AMQSCLM: トラブルシューティング

以下のセクションでは、サンプルの使用時に起こる可能性のあるシナリオについて記載します。 各シナリオについての可能性のある説明、およびその解決方法の選択肢について説明します。

シナリオ: AMQSCLM が開始しない

可能性のある説明: 構文が正しくない。

アクション: 標準のエラー出力に正しい構文が書き込まれているか確認してください。

可能性のある説明: キュー・マネージャーが使用可能ではない。

アクション: レポート・ファイルに、メッセージ ID CLM0010E が書き込まれていないか確認してください。

可能性のある説明: レポート・ファイル (複数の場合あり) を開けない、または作成できない。

アクション: 標準のエラー出力に、初期化時のエラー・メッセージが書き込まれていないか確認してください。

シナリオ: AMQSCLM がキューを ACTIVE または INACTIVE に変更しない

可能性のある説明: キューがモニター対象のキューのリストにない。

アクション: -q および -f パラメーターの値を確認してください。

可能性のある説明: キューが適切なクラスター内のローカル・キューではない。

アクション: キューが適切なクラスター内のローカル・キューであることを確認してください。

可能性のある説明: AMQSCLM がこのキュー・マネージャーとクラスターに対して実行されていない。

アクション: AMQSCLM を、関連するキュー・マネージャーとクラスターに対して開始してください。

可能性のある説明: キューにはコンシューマーが存在しないため、キューは INACTIVE、CLWLPRTY=0 の状態である。 または、コンシューマーが少なくとも 1 つ存在するため、ACTIVE、CLWLPRTY >=1 の状態である。

アクション: コンシューマー・アプリケーションがキューに接続されていることを確認してください。

可能性のある説明: キュー・マネージャーのコマンド・サーバーが実行されていない。

アクション: レポート・ファイルにエラーが書き込まれていないか確認してください。

シナリオ: メッセージが INACTIVE キューに対して経路指定されていない

可能性のある説明: メッセージが非アクティブなキューを所有するキュー・マネージャーに直接書き込まれている。また、キューの CLWLUSEQ 値が ANY ではなく、AMQSCLM に対して -u 引数が使用されていない。

アクション: 関連するキュー・マネージャーの CLWLUSEQ 値を確認するか、AMQSCLM に対して -u 引数が使用されるようにしてください。

可能性のある説明: いずれのキュー・マネージャーにもアクティブなキューがない。 キューがアクティブになるまで、メッセージに対してすべての非アクティブなキューの間での均一なワークロード・バランシングが行われます。

アクション: すべてのキュー・マネージャーのキューの状況を確認してください。

可能性のある説明: メッセージが非アクティブなキューを所有するクラスター内の異なるキュー・マネージャーに書き込まれている。また、更新された CLWLPRTY 値 0 が、書き込み側のアプリケーションのキュー・マネージャーに伝搬されていない。

アクション: モニター対象のキュー・マネージャーとフル・リポジトリー・キュー・マネージャー間のクラスター・チャネルが実行されていることを確認してください。 また、書き込み側のキュー・マネージャーとフル・リポジトリー・キュー・マネージャー間のチャネルが実行されていることを確認してください。 さらに、モニター対象のキュー・マネージャー、書き込み側のキュー・マネージャー、およびフル・リポジトリー・キュー・マネージャーのエラー・ログを確認してください。

可能性のある説明: リモート・キュー・インスタンスはアクティブである (CLWLPRTY=1) が、ローカル・キュー・マネージャーからのクラスター送信側チャネルが実行されていないため、それらのキュー・インスタンスにメッセージを経路指定できない。

アクション: アクティブなキュー・インスタンスがあるリモート・キュー・マネージャー (1 つ以上) への、ローカル・キュー・マネージャーからのクラスター送信側チャネルの状況を確認してください。

シナリオ: AMQSCLM が非アクティブなキューからメッセージを転送しない

可能性のある説明: メッセージの転送が有効 (-t) になっていない。

アクション: メッセージの転送が有効 (-t) になっていることを確認してください。

可能性のある説明: キューがモニター対象のキューのリストにない。

アクション: -q および -f パラメーターの値を確認してください。

可能性のある説明: AMQSCLM がこのキュー・マネージャー、または同じキューのインスタンスを所有するクラスター内の他のキュー・マネージャーに対して実行されていない。

アクション: AMQSCLM を開始してください。

可能性のある説明: キューが CLWLUSEQ=LOCAL または CLWLUSEQ=QMGR を持っている。また、-u 引数が設定されていない。

アクション: -u パラメーターを設定するか、キューまたはキュー・マネージャーの構成を ANY に変更してください。

可能性のある説明: クラスター内にキューのアクティブなインスタンスがない。

アクション: CLWLPRTY 値が 1 以上のキューのインスタンスがあるか確認してください。

可能性のある説明: リモート・キュー・インスタンスにはコンシューマーがある (IPPROCS >=1) が、AMQSCLM がそれらのリモート・インスタンスをモニターしていないため、コンシューマーはそれらのキュー・マネージャー上で非アクティブ (CLWLPRTY=0) である。

アクション: AMQSCLM がそれらのキュー・マネージャー上で実行されていることを確認してください。さらに (あるいは)、-q および -f パラメーターの値を確認して、キューがモニター対象のキューのリストにあることを確認してください。

可能性のある説明: リモート・キュー・インスタンスはアクティブ (CLWLPRTY=1) だが、ローカル・キュー・マネージャーでは非アクティブ (CLWLPRTY=0) と思われる。 この状況は、更新された CLWLPRTY の値が、このキュー・マネージャーに伝搬されていないことが原因で発生しています。

アクション: リモート・キュー・マネージャーが、クラスター内の少なくとも 1 つのフル・リポジトリー・キュー・マネージャーに接続されていることを確認してください。 また、フル・リポジトリー・キュー・マネージャーが正常に機能していることを確認してください。 さらに、フル・リポジトリー・キュー・マネージャーとモニター対象のキュー・マネージャー間のチャネルが実行されていることを確認してください。

可能性のある説明: メッセージがコミットされていないため、取得可能ではない。

アクション: 送信側のアプリケーションが正常に機能していることを確認してください。

可能性のある説明: AMQSCLM には、メッセージが入れられるローカル・キューへのアクセス権限がない。

アクション: AMQSCLM が、キューに対する十分なアクセス権限を持つユーザーとして実行しているかどうかを確認します。

可能性のある説明: キュー・マネージャーのコマンド・サーバーが実行されていない。

アクション: キュー・マネージャーのコマンド・サーバーを開始してください。

可能性のある説明: AMQSCLM にエラーが発生した。

アクション: レポート・ファイルにエラーが書き込まれていないか確認してください。

可能性のある説明: リモート・キュー・インスタンスはアクティブである (CLWLPRTY=1) が、ローカル・キュー・マネージャーからのクラスター送信側チャネルが実行されていないため、それらのキュー・インスタンスにメッセージを転送できない。 この場合は、amqsclm レポート・ログ内に CLM0030W 警告が同時に記録されていることがよくあります。

アクション: アクティブなキュー・インスタンスがあるリモート・キュー・マネージャー (1 つ以上) への、ローカル・キュー・マネージャーからのクラスター送信側チャネルの状況を確認してください。