PCF 定義の表示方法

プログラマブル・コマンド・フォーマット (PCF) の定義は、コマンド、応答、パラメーター、定数、およびエラー・コードを含めて、一貫性のある形式で表示されます。

PCF コマンドまたは応答のそれぞれについて、そのコマンドまたは応答の動作についての記述があり、コマンド ID が括弧で囲んで示されます。 コマンド ID のすべての値については、 定数 を参照してください。 コマンドの記述はそれぞれ、そのコマンドが有効であるプラットフォームを識別するテーブルで始まります。 各コマンドの詳しい使用上の注意については、「 プログラマブル・コマンド・フォーマットの定義」の対応するコマンドの説明を参照してください。

IBM MQ for z/OS®以外の IBM® MQ 製品は、 IBM MQ 管理インターフェース (MQAI) を使用できます。これは、C および Visual Basic プログラミング言語で作成されたアプリケーションが PCF コマンドを作成および送信するための簡素化された方法を提供します。 MQAI に関する詳細は、このトピックの 2 番目のセクションを参照してください。

コマンド

必須パラメーター と、オプション・パラメーター がリストされます。

[UNIX、Linux、Windows、IBM i] Multiplatformsでは、パラメーターは次の順序で指定する必要があります。
  1. すべての必須パラメーターを説明どおりの順序で指定した後で、以下のように指定します。
  2. 必要に応じて、オプション・パラメーターを任意の順序 (PCF 定義で記述されていない限り) で指定します。

[z/OS] z/OSでは、パラメーターの順序は任意です。

応答

応答データ属性は、要求されたかどうかに関係なく、常に返され ます。 このパラメーターは、複数の応答メッセージが返される可能性がある場合に、オブジェクトを一意的に識別するために必要です。

示されるその他の属性は、コマンドのオプション・パラメーターとして要求された場合に返され ます。 応答データ属性は、定義された順序では返されません。

パラメーターと応答データ

各パラメーター名の後には、括弧で囲んだ構造名が続きます (詳しくは、 PCF コマンドおよび応答の構造 を参照してください)。 パラメーター ID は、記述の先頭に示されます。

定数

PCF コマンドおよび応答で使用される定数の値については、 定数を参照してください。

[z/OS]

情報メッセージ

z/OS では、多くのコマンドの対する応答で、コマンドに関する情報を提供する値を指定した構造体 MQIACF_COMMAND_INFO が返されます。
表 1. MQIACF_COMMAND_INFO 値
MQIACF_COMMAND_INFO 値 意味
MQCMDI_CMDSCOPE_ACCEPTED CommandScope を指定したコマンドが入力されました。 そのコマンドは、要求された 1 つ以上のキュー・マネージャーに処理のために送信されました。
MQCMDI_CMDSCOPE_GENERATED 最初に入力されたコマンドに応答して、 CommandScope を指定したコマンドが生成されました。
MQCMDI_CMDSCOPE_COMPLETED CommandScope を指定したコマンド (入力されたもの、または別のコマンドによって生成されたもの) の処理が、要求されたすべてのキュー・マネージャーで正常に完了しました。
MQCMDI_QSG_DISP_COMPLETED 指定された属性指定のオブジェクトを参照するコマンドの処理が正常に完了しました。
MQCMDI_COMMAND_ACCEPTED コマンドの初期処理が正常に完了しました。 このコマンドは、さらに、要求がキューに入れられたチャネル・イニシエーターによる処置を必要とします。 その処置が成功したかどうかを報告するメッセージが、後ほどコマンド発行者に送信されます。
MQCMDI_CLUSTER_REQUEST_QUEUED コマンドの初期処理が正常に完了しました。 このコマンドは、さらに、要求がキューに入れられたクラスター・リポジトリー・マネージャーによる処置を必要とします。
MQCMDI_CHANNEL_INIT_STARTED Start Channel Initiator コマンドが実行され、チャネル・イニシエーター・アドレス・スペースが正常に開始されました。
MQCMDI_RECOVER_STARTED キュー・マネージャーが、指定された構造体に対する Recover CF Structure コマンドを処理する作業を正常に開始しました。
MQCMDI_BACKUP_STARTED キュー・マネージャーが、指定された構造体に対する Backup CF Structure コマンドを処理する作業を正常に開始しました。
MQCMDI_RECOVER_COMPLETED 指定された CF 構造体が正常にリカバリーされました。 この構造体は再度使用できます。
MQCMDI_SEC_TIMER_ZERO Change Security コマンドが、 SecurityInterval 属性を 0 に設定して入力されました。 したがって、ユーザー・タイムアウトは発生しません。
MQCMDI_REFRESH_CONFIGURATION 構成イベントを可能にする Change Queue Manager コマンドが発行されました。 構成情報を完全かつ最新にするために、イベント・メッセージを生成する必要があります。
MQCMDI_IMS_BRIDGE_SUSPENDED MQ-IMS ブリッジ機能が中断状態になりました。
MQCMDI_DB2_SUSPENDED Db2® への接続が中断されました。
MQCMDI_DB2_OBSOLETE_MSGS 廃止された Db2 メッセージがキュー共有グループに存在する

エラー・コード

[z/OS] z/OSでは、PCF コマンドは MQRCCF コードの代わりに MQRC 理由コードを返すことがあります。

MQRCCF コードは AIX®, Linux®, and Windowsで使用されます。 大部分のコマンド・フォーマット定義の終わりには、そのコマンドから返される可能性のあるエラー・コードのリストがあります。

