[z/OS]

z/OS での STOP TRACE (トレースの停止)

MQSC コマンド STOP TRACE では、トレースを停止します。

z/OS での MQSC コマンドの使用

z/OS®で MQSC コマンドを使用する方法については、 IBM® MQ for z/OSで MQSC コマンドおよび PCF コマンドを発行できるソースを参照してください。

このコマンドは、ソースの 12CR から実行できます。 ソースのシンボルの説明については、 IBM MQ for z/OSで MQSC および PCF コマンドを発行できるソースを参照してください。

同義語: このコマンドの同義語はありません。

STOP TRACE

構文図を読むビジュアル構文図をスキップ STOP TRACE ( ACCTGCHINITGLOBALSTAT* ) CMDSCOPE(' ')CMDSCOPE(qmgr-name)1宛先ブロックconstraint blockCOMMENT(ストリング)
宛先ブロック
構文図を読むビジュアル構文図をスキップ DEST ( ,GTFRESSMFSRV )
制約ブロック
構文図を読むビジュアル構文図をスキップCLASS(*)CLASS(,integer整数: 整数)RMID(*)RMID(,integer)TNO(*)TNO(,integer)USERID(*)USERID(,ストリング)
注:
  • 1 キュー・マネージャーがキュー共有グループのメンバーである場合に、 z/OS でのみ有効です。

STOP TRACE のパラメーターの説明

オプションを 1 つ指定するたびに、コマンドの対象が制限されていきます。つまり、それと同オプションと同パラメーター値の指定 (明示的な指定、もしくはデフォルトの指定) により開始されたアクティブ・トレースだけが停止されます。

トレース・タイプまたはアスタリスクを指定する必要があります。 STOP TRACE(*) を実行すると、すべてのアクティブ・トレースが停止します。

以下のようなトレース・タイプがあります。
ACCTG
アカウンティング・データ (同義語は A)
注: アプリケーションの実行中にアカウンティング・トレースを開始または停止すると、アカウンティング・データが失われる可能性があります。 アカウンティング・データを正常に収集するために満たさなければならない条件については、 IBM MQ トレースの使用を参照してください。
CHINIT
チャネル・イニシエーターからのサービス・データ。 同義語は CHI または DQM です。

CHINIT の始動時に自動的に開始されたトレースが CHINIT で実行されている唯一のトレースになっている場合は、デフォルトの CHINIT トレース (0) の TNO を明示的に記述することによってのみ、そのトレースを停止できます。 例 : STOP TRACE(CHINIT) TNO(0)

GLOBAL
チャネル・イニシエーターを除くキュー・マネージャー全体の保守データ。 同義語は G です。
STAT
統計データ (同義語は S です)。
*
すべてのアクティブ・トレース
CMDSCOPE
このパラメーターは、キュー・マネージャーがキュー共有グループのメンバーである場合に、どのようにコマンドを実行するのかを指定します。
CMDSCOPE は、最初の初期設定入力データ・セット CSQINP1 から発行されるコマンドには使用できません。
' '
コマンドは、コマンドが入力されたキュー・マネージャーで実行されます。 これがデフォルト値です。
qmgr-name
コマンドは、指定したキュー・マネージャーで実行されます。ただし、そのキュー・マネージャーは、キュー共有グループ内でアクティブである必要があります。

キュー共有グループ環境を使用しており、コマンド・サーバーが使用可能である場合のみ、コマンドを入力したキュー・マネージャーとは別のキュー・マネージャー名を指定できます。

COMMENT ( ストリング )
常駐のトレース・テーブル以外のトレース出力レコードで複製するコメントを指定します。コマンドを実行した理由を記録するために使用できます。

string は任意の文字ストリングです。 ブランク、コンマ、特殊文字が含まれている場合は、単一引用符で囲む必要があります。

宛先ブロック

DEST
操作の対象を、特定の宛先で開始されたトレースに限定します。 複数の値を指定することもできますが、同じ値を 2 回使用しないでください。 どの値も指定しないと、リスト内容は制限されません。
指定できる値とその意味は、次のとおりです。
GTF
汎用トレース機能
RES
ECSA に常駐するラップアラウンド・テーブル
SMF
システム管理機能
SRV
問題診断用に設計されている保守ルーチン

制約ブロック

CLASS ( 整数 )
コマンドの対象を、特定のクラスで開始されたトレースに限定します。 指定できるクラスのリストについては、START TRACE コマンドの項を参照してください。 クラスの範囲を指定する場合は、m:n という形式で記述します (例えば、CLASS(01:03) のようになります)。 トレースのタイプを指定しなかった場合は、クラスを指定できません。

デフォルトは CLASS(*) です。この場合は、コマンドの対象が限定されません。

重要: クラスのコンマ区切りリスト (例えば、TRACE (ACCTG) CLASS (01,03,04)) を指定できます。 CLASS2はありません。 開始したこれらのクラスを停止するには、STOP コマンドに CLASS (01,03,04) を指定する必要があります。 つまり、必要なクラスを再始動する前に、STOP コマンドでアクティブなクラスの全範囲を指定する必要があります。
RMID ( 整数 )
コマンドの対象を、特定のリソース・マネージャーで開始されたトレースに限定します。 指定できるリソース・マネージャー ID のリストについては、START TRACE コマンドの項を参照してください。

このオプションは、トレース・タイプ STAT、ACCTG、CHINIT と一緒に使用しないでください。

デフォルトは RMID(*) です。この場合は、コマンドの対象が限定されません。

TNO ( 整数 )
コマンドの対象を、トレース番号 (0 から 32) で指定された特定のトレースに限定します。 トレース番号は 8 個まで指定できます。 複数の番号を使用する場合は、USERID の値を 1 つだけ使用できます。

0 は、チャネル・イニシエーターが自動的に開始できるトレースです。 トレース 1 から 32 はキュー・マネージャーまたはチャネル・イニシエーターのトレースです。これらのトレースは、キュー・マネージャーによって自動的に開始されることもあれば、START TRACE コマンドを使用して手動で開始することもできます。

デフォルトは TNO(*) です。この場合は、1 から 32 の番号のすべてのアクティブ・トレースにコマンドが適用されますが、トレース 0 には適用されません。 番号 0 のトレースを停止するには、その番号を明示的に指定する必要があります。

USERID ( ストリング )
STOP TRACE の操作の対象を、特定のユーザー ID で開始されたトレースに限定します。 8 つまでのユーザー ID を使用できます。 ユーザー ID を複数個指定するときは、TNO には 1 つの値しか指定できません。 このオプションは、トレース・タイプ STAT、ACCTG、CHINIT と一緒に使用しないでください。

デフォルトは USERID(*) です。この場合は、コマンドの対象が限定されません。