INQUIRE PROGRAM

プログラム、マップ・セット、または区画セットに関する情報を取得します。

INQUIRE PROGRAM

構文図を読むビジュアル構文図をスキップINQUIRE PROGRAM( data-value)APIST(CVDA)APPLICATION(data-area)APPLMAJORVER(data-area)APPLMINORVER(data-area)APPLMICROVER(data-area)CEDFSTATUS(CVDA)CHANGEAGENT( CVDA)CHANGEAGREL( data-area)CHANGETIME( data-area)CHANGEUSRID( data-area)COBOLTYPE(CVDA)COPY(CVDA)CONCURRENCY(CVDA)DATALOCATION(CVDA)DEFINESOURCE( data-area)DEFINETIME( data-area)DYNAMSTATUS(CVDA)ENTRYPOINT(ポインター参照)EXECKEY(CVDA)EXECUTIONSET(CVDA)HOLDSTATUS(CVDA)INSTALLAGENT( CVDA)INSTALLTIME( data-area)INSTALLUSRID( data-area)JVMCLASS(data-area)JVMPROFILE(data-area)JVMSERVER(data-area)LANGDEDUCED(CVDA)LANGUAGE(CVDA)LENGTH(data-area)LIBRARY(data-area)LIBRARYDSN(data-area)LOADPOINT(ポインター参照)LPASTATUS(CVDA)OPERATION(data-area)PLATFORM(data-area)PROGTYPE(CVDA)REMOTENAME(data-area)REMOTESYSTEM(data-area)REPLICATION(CVDA)RESIDENCY(CVDA)RESCOUNT(data-area)RUNTIME(CVDA)SHARESTATUS(CVDA)STATUS(CVDA)TRANSID(data-area)USECOUNT(data-area)

条件: APPNOTFOUND、END、ILLOGIC、NOTAUTH、PGMIDERR

CVDA の使用について詳しくは、 CICS値データ域 (CVDA)を参照してください。

このコマンドはスレッド・セーフです。

説明

INQUIRE PROGRAM コマンドは、 CICS® 領域にインストールされている特定のプログラム、マップ・セット、または区画セットに関する情報を返します。 これらのリソースはすべてロード・モジュールであるため、 CICS は 3 つすべてに同じ INQUIRE コマンドを使用します。 混乱を避けるために、モジュールという語は、オプションが実行可能プログラムのみに適用される場合を除き、照会の対象を指しています。

CICS は、リソース定義と (該当する場合は) ロード・モジュールの両方から要求した情報を判別します。 競合がある場合は、モジュールからの情報が定義内の情報より優先されます。 ただし、 CICS は、モジュールが既にロードされていて、現在使用可能なコピーである場合にのみ、そのモジュールを検査します。 CICS は、 INQUIRE PROGRAM コマンドのロードを行わず、定義されていないリソースの自動インストールを試行しません。

SET PROGRAM NEWCOPY コマンドまたは SET PROGRAM PHASEIN コマンドがプログラムに対して発行されてから、そのプログラムの新規コピーがロードされるまでに、INQUIRE PROGRAM コマンドがその同じプログラムに対して発行される場合、INQUIRE PROGRAM コマンドによって戻される特定の情報項目は、そのプログラムの古いコピー (ある場合) のものです。 これは、ロード・モジュールに関連する情報、すなわち ENTRYPOINTLENGTHLIBRARYLIBRARYDSN、および LOADPOINT オプションに適用されます。 ロード・モジュールの新規コピーに関する情報は、再ロードが完了した後にのみ戻されます。これは、ロード・モジュールが次に参照されるときです。 ロード・モジュールを指定する次の LINKXCTLLOADENABLE、または BMS コマンドにより、モジュールは再ロードされます。

ブラウズ

INQUIRE PROGRAM コマンドでブラウズ・オプションの START、AT、NEXT、および END を使用することにより、システム内のプログラム、マップ・セット、および区画セットの定義をブラウズできます。 ブラウズ・モードでは、定義はアルファベット順で返され、希望する場合は AT オプションを使って開始点を指定できます。 ブラウズに関する一般情報 (構文、例外条件、および例を含む) については、 リソース定義の参照 を参照してください。

