同じユーザである場合は、そのユーザとして
    ログインします。所有者が同じユーザでない場合は、「root」ユーザとして
    ログインします。「root」ユーザとしてログインできない場合は、この手順を使用せず、
    次に説明する手順を使用してください。

2.  ディレクトリ $INFORMIXDIR/extend/web.4.13.UC4/install に移動します。

3.  「websetup」ユーティリティを実行します。

    データベース コンポーネントと Web サーバ コンポーネント
    の両方を構成するため、オプション 1 を選択します。
    このユーティリティでは、アップグレード処理を進める際にさまざまな質問が
    表示され、これらの質問に対する応答に基づいてデータベースが構成されます。

    注: ユーティリティから「web.cnf」ファイルのディレクトリの入力を求めるプロンプトが
    出されたら、4.x の「web.cnf」ファイルが含まれているディレクトリを指定してください。

4.  『DataBlade モジュール バージョン 4.x からバージョン 4.13.UC4 への
   アップグレード』セクションで説明するメインのアップグレード手順のステップ 6 に進みます。

Web サーバとデータベースの所有者がそれぞれ異なるユーザの場合に Web DataBlade モジュールを
構成するには、次の手順に従います。

1.  Web サーバ所有ユーザとしてログインします。

2.  ディレクトリ $INFORMIXDIR/extend/web.4.13.UC4/install に移動します。

3.  「websetup」ユーティリティを実行します。

    Web サーバ コンポーネントを構成するため、オプション 3 を選択します。

    このユーティリティでは、アップグレード処理を進める際にさまざまな質問が
    表示され、これらの質問に対する応答に基づいてデータベースが構成されます。

    注: ユーティリティから「web.cnf」ファイルのディレクトリの入力を求めるプロンプトが
    出されたら、4.x の「web.cnf」ファイルが含まれているディレクトリを指定してください。

4.  「websetup」ユーティリティで構成を完了するための最終手順が表示されたら、
   この手順に従って操作します。

5.  データベース所有者としてログインします。
6.  ディレクトリ $INFORMIXDIR/extend/web.4.13.UC4/install に移動します。

7.  「websetup」ユーティリティを実行します。

    データベース コンポーネントを構成するため、オプション 2 を選択します。

8.  「websetup」ユーティリティで構成を完了するための最終手順が表示されたら、
   この手順に従って操作します。

9.  『DataBlade モジュール バージョン 4.x からバージョン 4.13.UC4 への
   アップグレード』セクションで説明するメインのアップグレード手順のステップ 6 に進みます。


XII.  DataBlade モジュール バージョン 4.13.xC4 からバージョン 4.x への
        ダウングレード
=============================================================

Web DataBlade モジュール バージョン 4.13.UC4 からバージョン 4.x に
ダウングレードするには、次の手順に従います。

1.  ユーザ「informix」としてログインします。

2.  バージョン Version 4.00.UC2 以降にダウングレードする場合はステップ 3 に
    進みます。バージョン 4.00.UC1 にダウングレードするには、次の手順に従います。

      a.  $INFORMIXDIR/extend/web.4.00.UC1 ディレクトリに移動します。

      b.  「objects.sql」ファイルのバックアップ コピーを作成します。

      c.  「objects.sql」ファイルを編集して次のテキストを置換します。

	    webupper(trim(procname))

          上記のテキストを以下のテキストに置換します。

	    webupper(trim(procname)::html)

3.  BladeManager を使用して Web DataBlade モジュール バージョン 4.x に
    ダウングレードします。BladeManager を使用し、Web DataBlade モジュール
    バージョン 4.13.xC4 の上に Web DataBlade モジュール バージョン 4.x を
    上書き登録してダウングレードを実行します。

    IBM Informix ソフトウェアの翻訳バージョンを使用している場合は、
    BladeManager を使用する前に、環境変数 CLIENT_LOCALE および DB_LOCALE に
   ご使用のロケールが正しく設定されていることを確認します。

4.  IBM Informix ソフトウェアの翻訳バージョンを使用している場合は、
    BladeManager を使用して Web DataBlade モジュール バージョン 4.13.xC4
    の各国語サプリメントを登録抹消します。

