このトピックは IBM Business Process Manager Advanced 構成にのみ適用されます。

ヒューマン・ワークフロー・ダイアグラム (非推奨)

「ヒューマン・ワークフロー・ダイアグラム」 ウィジェットを使用して、ワークフローのタスクを管理します。 このウィジェットは推奨されません。代わりに「プロセス情報」ウィジェットを使用します。

ヒューマン・ワークフローは、タスクと、ワークフローの処理を制御する他のさまざまな対話から構成されています。 ダイアグラムにはタスクだけが表示されます。 ワークフローに関係する他の対話は、アイコンによって示されています。 ワークフローには、ダイアグラムで陰影付き領域によって示される、タスクのコレクションが含まれている場合もあります。 このような領域では、コレクションのタイプに特定の追加アクションを実行することができます。

タスクがワークフローに属していない場合、またはプロセスに対して読者アクセス権限がない場合、このダイアグラムは空です。

「ヒューマン・ワークフロー・ダイアグラム」 ウィジェットでは、ダイアグラムに対して以下のアクションを実行できます。
  • ダイアグラムの右上のスライダーを使用して、ダイアグラムのサイズを変更します。 ダイアグラムを小さくするにはスライダーを左へ移動し、ダイアグラムを大きくするにはスライダーを右へ 移動します。
  • 全容表示ウィンドウにある黄色の長方形を移動することによって、より大きなダイアグラムをナビゲートします。
  • ダイアグラムの右上にある「詳細表示」アイコンをクリックすることによって、タスクの状況情報、およびタスク間のリンクのラベルを表示します。
  • ダイアグラムの右上隅にある「最新表示」アイコンをクリックすることによって、状況情報を最新表示します。
  • リンク上にある障害インディケーターをクリックすることによって、タスクではない、ワークフローでの対話の障害情報を表示します。 このような対話に障害があるたびに、このインディケーターが表示されます。 プロセス管理者に連絡するとき、この情報が役立ちます。 エラー情報をクリップボードにコピーするには、その情報をマウスで選択し、Ctrl+C を押してください。
ダイアグラムのタスクに対して、以下のアクションを実行できます。
  • タスクをクリックして「詳細」を選択することによって、そのタスクの説明、および以前に誰がそのタスクを操作したかを調べます。
  • タスクをクリックして「編集」を選択することによって、そのタスクを操作します。 タスクに関する情報は「タスク情報」ウィジェットに表示されます。
  • タスクをクリックして「関連タスクの表示」を選択することによって、そのタスクに関連している従属タスクを表示します。
タスクのコレクションを操作している場合は、以下のアクションを実行することもできます。
  • タスクのコレクションがコラボレーション領域を表している場合、必要のないタスクをスキップオーバーするか、戻って他のタスクを再実行するか、または (許可されていれば) スキップ要求を取り消すことができます。
  • 並行して処理されるタスク・コレクションの複数のインスタンスがコレクションに含まれている場合、インスタンスを通して、タスクの状況を繰り返し表示します。
タスクをスキップオーバーするか、戻ってタスクをやり直す場合、いずれかのタスクをクリックして、以下のいずれかのアクションを実行します。
  1. 現在のワークフローからタスクを外すには、「スキップ」を選択します。タスクの状況は skipped に更新されます。
  2. スキップしたタスクをワークフローに戻すには、「やり直し」を選択します。タスクの状況は redo に更新されます。