DFHTRAP 出口が実行できるアクション

グローバル・トラップ出口は、出口から戻る際に必要なアクションをトレース・ドメインに通知する、戻りアクション・フラグ・バイトを設定できます。

以下のアクションを任意に組み合わせて指定できます。
  • アクションを行わない。
  • 24 ビット・ストレージまたは 31 ビット・ストレージ (2 GB 境界より下) のデータを使用して追加トレース項目を作成する。
  • 64 ビット・ストレージ (2 GB 境界より上) のデータを使用して追加トレース項目を作成する。
  • CICS® システム・ダンプを取得します。 ここで考えられるアクションは 2 つあります。システム・ダンプ・コード TR1004 を使用してトレース・ロックを保持しながらシステム・ダンプを取得すること、またはシステム・ダンプ・コード TR1003 を使用してトレース・ロックを保持せずにシステム・ダンプを取得することです。 システム・ダンプの取得中にトレース・ロックを保持するとシステムへの影響が大きくなりますが、競合の問題をデバッグする場合に必要になることがあります。
  • メッセージ DFHTR1000 の後にシステム・ダンプを取得せずに CICS を終了する。 (システム・ダンプが必要な場合は、システム・ダンプの戻りアクション・フラグも設定する必要があります。)
  • トラップ出口を無効にして、コマンド CSFE DEBUG,TRAP=ON を発行するまでその出口が再呼び出しされないようにする。
アクションはすべて、トレース・ドメインへの戻り時に実行されます。

DFHTRAP のスケルトン・ソースは、追加トレース項目の作成方法を示します。 DFHTRAP が TS GET 要求を検出すると、この目的用に提供されたデータ・フィールドに必要なデータを入力し、戻りアクション・フラグ・バイトに適切なビットを設定することにより、追加トレース項目の作成を要求できます。 必要なデータが 64 ビット・ストレージ (2 GB 境界より上) にある場合、64 ビット・バージョンのデータ・フィールドを使用し、戻りアクション・フラグ・バイトに適切なビットを設定して、64 ビット・データが使用されることを示す必要があります。 トレース・ドメインはトレース・ポイント ID TR 0103 を使用してトレース項目を作成し、この出口によって提供された情報を組み込みます。

DFHTRAP による要求の後に作成されるトレース項目は、現在アクティブなトレース宛先に書き込まれます。 宛先として、内部トレース・テーブル、補助トレース・データ・セット、または GTF トレース・データ・セットが考えられます。

DFHTRAP のスケルトン・ソースは、特定のサブプールに対する GETMAIN 要求のストレージ・マネージャー (SM) ドメインによって作成されたトレース項目の検出方法も示します。 スケルトン・ソースは、トレース項目内のデータ・フィールドを確認する方法を示します。