XIII. 4.12 より前のリリースへのダウングレードまたは Global Tag Cache の無効化
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Global Tag Cache を無効にするには、スクリプト uninstallGlobalTagCache
を実行します。このスクリプトは 1 つの引数 (Global Tag Cache を無効にする
データベースの名前) をとります。

     cd $INFORMIXDIR/extend/web.4.13.UC4/install
     uninstallGlobalTagCache <dbname>

このステップが必要となる 2 種類の状況を次に示します。

    1. web.4.13.xC4 から、Global Tag Cache に対応していない Web DataBlade
       モジュールの古いリリース (4.12 より前のリリース) にダウングレードする場合。

    2. 複数のタグ表を使用しているデータベースに誤って Global Tag Cache 機能を
       インストールした場合 (web.4.13.UC4 では、複数のタグ表に対するGlobal
       Tag Cache 機能はサポートされていません)。

このスクリプトが完了した時点で、ダウングレードする場合は単純に Web DataBlade の古いバージョンを
インストールします。この場合、データベース サーバを停止して再起動する (oninit) 必要はありません。
ただし、Global Tag Cache を無効にした後にも引き続き web.4.13.UC4 を使用する場合は、キャッシュを
クリアして Session Tag Cache 動作を復帰するため、サーバを再起動する必要があります。

上記の手順で uninstallGlobalTagCache スクリプトを実行できなかった場合、直接的な
エラーは発生しませんが、MI_WEBTAGSTABLE または UDR 表を変更しようとすると、
「webchangetag ルーチンを解決できません (Unable to resolve routine webchangetag.)」のような
エラーが発生することがあります。この動作を修正するには、
uninstallGlobalTagCache を実行してデータベース サーバを再起動する必要があります。


XIV.  web.4.13.xC4 の登録抹消
================================

データベースから VERSION web.4.13.xC4 を登録抹消するには、次の手順に従います。

最初に、データベースから webcaptions 表を削除する必要があります。dbaccess 内
から、dbname に接続した状態で次の問合せを実行します。

    > drop table webcaptions;

次に admTool を削除します。

    cd $INFORMIXDIR/extend/web.4.13.UC4/admtool
    dbaccess dbname <removeAdminTool.sql

次に、APB2 スキーマをインストールしている場合はこのスキーマを削除します。

    cd $INFORMIXDIR/extend/web.4.13.UC4/apb2
    dbaccess dbname <removeAPB2schema.sql

これで、blademgr を使用して DataBlade モジュールを登録抹消できます。

    blademgr
    >list dbname
    >unregister web.4.13.UC4
    >bye


XV.  Webdriver および WebExplode 変数の開発時の値と
       実動時の値
===================================================================

Webdriver 構成の Webdriver と WebExplode() の一部の変数には、開発環境
と実動環境で異なる値を使用する必要があります。このような Webdriver 変数と、
その開発時の推奨値と実動時の推奨値を次の表に示します。

デフォルトの Webdriver 構成「apb2」と「ddw」には、これらの変数が自動的に
含まれます。これらの変数の値は開発時の推奨値に設定されます。

---------------------------------------------------------------------------
| Webdriver 変数         | 開発時の               | 実動時の              |
|                        | 推奨値                 | 推奨値                |
|-------------------------------------------------------------------------|
| MI_WEBTAGSCACHE        | off                    | <disable>             |
|-------------------------------------------------------------------------|
| debug_level            | >=2                    | 2                     |
|-------------------------------------------------------------------------|
| extensions             | nocache                | <disable>             |
|-------------------------------------------------------------------------|
| show_exceptions        | on                     | <disable>             |
|-------------------------------------------------------------------------|
| MI_LOOP_MAX            | マシン依存             | マシン依存            |
|-------------------------------------------------------------------------|
| MI_WEBEXPLODE_DEPTH    | 100                    | 100                   |
---------------------------------------------------------------------------

この表の <disable> は、Webdriver 構成で変数を無効にすることを意味します。

これらの Webdriver および WebExplode() の変数について詳しくは、
「IBM Informix Web DataBlade Module Administrator's Guide」および
「IBM Informix Web DataBlade Module Application Developer's Guide」を参照してください。


