Multiplatforms での MFT 構成オプション

Managed File Transfer には、セットアップに関する重要な情報を含む、操作に必要なプロパティー・ファイルのセットが用意されています。 これらのプロパティー・ファイルは、製品のインストール時に定義される構成ディレクトリーにあります。

それぞれがディレクトリーとプロパティー・ファイルのセットを含む構成オプションのセットを複数持つことができます。 これらのプロパティー・ファイルに定義されている値は、コマンド行で明示的に別の値を指定しない限り、すべての Managed File Transfer コマンドのデフォルト・パラメーターとして使用されます。

使用中のデフォルトの構成オプションのセットを変更するには、fteChangeDefaultConfigurationOptions コマンドを使用します。 個々のコマンドに使用する構成オプションのセットを変更するには、任意の Managed File Transfer コマンドで -p パラメーターを使用できます。

構成オプションのセットの名前は、調整キュー・マネージャーの名前です。この名前は変更しないことをお勧めします。 構成オプションのセットの名前を変更することは可能ですが、config ディレクトリーおよび logs ディレクトリーの名前を変更する必要があります。 以下の例では、構成オプションのセットの名前を coordination_qmgr_name と表記します。

構成オプションのディレクトリー構造

製品を構成すると、構成ディレクトリー内にディレクトリーとプロパティー・ファイルが以下に示す構造で作成されます。 以下のコマンドを使用すると、ディレクトリーとプロパティー・ファイルを変更することもできます。fteSetupCoordinationfteSetupCommandsfteChangeDefaultConfiguration、および fteCreateAgent
MQ_DATA_PATH/mqft/
    config/
       coordination_qmgr_name/
            coordination.properties
            command.properties
            agents/
               agent_name/
                    agent.properties
                    exits
            loggers/
               logger_name
                    logger.properties
    installations/
       installation_name/
            installation.properties
coordination_qmgr_name ディレクトリーは、構成オプションのディレクトリーです。 構成ディレクトリー内に複数の構成オプション・ディレクトリーを置くことができます。 agent_name ディレクトリーはエージェント・ディレクトリーです。 このディレクトリーには agent.properties ファイルの他に exits ディレクトリーが含まれており、これはユーザー出口ルーチン、および fteCreateBridgeAgent コマンドおよび fteCreateCDAgent コマンドで生成されるさまざまな XML ファイルのためのデフォルトの場所です。 構成オプションのセットのagentsディレクトリーには、複数のエージェント・ディレクトリーが存在する場合があります。

プロパティー・ファイル

installation.properties
installation.propertiesファイルは、構成オプションのデフォルト・セットの名前を指定します。 このエントリーは、使用する構成を含むディレクトリーとプロパティー・ファイルの構造化されたセットを Managed File Transfer に指示します。 一般に、構成オプションのセット名は、関連付けられている調整キュー・マネージャーの名前です。 installation.propertiesファイルについて詳しくは、MFTinstallation.propertiesファイルを参照してください。
coordination.properties
coordination.properties ファイルは、調整キュー・マネージャーとの接続の詳細を指定します。 複数の Managed File Transfer インストール済み環境で同じ調整キュー・マネージャーが共用される場合があるため、共用ドライブ上の共通の coordination.properties ファイルへのシンボリック・リンクを使用できます。 coordination.propertiesファイルについて詳しくは、MFTcoordination.propertiesファイルを参照してください。
command.properties
MFT command.properties ファイルは、コマンド発行時に接続先となるコマンド・キュー・マネージャーと、そのキュー・マネージャーに接続するために Managed File Transfer が必要とする情報を指定します。 command.propertiesファイルについて詳しくは、MFTcommand.propertiesファイルを参照してください。
agent.properties
Managed File Transfer Agent には独自のプロパティー・ファイル agent.properties があります。このファイルには、エージェントがキュー・マネージャーに接続するために使用する情報が含まれている必要があります。 agent.properties ファイルには、エージェントの動作を変更するプロパティーを含めることもできます。 agent.properties ファイルについて詳しくは、 MFT agent.properties ファイルを参照してください。
logger.properties
logger.propertiesファイルは、ロガーの構成プロパティーを指定します。 logger.propertiesファイルについて詳しくは、MFTロガー構成プロパティーを参照してください。

プロパティー・ファイルとコード・ページ

Javaの制限のため、すべての Managed File Transfer プロパティー・ファイルの内容は米国英語のままでなければなりません。 米国英語以外のシステムでプロパティー・ファイルを編集する場合、Unicode エスケープ・シーケンスを使用する必要があります。