すべてのコマンドに該当するエラー・コード

コマンドは、各コマンド形式の下にリストされているエラー・コードに加えて、以下のエラー・コードを応答形式ヘッダーに入れて返すことがあります (MQRC_ * エラー・コードの説明は、 メッセージと理由コード [z/OS]および IBM MQ for z/OS メッセージ、完了コードと理由コード の資料に記載されています)。

理由 (MQLONG)
値には以下のいずれかの値を指定できます。
MQRC_NONE
(0, X'000') レポートする理由コードはありません。
MQRC_MSG_TOO_BIG_FOR_Q
(2030, X'7EE') メッセージの長さが、キューの最大許容数より大きいです。
MQRC_CONNECTION_BROKEN
(2009, X'7D9') キュー・マネージャーとの接続が失われました。
MQRC_NOT_AUTHORIZED
(2035, X'7F3') アクセスは許可されません。
MQRC_SELECTOR_ERROR
(2067, X'813') 属性選択子が無効です。
MQRC_STORAGE_NOT_AVAILABLE
(2071, X'817') ストレージが不足しています。
MQRC_UNKNOWN_OBJECT_NAME
(2085, X'825') オブジェクト名が不明です。
MQRCCF_ATTR_VALUE_ERROR
属性値が無効です。
MQRCCF_CFBF_FILTER_VAL_LEN_ERROR
フィルター値の長さが無効です。
MQRCCF_CFBF_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFBF_OPERATOR_ERROR
演算子エラー。
MQRCCF_CFBF_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFBS_DUPLICATE_PARM
パラメーターが重複しています。
MQRCCF_CFBS_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFBS_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFBS_STRING_LENGTH_ERROR
ストリングの長さが無効です。
MQRCCF_CFGR_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFGR_PARM_COUNT_ERROR
パラメーター・カウントが無効です。
MQRCCF_CFGR_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFH_COMMAND_ERROR
コマンド ID が無効です。
MQRCCF_CFH_CONTROL_ERROR
制御オプションが無効です。
MQRCCF_CFH_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFH_MSG_SEQ_NUMBER_ERR
メッセージ順序番号が無効です。
MQRCCF_CFH_PARM_COUNT_ERROR
パラメーター・カウントが無効です。
MQRCCF_CFH_TYPE_ERROR
タイプが無効です。
MQRCCF_CFH_VERSION_ERROR
構造体バージョン番号が無効です。
MQRCCF_CFIF_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFIF_OPERATOR_ERROR
演算子エラー。
MQRCCF_CFIF_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFIL_COUNT_ERROR
パラメーター値のカウントが無効です。
MQRCCF_CFIL_DUPLICATE_VALUE
パラメーターが重複しています。
MQRCCF_CFIL_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFIL_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFIN_DUPLICATE_PARM
パラメーターが重複しています。
MQRCCF_CFIN_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFIN_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFSF_FILTER_VAL_LEN_ERROR
フィルター値の長さが無効です。
MQRCCF_CFSF_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFSF_OPERATOR_ERROR
演算子エラー。
MQRCCF_CFSF_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFSL_COUNT_ERROR
パラメーター値のカウントが無効です。
MQRCCF_CFSL_DUPLICATE_PARM
パラメーターが重複しています。
MQRCCF_CFSL_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFSL_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFSL_STRING_LENGTH_ERROR
ストリングの長さの値が無効です。
MQRCCF_CFSL_TOTAL_LENGTH_ERROR
ストリングの合計長エラー。
MQRCCF_CFST_CONFLICTING_PARM
パラメーターが競合しています。
MQRCCF_CFST_DUPLICATE_PARM
パラメーターが重複しています。
MQRCCF_CFST_LENGTH_ERROR
構造体の長さが無効です。
MQRCCF_CFST_PARM_ID_ERROR
パラメーター ID が無効です。
MQRCCF_CFST_STRING_LENGTH_ERROR
ストリングの長さの値が無効です。
MQRCCF_COMMAND_FAILED
コマンドは失敗しました。
MQRCCF_ENCODING_ERROR
エンコード・エラーです。
MQRCCF_MD_FORMAT_ERROR
形式が無効です。
MQRCCF_MSG_SEQ_NUMBER_ERROR
メッセージ順序番号が無効です。
MQRCCF_MSG_TRUNCATED
メッセージが切り捨てられました。
MQRCCF_MSG_LENGTH_ERROR
メッセージ長が無効です。
MQRCCF_OBJECT_NAME_ERROR
オブジェクト名が無効です。
MQRCCF_OBJECT_OPEN
オブジェクトはオープンしています。
MQRCCF_PARM_COUNT_TOO_BIG
パラメーター・カウントが大きすぎます。
MQRCCF_PARM_COUNT_TOO_SMALL
パラメーター・カウントが小さすぎます。
MQRCCF_PARM_SEQUENCE_ERROR
パラメーターの順序が無効です。
MQRCCF_PARM_SYNTAX_ERROR
パラメーター内に構文エラーが検出されました。
MQRCCF_STRUCTURE_TYPE_ERROR
構造タイプが無効です。
MQRCCF_UNKNOWN_OBJECT_NAME
オブジェクト名が不明です。