IBM Business Process Manager のセキュリティー・ロール

IBM® Business Process Manager では、1 セットの原則の論理名を表すデフォルトのセキュリティー・ロールとオプションのセキュリティー・ロールを提供しています。ロールを使用することで、ユーザーは自身の環境に必要な詳細制御のレベルに応じて必要な数のユーザー ID とパスワードを定義できます。

各ロールは、認証別名に関連付ける必要があります。認証別名は、単一のユーザー ID とパスワードを含む構成オブジェクトです。次のいずれかのオプションで認証別名を指定します。以下の箇条書きに示す各オプションを検討して、ご使用のシステムの要件に最も適した方法を確認してください。
以下の図は、ロールと認証別名の関係と、IBM Business Process Manager の各種シナリオでそれらがどのように使用されるかを示しています。

ロールと認証別名の関係の概要

ロールを認証別名マッピングへと更新するには、以下の手順を実行します。
  1. 管理コンソールにログインします。
  2. 「サーバー」 > 「デプロイメント環境」 > 「デプロイメント環境名」 > 「関連項目」 > 「認証別名」をクリックします。

認証別名を変更するには、『認証別名の変更』を参照してください。

表 1 には、IBM Business Process Manager の必須ロールがリストされています。 これらのロールには、インストールと構成を実行する際に値を指定する必要があります。Process Server に追加のソフトウェアがインストールされている場合、それらに追加のロールがあることがあります。
表 1. 必須ロール
IBM Business Process Manager の必須ロール 説明
CellAdmin
セル管理者は、WebSphere Application Server レベルでの 1 次管理者です。 インストールおよび構成時にこのロールに割り当てられたユーザーには、以下の特性と能力があります。
  • すべてのデプロイメント環境での権限を提供します。
  • 他の管理者ロールを割り当てることができます。
  • セルとトポロジーの管理を担当します。
  • すべてのインターフェースに対するアクセス権限を提供します。これにより、ユーザーはプロセス・アプリケーションおよびツールキットを含め、使用可能なすべてのタイプのライブラリー項目と資産を変更または削除することができます。
  • また、このロールを使用すると、Process Server、Performance Data Warehouse、および内部ユーザーと内部グループを管理することができます。
注: CellAdmin ロールにマップされている認証別名内のユーザー ID とパスワードを変更した場合は、ロールと認証別名のマッピングを更新する際に追加のステップが必要となります。CellAdmin を参照してください。
セル管理者のユーザー名とパスワードを指定する際にサポートされる文字は以下のとおりです。
  • ユーザー名の文字: a-zA-Z0-9!()-._`~@
  • パスワードの文字: a-zA-Z0-9!()-._`~@
DeAdmin
デプロイメント環境管理者は、IBM Business Process Manager レベルでの 1 次管理者です。 このロールに割り当てられたユーザーには、以下のことが許可されます。
  • ユーザーが割り当てられているデプロイメント環境での権限を提供します。
  • Process Center および Process Admin Console に対する管理アクセス権限を提供します。
  • すべてのインターフェースに対するアクセス権限を提供します。これにより、ユーザーはプロセス・アプリケーションおよびツールキットを含め、使用可能なすべてのタイプのライブラリー項目と資産を変更または削除することができます。
  • また、このロールを使用すると、Process Server、Performance Data Warehouse、および内部ユーザーと内部グループを管理することができます。
注: DeAdmin ロールにマップされている認証別名内のユーザー ID とパスワードを変更した場合は、ロールと認証別名のマッピングを更新する際に追加のステップが必要となります。DeAdmin を参照してください。
デプロイメント環境管理者のユーザー名およびパスワードを指定するときには、次の文字がサポートされます。
  • ユーザー名の文字: a-zA-Z0-9!()-._`~@
  • パスワードの文字: a-zA-Z0-9!()-._`~@
DbUser

このロールに割り当てられたユーザーは、指定されたデータベースへのアクセス権限を持ちます。

DbUserXAR

このロールに割り当てられたユーザーは、XA リカバリーを実行するための許可を持ちます。このユーザーは、DbUser ロールに割り当てることもできます。

表 2 には、IBM Business Process Manager の任意指定のロールがリストされています。 構成時にこれらのロールを指定しない場合は、DeAdmin ロールにマップされている認証別名がこれらのロールにマップされます。
表 2. 任意指定のロール
IBM Business Process Manager の任意指定のロール 説明
PerformanceDWUser Performance Data Warehouse を実行するための必須ユーザー。
ProcessServerUser JMS 接続で認証するために使用される JMS キューの Process Server ユーザー。
ProcessCenterUser このロールは、Process Server から Process Center への接続を行う権限がある Process Center ユーザーの認証別名にマップされます。このユーザーに Process Center での特別な権限は必要ありません。
BPMAdminJobUser このロールに割り当てられたユーザーは、製品アクティビティー・ログ (PAL) 管理コード上でアクションを実行する権限を持ちます。
BPMAuthor このロールは、スナップショットにアクセスしてそれをランタイム Process Server にデプロイし、IBM Process Designer に配置されている Process Inspector からその Process Server にアクセスする権限を必要とするユーザーの認証別名にマップされます。
BPMUser BPM UserBPC_Auth_Alias の認証別名。
BPMWebserviceUser 匿名 Web サービス・ユーザーの認証別名。
EventManagerUser このロールは、Event Manager の Run-As ユーザーとして使用されるユーザーの認証別名にマップされます。
RALUser RAL ユーザーの認証別名。
SCADeploymentUser SCA アプリケーションをデプロイするために使用される認証別名
注: SCADeploymentUser ロールにマップされている認証別名内のユーザー ID とパスワードを変更した場合は、ロールと認証別名のマッピングを更新する際に追加のステップが必要となります。SCADeploymentUser を参照してください。
SCAUser 保護された SIBus にログインするために SCA によって使用される認証別名。
BPCUser Business Process Choreographer の JMS 認証別名。
EmbeddedECMTechnicalUser ユーザーが指定しない場合、このロールはインストール時にデフォルトの値に設定されます。
注: EmbeddedECMTechnicalUser ロールにマップされている認証別名内のユーザー ID とパスワードを変更した場合は、ロールと認証別名のマッピングを更新する際に追加のステップが必要となります。EmbeddedECMTechnicalUser を参照してください。