SSL 暗号スイート仕様ファイルの作成
SSL によって使用される暗号スイートのリストを指定するために、SSL 暗号スイート仕様ファイルを作成できます。 SSL が TCP/IP 接続に使用される場合、TCP/IP 接続を定義するリソースの CIPHERS 属性で暗号スイート仕様ファイルの名前を指定できます。
手順
結果
暗号スイート仕様ファイルが作成されました。 SSL 暗号スイート・ファイルは複数のリソースが使用できます。 仕様ファイルを使用するリソースが初めてインストールされるときに、ファイルが zFS から読み取られ、解析されます。 この解析中に、エラーがあればフラグが立てられます。 ファイルが有効である場合、リソースがインストールされ、そのファイルに関連付けられている新しい制御ブロックに暗号情報が保管されます。 同じ暗号ファイルを使用する後続のリソースがインストールされると、制御ブロックにキャッシュされた情報が使用されます。
次のタスク
暗号スイート仕様ファイル内の暗号スイートのリストを更新する場合は、ファイルを直接編集できますが、更新されたリストを有効にするには、 CICS を再始動する必要があります。 START システム初期設定パラメーターが INITIAL、COLD、AUTO のいずれに設定されている場合でも、開始のタイプに合わせてファイルの再読み取りが行われます。
CICSを再始動せずにリソースの暗号スイートのリストを更新するには、新しい仕様ファイルを使用する必要があります。
- 新しい暗号スイート仕様ファイルを作成します。 ファイル名がこの CICS システムによってロードされていないことを確認してください。
- 既存のリソース定義を、新規ファイルを参照するように更新します。 例えば、
CIPHERS(newciphers.xml)を指定して CREATE TCPIPSERVICE コマンドを発行します。 - リソース定義を再インストールします。