アプリケーションの専用リソース

プラットフォーム上にインストールされたアプリケーションの一部として定義されたプログラムは、そのアプリケーションのそのバージョン専用です。 サポートされるリソース・タイプ (プログラムを含む) の場合、アプリケーション・バンドルの一部として、またはアプリケーション・バインディング・バンドルの一部として、アプリケーションの一部としてパッケージされてインストールされる CICS バンドルにリソースが定義されていると、そのリソースは専用になります。 プラットフォーム上にデプロイされたアプリケーションのタスクによって自動インストールされたプログラムも、そのアプリケーションのそのバージョン専用です。 他の方式で定義されたプログラムはすべてのタスクが共用可能であり、共通プログラムと呼ばれます。 アプリケーション・エントリー・ポイントとして宣言された専用プログラムは、アプリケーション・エントリー・ポイントのステートメントを含む CICS バンドルが使用可能になると、公用プログラムになることに注意してください。

専用リソースを照会またはブラウズするために、リソース・タイプに対する EXEC CICS INQUIRE システム・プログラミング・コマンドを使用できます。 デフォルトでは、 CICS は、 EXEC CICS INQUIRE コマンドが発行されたプログラムで使用可能なリソースを検索します。 指定したアプリケーションの専用リソースをブラウズすることも選択できます。

  • 共通プログラムから EXEC CICS INQUIRE PROGRAM コマンドを発行すると、指定した共通 PROGRAM リソースに関する情報が戻されます。 PROGRAM リソースが共通リソースとして使用可能でない場合は、PGMIDERR 状態が戻されます。
  • アプリケーション・コンテキストで実行されているプログラムから EXEC CICS INQUIRE PROGRAM コマンドを発行すると、そのアプリケーション用の指定した専用 PROGRAM リソースに関する情報が戻されます (リソースが存在する場合)。 その名前の専用 PROGRAM リソースをアプリケーションが持っていない場合は、指定した名前の共通 PROGRAM リソースに関する情報が戻されます。 そのアプリケーションの専用 PROGRAM リソースとしても共通 PROGRAM リソースとしてもリソースが使用可能でない場合は、PGMIDERR 状態が戻されます。
  • EXEC CICS INQUIRE PROGRAM コマンドをブラウズ・モードで使用する場合、戻されるリソースは、コマンドが発行されたプログラムと、特定のアプリケーション・コンテキストが指定されているかどうかに依存します。 別のアプリケーション・コンテキストでのブラウズの例を含め、専用リソースのブラウズについて詳しくは、 リソース定義のブラウズを参照してください。

リソース・シグニチャー

このコマンドを使用して、リソース・シグニチャー・フィールドを検索することができます。 これらのフィールドを使用すると、リソースの定義時、インストール時、および最終変更時の詳細データを収集して、リソースを管理できます。 詳しくは、 リソースの監査を参照してください。 リソース・シグニチャー・フィールドは BUNDLE、CHANGEAGENT、CHANGEAGREL、CHANGETIME、CHANGEUSRID、DEFINESOURCE、DEFINETIME、INSTALLAGENT、INSTALLTIME、および INSTALLUSRID です。 リソース・シグニチャー・フィールドの内容について詳しくは、 リソース・シグニチャー・フィールド値の要約 を参照してください。

オプション

APIST(cvda) (プログラムのみ)
インストール済みプログラム定義の API 属性を示す CVDA 値を戻します。 API 属性は、アプリケーション・プログラム、PLT プログラム、ユーザー置換可能モジュール、およびタスク関連ユーザー出口に使用されます。 API 属性は、グローバルなユーザー出口には使用されません。

インストール済み PROGRAM リソース上の、タスク関連ユーザー出口プログラムに関する API 属性は、ENABLE コマンド上で指定されているオプションによって変更されません。 タスク関連ユーザー出口プログラムの場合、 CICS は常に、プログラム・リソース定義で定義された値を使用して CVDA を返します。

SPI を使用するプログラムの API 属性は変更できません。 API 属性を変更するには、 CICS PROGRAM リソース定義またはプログラム自動インストール・モデルでプログラムの API オプションを再定義し、定義を再インストールする必要があります。 CVDA 値は以下のとおりです。

