CMCI エスケープ・シーケンス

CMCI の URI では特定の文字が制限されます。そのような文字については、パーセント文字 (%) とそれに続く 16 進値から成るエスケープ・シーケンスで置換する必要があります。

以下の表に、制限される文字とその 16 進エスケープ・シーケンスをリストします。

表 1. 制限付き文字とそれに対応するエスケープ・シーケンス
文字	エスケープ・シーケンス	文字	エスケープ・シーケンス
スペース	%20	. (ピリオド)	%2E
!	%21	/	%2F
#	%23	: (コロン)	%3A
$	%24	; (セミコロン)	%3B
%	%25	<	%3C
&	%26	=	%3D
' (単一引用符)	%27	>	%3E
(	%28	?	%3F
)	%29	@	%40
*	%2A	[	%5B
+	%2B	]	%5D
, (コンマ)	%2C	¬ (否定)	%AC
- (負符号)	%2D

例

以下の例は、エスケープ文字でエンコードする前と後の CICS® 管理クライアント・インターフェース URI からの基準ストリングを示しています。

前：

CRITERIA=(TRANID=P* AND PROGRAM=PAY* AND STATUS=ENABLED) AND
((USECOUNT>0 AND STGVCNT>0) OR NOT RESTARTCNT=0)

エンコード後:

CRITERIA=%28TRANID%3DP%2A%20AND%20PROGRAM%3DPAY%2A%20AND%20STATUS%3DENABLED%29%20AND%20
%28%28USECOUNT%3E0%20AND%20STGVCNT%3E0%29%20OR%20NOT%20RESTARTCNT%3D0%29

以下の例は、エスケープ文字でエンコードする前と後の、CICS 管理クライアント・インターフェースの URI からのパラメーター・ストリングを示しています。

前：

PARAMETER=STARTDATE(07/17/2006) STARTTIME(17:00) INTERVAL(300)

エンコード後:

PARAMETER=STARTDATE%2807%2F17%2F2006%29%20STARTTIME%2817%3A00%29%20INTERVAL%28300%29

インターフェースは、基準ストリングとパラメーター・ストリングの最後にある任意指定のピリオド (%2E) もサポートしています。