XVI.  (非推奨) ISAPI Webdriver システム要件
====================================================

ISAPI Webdriver を実行するコンピュータには、Webdriver を最適な状態で実行でする
ために 128 MB 以上の RAM が必要です。


XVII.  MIEXEC タグを使用するための Perl のバージョン
=========================================

AppPage で Perl プログラムを実行するために MIEXEC タグを使用する場合は、
Perl バージョン 5.002 以降を使用します。

コンピュータに現在インストールされている Perl のバージョンを確認するには、
UNIX プロンプトから次のコマンドを実行します。

        perl -e 'print "$]\n"';


XVIII.  WebExplode() トレースをオフにする
========================================

WebExplode() トレース
WebExplode() トレースを完全に無効にするには、MI_WEBEXPLEVEL と
MI_WEBEXPLOG の両方を無効にする必要があります。

MI_WEBEXPLOG が設定されていると、MI_WEBEXPLEVEL が設定されていないか
または無効にされている場合でも、DataBlade モジュールはファイルを開いて
タイム スタンプを挿入します。

WebExplode() 関数のトレースとロギングについて詳しくは、
「IBM Informix Web DataBlade Module Application Developer's
Guide」を参照してください。


XIX.  既知の問題
====================

このセクションでは、このリリースの Web DataBlade モジュールの既知の問題と、
その回避策がある場合は回避策を説明します。

idsdb00133595
Webjp.4.13 ロケール サプリメント キットが 4.13.xC4 で更新されない。

4.13.xC4 で既存のキットを使用する。

idsdb00161632
Windows 32 ビット/64 ビット プラットフォームが 4.13.xC4 に含まれていない

既存の Windows 向けフィックスパックを使用する


XX.  バージョン 4.13.xC1 で修正された問題
=======================================

バージョン 4.13.xC1 で修正された問題を以下に示します。

バグ 112196

「Application Developer's Guide」に記載されているサンプル PERL プログラム serve.pl
は Windows NT でも機能するようになりました。

MI_SESSIONLIFE を設定する方法以外に、session_admin() 関数を指定して AppPage セッションの
存続期間を終了できるようになりました。session_admin() 関数により、
AppPage で現行セッションに関連する一部の管理アクティビティを実行できるようになります。
session_admin() 関数を指定した INTERNAL 属性の使用法の構文を次の例に示します。

    <MIFUNC INTERNAL=session_admin option=value>
    deferred html
    <?/MIFUNC>

有効な名前と値のペアは session_mode と clear または session_mode と end です。

したがって、アプリケーションはこのルーチンを呼び出すリンクをページに組み込む
ことができます。

     <?MIFUNC INTERNAL=session_admin session_mode=end>
     You have ended your session.
     <?/MIFUNC>

バグ 144801

Separate() 関数が、バージョン 3.32 と異なる方法で動作しなくなりました。配列オブジェクトのスペース
は配列オブジェクトの終わりとして扱われません。

バグ 147994

「Application Developer's Guide」の第 7 章にあるサンプル Perl プログラムを実行する場合に、WEBLINT から
「(13) エラー: <MIEXEC> に予期しない属性があります ((13) ERROR: UNEXPECTED ATTRIBUTE FOR <MIEXEC>)」が
報告されなくなりました。

バグ 148231

変数処理関数 XST() および NXST() が常に正しい結果を戻すように
なりました。

バグ 148232

変数処理関数 VECSIZE() が常に正しい結果を戻すようになりました。

バグ 148502

変数が初期化されていない場合でも、変数から値が戻されなくなりました。

バグ 148712

Internet Explorer バージョン 5 でセキュア Apache サーバに接続するときに、
パスワードの入力許可回数が 1 回のみではなくなりました。

バグ 148777

特定の顧客のテスト アプリケーションで Webexplode() によってサーバ アサーション
失敗が発生することがなくなりました。

バグ 149137

変数処理関数 (XST()、NXST()、SEPARATE()、VECSIZE() など) が常に正しい結果を戻すように
なりました。

バグ 149279

Webexplode() 関数と MI_CURRENTROW が常に正しい情報を戻すようになり
ました。

バグ 149367

IBM Informix Dynamic Server バージョン 9.3 を使用するエンタープライズ レプリケーションで、
HTML データ型がサポートされるようになりました。