CICSAPI
このプログラムは、 CICS が許可したアプリケーション・プログラミング・インターフェースのみを使用するように制限されています。 プログラムを CONCURRENCY(QUASIRENT) で定義した場合、そのプログラムは常に準再入可能 (QR) TCB で実行されます。 プログラムが CONCURRENCY (THREADSAFE) として定義されている場合は、適切と判断された時点で CICS によって使用されている TCB で実行されます。 プログラムが CONCURRENCY(REQUIRED) として定義されている場合は、常に L8 オープン TCB 上で実行されます。
OPENAPI
プログラムは、 CICS で許可されたアプリケーション・プログラミング・インターフェースのみに制限されません。 CICS は、EXECKEY 設定に応じて、独自の L8 または L9 モードのオープン TCB でプログラムを実行します。 CICS コマンドの実行時に CICS が QR TCB への切り替えを必要とする場合、制御をアプリケーション・プログラムに戻す前にオープン TCB に戻ります。

OPENAPI では、プログラムがスレッド・セーフ標準に適合するようにコード化され、CONCURRENCY(THREADSAFE) または CONCURRENCY(REQUIRED) を指定して定義される必要があります。 以前のリリースとの互換性が考慮され、CONCURRENCY(THREADSAFE) は許可されていますが、OPENAPI と共に CONCURRENCY(REQUIRED) を使用するオプションが推奨されています。

