REXX の一般的な概念
REstructured eXtended eXecutor (REXX) 言語は、コマンド・プロシージャー、アプリケーション・フロントエンド、ユーザー定義マクロ (エディターのサブコマンドなど)、ユーザー定義 XEDIT サブコマンド、プロトタイピング、およびパーソナル・コンピューティングに特に適しています。
REXX は、PL/I のような汎用プログラミング言語です。 REXX には、IF、SELECT、DO WHILE、および LEAVE などの通常の構造化プログラミング命令と、いくつかの便利な組み込み関数があります。
この言語で作成するプログラムの形式に、制限はありません。 1 行に複数の文節を置くことも、1 つの文節が複数行に渡ることもできます。 字下げを行うこともできます。 したがって、プログラムの構造がはっきり分かる形式でコーディングすれば、プログラムを読みやすくすることができます。
変数の値は、使用可能なストレージにすべての変数が収容できる範囲であれば、 その長さに制限はありません。
実際の最大値: 単一のストレージ要求が 16 MB 境界の固定限度を超えることはできません。 この限度は、変数にすべての制御情報を加えたもののサイズに適用されます。 また、数値結果を保持するために取得されるバッファーにも適用されます。
記号 (変数名) の長さは、250 文字までに制限されています。
NAME.Y.ZY および Z は、変数の名前または定数シンボルにすることができます。REXXプログラムは、REXXファイル・システム・ディレクトリまたはMVSパーティション・データセットに存在することができる。 通常、REXX プログラムのファイル・タイプは、 EXEC です。
REXX プログラムは、言語処理プログラム (解釈プログラム) が実行します。 つまり、プログラムは、別の形式に変換 (コンパイル) されることなく、行単位およびワード単位で処理されます。 これには、プログラムが構文エラーで失敗した場合にエラー個所が明確に示されるという利点があります。 ユーザーが問題を理解して解決するのに役立ちます。