バグ 149787

Web DataBlade モジュールが米国以外のロケールで登録されている場合に Position()
関数が正しくない値を戻すことがなくなりました。

バグ 149875

デフォルト以外の DB_LOCALE (例: DE_DE.8859-1) が設定されている場合に、Web DataBlade を
ローカライズせずに実行するときに websetup が失敗することがなくなりました。
バグ 151183

負荷が高い状況で、Perl スクリプトを実行する MIEXEC タグがエラー -937
(WEBRMT リモート プロセスが終了しました (WEBRMT remote process terminated)) で失敗することがなくなりました。

バグ 153299

ラージ オブジェクト キャッシュが有効であり、ファイル システム上のすべてのユーザ可読ファイルを
ブラウザで表示できる場合に、セキュリティの問題が発生することがなくなりました。

バグ 153324

iPlanet バージョン 6.0 を使用している場合に、websetup で Webdriver の
インストールが失敗することがなくなりました。

バグ 153668

Solaris において、DDW スキーマ ファイルでコメント化されていない行が原因で
誤解を招く可能性があるエラー メッセージが出されることがなくなりました。

バグ 153752

html-column のサイズが 8000 バイトの倍数である HTML 列から選択する操作で、
エラー「(UWEBF) - メモリ:(gatherHtml) チャンク サイズが 0 です
((UWEBF) - MEMORY:(gatherHtml) chunk size is 0)」が戻されることがなくなりました。

バグ 153926

websetup で、websetup の新規実行を妨げる可能性がある一時内部ファイル
が残ることがなくなりました。


XXI.  バージョン 4.13.xC2 で修正された問題
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バージョン 4.13.xC2 で修正された問題を以下に示します。

バグ 155221

Webdriver が、IBM Informix Dynamic Server に渡される問合せの作成に使用
される入力データを完全に解析できるようになりました。特定の文字の組合せを使用することで
Webdriver 内での SQL 問合せの作成が省略されることがなくなりました。つまり、
意図しない問合せが Webdriver に作成および実行のために渡されることがありません。


XXII.  バージョン 4.13.xC3 で修正された問題
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バージョン 4.13.xC3 で修正された問題を以下に示します。

バグ 130371

?WEBDRIVER_VERSION を要求するブラウザですべての Webdriver のバージョン情報が
戻されるようになりました。ドライバは次のように応答します。

  Status: 500
  Webdriver version: ... (version info) ...

バグ 134204

AppPage のセッション期間を、内部 MIFUNC ルーチン session_admin 関数を使用して
終了できるようになりました。この関数は、4.10 リリース以降の製品に組み込まれており、
「IBM Informix Web DataBlade Module Application Developer's Guide」にその説明があります。

バグ 153098

4.11 リリース以降、Apache の DSO (Dynamic Shared Object) 機能がサポート
されるようになりました。

バグ 155525

Weblint で、COND 式が処理可能な引数の数を超えているページでセグメンテーション違反が
発生しなくなりました。

バグ 156000

Web DataBlade スキーマに冗長なインデックス WBRESPROJIDI が含まれなくなりました。

バグ 156003

セッション Cookie のパスと期間が設定可能になりました。

1. 特定のパスを持つセッション Cookie を生成するには、
「session_home」に任意の値を設定します。この時点で、
Webdriver は Cookie パスを現行マップ パスに設定します。

2. セッション Cookie の有効期限を設定するには、セッション Cookie が
アクティブなマップごとに「session_life」変数を設定します。

バグ 156006

セッション変数に、特殊文字を含む文字列を割り当てることができるようになりました。
このように割り当てるには、新しい AUTO_ENC_SESSVAL を「on」に設定します。
これにより、文字列が自動的にエンコードされます。