APPLICATION (データ域)
アプリケーション・コンテキストのアプリケーション名エレメントを指定または戻します。 このアプリケーション名は、64 文字以内の長さで指定することができます。
プラットフォーム上にデプロイされたアプリケーションの専用リソースをブラウズするには、ブラウズ・コマンド START で APPLICATION、APPLMAJORVER、APPLMINORVER、APPLMICROVER および PLATFORM オプションを使用して、リソースをブラウズするアプリケーションのプラットフォーム、アプリケーション名、および完全バージョン番号を指定します。
共通 PROGRAM リソースの照会の場合、APPLICATION、APPLMAJORVER、APPLMINORVER、APPLMICROVER、および PLATFORM オプションは、プログラムがアプリケーション・エントリー・ポイントとして定義されたアプリケーションの名前、バージョン番号、およびプラットフォームを返します。 OPERATION オプションは、アプリケーション内の関係のあるオペレーションの名前を返します。 プログラムがアプリケーション・エントリー・ポイントとして定義されていない場合、APPLICATION は 64 個のブランクを返します。
APPLMAJORVER (データ域)
アプリケーション・コンテキストのアプリケーション・メジャー・バージョン・エレメントをフルワード・バイナリー形式で指定または戻します。 共通 PROGRAM リソースの照会の場合、プログラムがアプリケーション・エントリー・ポイントとして定義されていなければ、APPLMAJORVER は値 -1 を戻します。
APPLMINORVER (データ域)
アプリケーション・コンテキストのアプリケーション・マイナー・バージョン・エレメントをフルワード・バイナリー形式で指定または戻します。 共通 PROGRAM リソースの照会の場合、プログラムがアプリケーション・エントリー・ポイントとして定義されていなければ、APPLMINORVER は値 -1 を戻します。
APPLMICROVER (データ域)
アプリケーション・コンテキストのアプリケーション・マイクロ・バージョン・エレメントをフルワード・バイナリー形式で指定または戻します。 共通 PROGRAM リソースの照会の場合、プログラムがアプリケーション・エントリー・ポイントとして定義されていなければ、APPLMICROVER は値 -1 を戻します。
CEDFSTATUS(cvda) (プログラムのみ)
モジュールが実行診断機能 (EDF) の下で実行される場合に、EDF トランザクションによるアクションを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
CEDF
EDF 診断画面が表示されます。 EDF オプションを使用してプログラムが変換された場合は、すべての EDF 画面が表示されます。 NOEDF を使用してプログラムが変換された場合は、プログラムの開始画面と終了画面だけが表示されます。
NOCEDF
EDF 画面は表示されません。
NOTAPPLIC
モジュールがリモート・プログラム、マップ・セット、または区画セットなので、EDF は適用されません。
CHANGEAGENT (cvda)
リソース定義を最後に変更したエージェントを識別する CVDA 値を戻します。 有効な値は、以下のとおりです。
AUTOINSTALL
リソースは自動インストールされました。
CREATESPI
リソース定義は、 EXEC CICS CREATE コマンドによって最後に変更されました。
CSDAPI
リソース定義は、CEDA トランザクション、または DFHEDAP に対するプログラマブル・インターフェースによって最後に変更されました。
CSDBATCH
リソース定義は、DFHCSDUP ジョブによって最後に変更されました。
DREPAPI
リソース定義は CICSPlex ® SM BAS API コマンドによって最後に変更されました。
DYNAMIC
リソース定義は、Link to Liberty アプリケーションによって最後に変更されました。
SYSTEM
リソース定義は、CICS または CICSPlex システムによって最後に変更されました。
CHANGEAGREL (データ域)
リソース定義が最後に変更されたときに実行されていた CICS リリースの 4 桁の数値を返します。
CHANGETIME (データ域)
リソース定義の最終変更時のタイム・スタンプを表す ABSTIME 値を戻します。 ABSTIME 値の形式について詳しくは、 FORMATTIMEを参照してください。
CHANGEUSRID (データ域)
変更エージェントを実行した 8 文字のユーザー ID を戻します。
COBOLTYPE(cvda) (プログラムのみ)
モジュールが COBOL プログラムの場合に、そのモジュールが作成された COBOL のタイプを示す CVDA 値を戻します。 ロード・モジュールを検査してタイプを判別します。 CVDA 値は以下のとおりです。
COBOL
モジュールは OS/VS COBOL プログラムです。 (OS/VS COBOL プログラムは、この CICS Transaction Server バージョンでは実行できません。)
COBOLII
モジュールは、VS COBOL II またはそれ以降の COBOL コンパイラーでコンパイルされた COBOL プログラムです。
NOTAPPLIC
モジュールはロードされており COBOL プログラムではないか、モジュールはまだロードされておらず COBOL プログラムとして定義されていません。
NOTINIT
モジュールは COBOL プログラムとして定義されていますが、まだロードされていないので、タイプを判別できません。
CONCURRENCY
インストール済みプログラム定義の並行性の属性を示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
QUASIRENT
プログラムは準再入可能として定義され、 CICS QR TCB の下でのみ実行できます。
THREADSAFE
プログラムはスレッド・セーフとして定義されており、プログラムに制御が付与されるときにユーザー・タスクによって使用されるどの TCB の下でも実行できます。 これは、オープン TCB または CICS QR TCB のいずれかです。
REQUIRED
プログラムはスレッド・セーフとして定義されており、オープン TCB で実行する必要があります。 使用されるオープン TCB のタイプは、API 設定によって異なります。
注:
  1. プログラムがまだロードされていない (または、NEWCOPY 要求か PHASEIN 要求の後で再ロードされるのを待っている) 場合、並行性の属性はインストール済みのプログラム・リソース定義から派生します。 プログラム定義のデフォルトは QUASIRENT であることに注意してください。 ただし、Language Environment ® 準拠のプログラムの場合は、最初に定義された並行性は、後でプログラムがロードされるときにオーバーライドされる可能性があります。 CICS が、プログラム自体に Language Environment ランタイム・オプションによって定義された CONCURRENCY 値が含まれていることを検出した場合、インストールされたプログラム・リソース定義は Language Environment ランタイム・オプションによって更新されます。
  2. インストール済みプログラム・リソース定義上の CONCURRENCY 属性は、FORCEQR システム初期設定パラメーターによって変更されません。 CICS は、FORCEQR=YES が指定されている場合でも、スレッド・セーフ定義のプログラムに対して THREADSAFE の CVDA を戻します。
  3. インストール済みプログラム・リソース定義上の、タスク関連ユーザー出口プログラムに関する CONCURRENCY 属性は、ENABLE コマンド上で指定されているオプションによって変更されません。 タスク関連ユーザー出口プログラムの場合、 CICS は常に、プログラム・リソース定義で定義された値を使用して CVDA を返します。

    SPI を使用してプログラムの並行性属性を変更することはできません。EXEC CICS SET PROGRAM コマンドでは、CONCURRENCY オプションはサポートされていません。 並行性を変更するには、 CICS プログラム・リソース定義またはプログラム自動インストール・モデルでプログラムの CONCURRENCY オプションを再定義してから定義を再インストールする必要があります。

COPY (cvda)
モジュールを使用できるようにするにはそのモジュールの新規コピーが必要かどうかを示す CVDA 値を戻します。 この要件は、 CICS がモジュールをロードしようとして検出できなかった後に発生します。これは、 CICS がモジュールに ロード不能 のマークを付けて、それ以上のロード試行のオーバーヘッドを回避するためです。 再度モジュールを使用可能にするには、SET PROGRAM COPY コマンドか同等の CEMT コマンドを発行します。 その前に、DFHRPL または動的 LIBRARY 連結内のいずれかのライブラリー内にプログラムがあることを確認します。 CVDA 値は以下のとおりです。
NOTREQUIRED
新規コピーは不要です。 この CVDA 値は、JVM で実行される Java™ プログラムに対して常に返されます。
REQUIRED
新規コピーが必要です。
DATALOCATION(cvda) (プログラムのみ)
このモジュールが 16 MB を超えるデータ・アドレスを受け入れることができるかどうかを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
ANY
このプログラムは 16 MB を超えるアドレスを受け入れることができます。
BELOW
プログラムは、 CICS から戻されたデータ・アドレスが 16 MB 未満であることを必要とします。
NOTAPPLIC
モジュールがリモート・プログラム、マップ・セット、または区画セットなので、このオプションは適用されません。
DEFINESOURCE (データ域)
リソース定義の 8 文字のソースを戻します。 DEFINESOURCE 値は CHANGEAGENT 値に依存します。 詳しくは、 リソース・シグニチャー・フィールド値の要約を参照してください。
DEFINETIME (データ域)
リソース定義の作成時のタイム・スタンプを表す ABSTIME 値を戻します。
DYNAMSTATUS(cvda) (プログラムのみ)
プログラムがプログラム・リンク要求の対象である場合に、要求を動的にルーティングできるかどうかを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
DYNAMIC
プログラムがプログラム・リンク要求の対象である場合、 CICS 動的ルーティング・プログラムが呼び出されます。 リモート・サーバー領域が LINK コマンドの SYSID オプションで明示的に名前指定されていない場合は、ルーティング・プログラムはそのプログラムが実行する領域に要求をルーティングできます。
NOTDYNAMIC
プログラムがプログラム・リンク要求の対象である場合、動的ルーティング・プログラムが呼び出されません。

分散プログラム・リンク (DPL) 要求の場合、PROGRAM 定義の REMOTESYSTEM オプションか LINK コマンドの SYSID オプションで、プログラムが実行するサーバー領域を明示的に指定しなければなりません。指定しないと、デフォルトのローカル領域になります。

DPL 要求の動的ルーティングについては、 DPL 要求の動的ルーティングを参照してください。

ENTRYPOINT (ptr-ref)
モジュールがロードされている場合に、モジュールのエントリー・ポイントを戻します。 CICS プログラム・ロード・サービスは、ロード・モジュールのアドレッシング・モードに従ってエントリー・ポイントを設定します。
  • AMODE(24): ビット 0 は 0、ビット 31 は 0。
  • AMODE(31): ビット 0 は 1、ビット 31 は 0。
  • AMODE(64): ビット 0 は 0、ビット 31 は 1。

モジュールがロードされていないか、リモート・プログラムであるか、または JVM で実行される Java プログラムである場合は、NULL ポインター (X'FF000000') が戻されます。