バグ 156051

ブール型を戻す UDR タグが、表示のために正しくキャストされるようになりました。
バグ 156085

8 要素よりも長いベクタ変数を MISQL の PREPARE 属性に渡すことができるように
なりました。
バグ 156257

空のストリングが設定されているセッション変数が削除されることが
なくなりました。

バグ 156408

Webpwcrypt では、Windows プラットフォームの 8 文字以上のパスワードがサポートされる
ようになりました。

バグ 157414

FILETOHTML 関数がメモリ ブロックを 2 回解放することがなくなりました。

バグ 157728

MIEXEC が、ストレス状態で Perl スクリプトを正しくサポートするようになりました。

バグ 158599

Webexplode() は、AppPage 展開の長期実行時に、
1 秒あたり 1 回以上、他の関数に処理を明け渡します。

バグ 158669

accept_cookie の値が構成から読み取られるようになりました。

バグ 159242

Webconfig 検証で、web.cnf ファイルのグローバル セクションの DBCONNTIMEOUT が
認識されるようになりました。

バグ 159844

SQLEXEC スレッドが別の CPU VP に移行される場合、webexplode の処理中に
PREPARE 文で処理された文を実行するとアサーション失敗が発生することがなくなりました。

バグ 161227

Web DataBlade で、SELECT または UNLOAD の実行中に
HTML データが含まれている表に可能な限り多くのメモリが割り当てられることが
なくなりました。

バグ 162072

websetup が常に /usr/bin/tr を実行するようになりました。したがって websetup が
/usr/xpg4/bin/tr を実行することがないため、websetup が失敗しなくなりました。

バグ 162072

HDR 主サーバとして構成されている IDS 9.40 では、データベース セッションにより
インデックス付き列を持つ表が作成されるたびに、websetup によるデータ挿入が失敗
していました。この場合、主サーバから副サーバにインデックスが転送されるまでインデックス
がロックされ、この間のデータ挿入はすべて失敗していました。DataBlade の登録および
セットアップ中に実行されるすべての DB セッションではロック モードが待機に設定
されるようになりました。

バグ 162105

変数名の前に $ 記号が付いていない場合、VECAPPEND 関数により、
ベクタの終わりに新しいベクタ要素が付加されるようになりました。

バグ 162111

Webdriver で、ifxw_free(set) を 2 回呼び出すことでヒープが破損することが
なくなりました。

バグ 162718

multipart/from を使用してアップロードされたファイルで、次のオブジェクトのデータが結合されることが
なくなりました。

バグ 163140

Web.def に、deepcopy と tagcache のエントリが追加されました。

バグ 163141

Bill-of-Materials の Windows ポートに関する内容が正しくなりました。

バグ 163227

Apache 2 のサポートが追加されました。

163436

壊れた SQL 文がマルチ CPU Windows プラットフォームのバックエンドに渡される
ことがなくなりました。以前のリリースでは、非常に負荷が高い特定の状態で
このように渡されることがありました。

165632

複数のセッションの更新が同時に実行されるときにセッション変数が破損することがなくなり
ました。

166383

Webdriver が、IBM Informix Dynamic Server に渡される問合せの作成に使用
される入力データを完全に解析できるようになりました。これは、4.13.UC2 の 155221
では対応しない追加ケースに対応しています。

166526

一部のプラットフォームでは、アサーション エラーによって webpwcrypt 関数が
失敗することがありました。この問題が解決されました。

XXIII.  バージョン 4.13.xC4 で修正された問題
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idsdb00087104、idsdb00147286、idsdb00148400、idsdb00148247、idsdb00148249
64 ビットと 32 ビットの移行が失敗する。

idsdb00147634
同一 company.com ドメインの、アンダスコアまたは数字から始まる Cookie 名によって
apb ページが失敗することがある。

idsdb00146367
websetup が IBM HTTP Server v6 を認識する必要がある。

idsdb00144960
ネストされた変数処理式の結果としてリークが発生し、仮想メモリがすべて消費されることがある。

idsdb00143586
イメージ コンテンツを取得するときに、CONTENT TYPE 値が破損する。

idsdb00136369
すべての Blade 関数呼出しに対し、AIX ポートのスタックが <NOSYMTAB> を示す。

idsdb00132492
APB 2.0 で「最終変更者 (Last changed by)」フィールドにデータが追加されない。


XXIV. Web DataBlade モジュール Web サイト
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 Informix Web DataBlade モジュールの一般情報は、次のサイトで確認できます。
 http://www.ibm.com/software/data/informix/blades/web/