EXECKEY(cvda) (プログラムのみ)
モジュールが実行可能プログラムの場合、そのモジュールのストレージ・キーを示す CVDA 値を戻します。 ストレージ・キーは、他の変数に応じて、プログラムがアクセスできるストレージ域を制限できます。 INQUIRE TASK コマンドと INQUIRE TRANSACTION コマンドの ISOLATEST オプション、INQUIRE SYSTEM コマンドの STOREPROTECT オプションと TRANISOLATE オプション、および「 CICS ストレージ保護とトランザクション分離」のストレージ保護に関する一般的な説明を参照してください。 CVDA 値は以下のとおりです。
CICSEXECKEY
プログラムは CICS キーで実行されます。
NOTAPPLIC
モジュールはリモート・プログラム、マップ・セット、または区画セットです。
USEREXECKEY
プログラムはユーザー・キーで実行します。
EXECUTIONSET(cvda) (プログラムのみ)
モジュールが CICS API の分散プログラム・リンク・サブセットに制限されているかどうかを示す CVDA 値を戻します。 EXECUTIONSET オプションは、実行可能プログラムのみに適用され、プログラムがローカルに呼び出される場合にのみ API を管理します。 リモートに呼び出される場合、つまり、分散プログラム・リンクによって呼び出されるプログラム以下のレベルで実行する場合、プログラムは常にこのサブセットに制限されます。 CVDA 値は以下のとおりです。
DPLSUBSET
プログラムは常に制限されます。
FULLAPI
プログラムはリモートに呼び出される場合にのみ制限されます。
NOTAPPLIC
モジュールがリモート・プログラム、マップ・セット、または区画セットなので、EXECUTIONSET は適用されません。
HOLDSTATUS (cvda)
モジュールのコピーが HOLD オプションを指定して現在ロードされているかどうかを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
HOLD
HOLD オプションを指定してコピーが現在ロードされています。
NOHOLD
HOLD オプションを指定してコピーが現在ロードされていません。
NOTAPPLIC
モジュールが現在ロードされていないか、またはリモート・プログラムです。
INSTALLAGENT (cvda) (INSTALLAGENT (cvda))
リソースをインストールしたエージェントを識別する CVDA 値を戻します。 有効な値は、以下のとおりです。
AUTOINSTALL
リソースは自動インストールされました。
BUNDLE
リソースは、バンドルのデプロイメントによってインストールされました。
CREATESPI
リソースは、 EXEC CICS CREATE コマンドによってインストールされました。
CSDAPI
リソースは、CEDA トランザクション、または DFHEDAP に対するプログラマブル・インターフェースによってインストールされました。
DYNAMIC
リソース定義は、Link to Liberty アプリケーションによって最後にインストールされました。
GRPLIST
リソースは GRPLIST INSTALLによってインストールされました。
SYSTEM
リソースは、CICS または CICSPlex SM システムによってインストールされました。
INSTALLTIME (データ域)
リソースのインストール時のタイム・スタンプを表す ABSTIME 値を戻します。
INSTALLUSRID (データ域)
リソースをインストールした 8 文字のユーザー ID を戻します。
JVMCLASS (data-area) (Java プログラムのみ)
プログラム定義で指定されているように、JVM によって制御を与えられる Java プログラム内のメイン・クラスの名前を 255 文字で返します。
JVMPROFILE (data-area) (Java プログラムのみ)
この Java プログラムが実行されるプールされた JVM に使用される JVM プロファイルの名前を戻します。 名前の長さは、最大で 8 文字です。
JVMSERVER (data-area) (Java プログラムのみ)
この Java プログラムが実行される JVM サーバーの名前を戻します。 名前の長さは、最大で 8 文字です。
LANGDEDUCED(cvda) (プログラムのみ)
ロードされたモジュールの言語を示す CVDA 値を戻します。 モジュールがまだロードされていない場合、 CICS は言語を推定できません。 この場合、CVDA 値は、リソース定義から取られた定義済みの言語を示します。 CVDA 値は以下のとおりです。
ASSEMBLER
言語はアセンブラーです。
C
言語は C または C++ です。
COBOL
言語は COBOL です。
JAVA
言語は Java です。
LE370
モジュールは、その言語に関係なく、Language Environment で実行するようにコンパイルされました。
NOTAPPLIC
モジュールがリモート・プログラム、マップ・セット、または区画セットなので、LANGUAGE は適用されません。
NOTDEFINED
言語はリソース定義内に指定されておらず、ロードされていません。
PLI または PL1
言語は PL/I です。
LANGUAGE(cvda) (プログラムのみ)
プログラム言語を示す CVDA 値を戻します。 CICS プログラム・マネージャーは、DFHEAI または DFHEAG スタブのないアセンブラーで作成されたプログラムを除き、正しい言語を推定します。 この場合、プログラム定義の LANGUAGE 属性を使用して値が戻されます。 CVDA 値は以下のとおりです。
ASSEMBLER
言語はアセンブラーです。
C
言語は C です。
COBOL
言語は COBOL です。
LE370
モジュールは、その言語に関係なく、複数言語サポートを利用するか、または Language Environment 準拠のコンパイラーでコンパイルされています。
NOTAPPLIC
モジュールがリモート・プログラム、マップ・セット、または区画セットなので、LANGUAGE は適用されません。
NOTDEFINED
言語がリソース定義内に指定されていませんでした。
PLI または PL1
言語は PL/I です。
LENGTH (データ域)
モジュールの長さをバイト単位で示すフルワード・バイナリー・フィールドを戻します。 モジュールが現行の CICS セッションにロードされていない場合は、値 0 が戻されます。 リモートプログラムまたはJVMで実行されるJavaプログラムの場合 -1 が返されます。
LIBRARY (データ域)
このプログラムがロードされたライブラリー・リソースの 8 文字の名前を戻します。 このデータ域は、プログラムがロードされていない場合か、LPASTATUS が LPA (プログラムが LPA からロードされていることを示す) の場合はブランクです。
注:
  • インストール済みのライブラリーからプログラムがロードされた場合は、LIBRARY と LIBRARYDSN の名前が戻されます。
  • 使用不可になっているライブラリーからプログラムがロードされた場合は、LIBRARY 名は戻されますが、LIBRARYDSN はブランクです。
  • 廃棄されているライブラリーからプログラムがロードされた場合は、LIBRARY名 と LIBRARYDSN 名は両方ともブランクです。
LIBRARYDSN (データ域)
プログラムのロード元のデータ・セットの 44 文字の名前を返します。 このデータ域は、プログラムがロードされていない場合か、LPASTATUS が LPA (プログラムが LPA からロードされていることを示す) の場合はブランクです。
  • インストール済みのライブラリーからプログラムがロードされた場合は、LIBRARY と LIBRARYDSN の名前が戻されます。
  • 使用不可になっているライブラリーからプログラムがロードされた場合は、LIBRARY 名は戻されますが、LIBRARYDSN はブランクです。
  • 廃棄されているライブラリーからプログラムがロードされた場合は、LIBRARY名 と LIBRARYDSN 名は両方ともブランクです。
LOADPOINT (ptr-ref)
モジュールのロード・アドレスを戻します。 現在ロードされていない場合、またはプログラムが JVM で実行されている Java プログラムである場合は、NULL ポインター (X'FF000000') が戻されます。
LPASTATUS (cvda)
モジュールが最後の使用時にリンク・パック域にあったかどうかを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
LPA
使用されたコピーは、リンク・パック域 (LPA) か拡張リンク・パック域 (ELPA) にありました。
NOTAPPLIC
モジュールが使用されていないか, リモート・プログラムであるか, あるいは JAVA プログラムです。
NOTLPA
使用されたコピーは、 CICS 動的ストレージ内にありました。
OPERATION (データ値)
このプログラムがエントリー・ポイントとして定義されているアプリケーションのオペレーション名を、64 文字の領域に戻します。 プログラムがアプリケーション・エントリー・ポイントとして定義されていない場合、OPERATION は 64 個のブランクを返します。
PLATFORM (データ域)
アプリケーション・コンテキストのプラットフォーム名エレメントを指定または戻します。 このプラットフォーム名は、64 文字以内の長さで指定することができます。 共通 PROGRAM リソースの照会の場合、リソースがアプリケーション・エントリー・ポイントとして定義されていなければ、PLATFORM は 64 個のブランクを戻します。
PROGRAM (データ値)
照会するプログラム、マップ・セット、または区画セットの名前を指定します。 名前の長さは、最大で 8 文字です。
PROGTYPE (cvda)
モジュールのタイプを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
MAPSET
モジュールはマップ・セットです。 (MAP は引き続き MAPSET の同義語ですが、優先される CVDA 値は MAPSET です。)
PARTITIONSET
モジュールは区画セットです。
PROGRAM
モジュールは実行可能プログラムです。
REMOTENAME(data-area) (プログラムのみ)
PROGRAM 定義の REMOTESYSTEM オプションで指定された CICS 領域でモジュールを認識するための 8 文字の名前を戻します。 REMOTENAME オプションはプログラムのみに適用され、しかもリモートと定義されたプログラムのみに適用されます。ローカル・プログラム、マップ・セット、および区画セットの場合は、ブランクの値が戻されます。
REMOTESYSTEM(data-area) (プログラムのみ)
(PROGRAM 定義内の REMOTESYSTEM 値から) モジュールが定義されている CICS 領域の 4 文字の名前を返します。 プログラムのみに適用され、しかもリモートと定義されたプログラムのみに適用されます。ローカル・プログラム、マップ・セット、および区画セットの場合は、ブランクの値が戻されます。
レプリケーション (cvda)
プログラムがレプリケーターであるかどうかを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
REPLICATOR
このプログラムはレプリケーター・プログラムであり、AVAILABILITY 状態が RREPL である VSAM データ・セットへの全アクセス権限があります。
NOREPLICATOR
このプログラムはレプリケーター・プログラムではなく、AVAILABILITY 状態が RREPL である VSAM データ・セットへの読み取り権限のみがあります。
RESCOUNT (データ域)
この照会の時点における、このモジュールの別個の使用数を示すフルワード・バイナリー・フィールドを戻します。 モジュールがリモートプログラム、またはJVMで実行されるJavaプログラムである場合、 -1が返されます。
RESIDENCY(cvda) (プログラムのみ)
プログラムの常駐属性を示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
RESIDENT
プログラムは永続的に常駐します。 これは RESIDENT(YES) として定義されています。
NONRESIDENT
プログラムは RESIDENT(NO) と定義されます。
RUNTIME (cvda)
プログラムのランタイム環境を示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
JVM
このプログラムは、Java 仮想マシン (JVM) で実行される Java プログラムです。
LE370
プログラムは、Language Environment ランタイム・サポートを使用して実行されます。
NONLE370
このプログラムは言語固有のランタイム環境を使用して実行します。
NOTAPPLIC
モジュールがマップ・セットか区画セットなので、RUNTIME は適用されません。
UNKNOWN
プログラムが CICSによってロードされておらず、そのソース言語が推定されていないため、プログラム・ランタイム環境が不明です。これにより、使用するランタイム環境が決定されます。
XPLINK
プログラムは、XPLINK オプションを使用してコンパイルされた C または C++ プログラムです。
SHARESTATUS (cvda)
次回に新規コピーが必要になるときに CICS がモジュールを取得する場所を示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
NOTAPPLIC
モジュールが JVM で実行されるリモート・プログラムまたは Java プログラムであるため、SHARESTATUS は適用されません。
PRIVATE
モジュールは、DFHRPL または動的 LIBRARY 連結内のいずれかのライブラリーからロードされます。
SHARED
LPA コピーが使用可能な場合には、それが使用されます。 使用可能でない場合は、モジュールは SHARESTATUS が PRIVATE の場合と同様の方法でロードされます。
状況 (cvda)
モジュールが使用できるかどうかを示す CVDA 値を戻します。 CVDA 値は以下のとおりです。
DISABLED
モジュールは使用不可です。
ENABLED
モジュールは使用可能です。
TRANSID(data-area) (プログラムのみ)
このモジュール (プログラムでなければならない) をリモートで実行する際のトランザクション名を 4 文字で戻します。これは、リモート領域がそこで作成されたタスクに対して割り当てるトランザクション ID であり、ローカル領域のタスクがリンクするときに実行されます。 この値は、PROGRAM 定義内の TRANSID オプション値から取られ、リモートとして定義されたプログラムにのみ適用されます。 ローカル・プログラム、マップ・セット、区画セットの場合、およびリモート・プログラムに TRANSID が指定されていない場合には、ブランクの値が戻されます。
USECOUNT (データ域)
現行の CICS セッションの開始以降にモジュールが使用された合計回数を示すフルワード・バイナリー・フィールドを戻します。 使用回数は, リモート・プログラムを除く, JAVA プログラムを含むすべてのモジュールについて提供されます。 プログラムがリモートの場合は、値 -1 が戻されます。

最大値は 2147483647 です。 この値に達すると、使用回数は変わらなくなります。

条件

APPNOTFOUND
RESP2 値:
1
アプリケーション・コンテキストを指定して START コマンドが発行されました。 指定されたアプリケーションが見つかりません。
END
RESP2 値:
2
このタイプのリソース定義はありません。
ILLOGIC
RESP2 値:
1
このリソース・タイプのブラウズがすでに実行されているときに START コマンドが出されたか、もしくは、このリソース・タイプのブラウズが実行されていないときに NEXT または END コマンドが出されました。
NOTAUTH
RESP2 値:
100
発行中のタスクに関連付けられているユーザーは、このコマンドの使用が許可されていません。
101
発行中のタスクに関連付けられているユーザーは、この特定のリソースにこのコマンドで要求される方法でアクセスすることを許可されていません。
PGMIDERR
RESP2 値:
1
プログラムが見つかりません。 INQUIRE PROGRAM NEXT コマンドでこのエラーが発生する場合は、その前のカタログ作成エラーにより PROGRAM、MAPSET、または PARTITIONSET 定義が使用不可になっており、定義を廃棄して再インストールしなければなりません。