MFT の戻りコード

Managed File Transfer コマンド、 Ant タスク、およびログ・メッセージは、機能が正常に完了したかどうかを示す戻りコードを提供します。

以下の表では、製品の戻りコードとその意味をリストしています。

表 1. MFT 戻りコード
戻りコード 短縮名 説明
0 成功 コマンドは正常終了しました。
1 コマンド失敗 コマンドは正常に終了していません。
2 コマンドのタイムアウト エージェントは、指定されたタイムアウト時間内にコマンドの状況を含む応答をしませんでした。 デフォルトでは、管理対象の呼び出しおよび転送コマンドについては、このタイムアウトの制限はありません。 例えば、 fteCreateTransfer コマンドで -w パラメーターを指定したとします。 他のコマンドについては、デフォルトで、このタイムアウトは 5 秒です。
3 確認応答のタイムアウト エージェントは、指定されたタイムアウト時間内にコマンドの受信確認をしませんでした。 デフォルトで、このタイムアウトは 5 秒です。
4 誤ったエージェント コマンドは誤ったエージェントに送信されました。 コマンド XML で指定したエージェントは、メッセージが入れられたコマンド・キューを読み取っているエージェントではありません。
20 転送は一部正常終了 転送は、部分的に成功して完了し、一部のファイルが転送されました。
21 転送の停止 転送は、ユーザー出口の 1 つによって停止されました。
22 転送取り消しのタイムアウト エージェントは、転送の取り消し要求を受け取りましたが、30 秒以内に取り消しを完了できませんでした。 転送は取り消されませんでした。
26 取り消し ID がありません エージェントは、転送の取り消し要求を受け取りましたが、転送が見つかりませんでした。 この場合原因として、取り消し要求がエージェントによって処理される前に転送が完了したことが考えられます。 また fteCancelTransfer コマンドに対して指定した転送 ID が正しくないことが原因の可能性もあります。 取り消し要求は無視されました。
27 取り消しが進行中 エージェントは、転送の取り消し要求を受け取りましたが、転送は既に取り消し処理中です。 新しい転送の取り消し要求は無視されました。
40 失敗 転送は失敗し、指定したどのファイルも転送されませんでした。
41 取り消し済み 転送は取り消されました。
42 トリガー失敗 転送が条件付きであり、必要な条件が満たされなかったため、転送は実行されませんでした。
43 誤った形式の XML XML メッセージの形式が正しくありません。
44 ソース・エージェントの容量を超過 ソース・エージェントに、転送を実行するための容量が十分に存在しません。
45 宛先エージェントの容量を超過 宛先エージェントに、転送を実行するための容量が十分に存在しません。
46 ソース・エージェントの最大ファイル数を超過 転送ファイル数が、ソース・エージェントの制限を超過しました。
47 宛先エージェントの最大ファイル数を超過 転送ファイル数が、宛先エージェントの制限を超過しました。
48 無効なログ・メッセージの属性 誤った形式のログ・メッセージ。 このエラーは内部エラーです。 この戻りコードを受け取った場合は、 IBM® サポートに連絡してください。
49 宛先が到達不能 IBM MQ の問題が原因で、ソース・エージェントが宛先エージェントにメッセージを送信できません。 例えば、ソース・エージェントのキュー・マネージャーが、宛先エージェントのキュー・マネージャーと通信するように正しく構成されていません。
50 試用版の違反 試用版エージェントにより、試用版エージェントではないエージェントとの通信が試行されました。
51 ソース転送が許可されていない maxSourceTransfers エージェント・プロパティーが 0 に設定されました。 このエージェントは、転送のソースにすることは許可されていません。
52 宛先転送が許可されていない maxDestinationTransfers エージェント・プロパティーが 0 に設定されました。 このエージェントが転送の宛先となることは許可されていません。
53 権限なし ユーザーに操作の実行権限がありません。 詳細については、付随するメッセージを参照してください。
54 権限レベルが一致しない ソース・エージェントと宛先エージェントの authorityChecking エージェント・プロパティー値が一致しません。
55 トリガーがサポートされない プロトコル・ブリッジ・エージェントでトリガーを使用して転送の作成が試行されました。 この動作はサポートされていません。
56 ファイルからメッセージへの転送は宛先でサポートされない 宛先エージェントでは、宛先キューへのファイルの書き込みがサポートされていません。
57 ファイル・スペースがサポートされない 宛先エージェントはファイル・スペースをサポートしません。
58 ファイル・スペースが拒否された 宛先エージェントにより、ファイル・スペース転送が拒否されました。
59 ファイルへの宛先メッセージはサポートされない 宛先エージェントはメッセージからファイルへの転送をサポートしていません。
64 両方がキューであることは許可されない 転送のソースと宛先がどちらもキューです。
65 一般データ・キュー・エラー Managed File Transfer Agent データ待ち行列がアクセスされたときにエラーが発生しました。
66 データ・キュー書き込み許可エラー Managed File Transfer Agent データ待ち行列がアクセスされたときにエラーが発生しました。 Advanced Message Security が有効になっていません。
67 データ・キュー書き込み AMS エラー Managed File Transfer Agent データ待ち行列がアクセスされたときに、許可エラーが発生しました。 Advanced Message Security が使用可能になります。
69 転送リカバリー・タイムアウト 転送のリカバリーは、指定された transferRecoveryTimeout 値の経過後にタイムアウトになりました。
70 エージェントが異常終了しました アプリケーションは、リカバリー不能な問題が発生したため、強制的に終了しています。
75 キュー・マネージャーが使用不可 アプリケーションにキュー・マネージャーを使用できないため、アプリケーションを続行できません。
78 始動構成に問題があります 始動構成データに問題があるため、アプリケーションを続行できません。
85 データベース・サーバーに問題があります データベースに問題があるため、アプリケーションを続行できません (通常はロガーによってのみ返されます)
100 モニターの置換が無効 モニター・タスク XML スクリプト内の変数置換のフォーマットが正しくありません。
101 正しくないモニター・リソース モニター・リソース定義の数が無効でした。
102 正しくないモニター・トリガー モニター・トリガー定義の数が無効でした。
103 正しくないモニター・タスク モニター・タスク定義の数が無効でした。
104 モニターの欠落 要求されたモニターがありません。
105 既に存在するモニター 要求されたモニターは既に存在しています。
106 モニターのユーザー出口エラー リソース・モニターのポーリング中にモニターのユーザー出口でエラーが生成されました。
107 モニターのユーザー出口の取り消し モニターのユーザー出口が、トランザクションの取り消しを要求しました。
108 モニター・タスクの失敗 モニター・タスクは、タスク処理のエラーのため、完了できませんでした。
109 モニター・リソースの失敗 モニター・リソース定義を指定のリソースに適用できません。
110 モニター・タスクの変数置換の失敗 モニター・タスクで変数が指定されましたが、一致する名前がメタデータに見つかりませんでした。 そのため、変数を値に置換できません。
111 モニター・タスクのソース・エージェントが無効 モニター転送タスクのソース・エージェントが、リソース・モニターのエージェントと一致しません。
112 モニター・タスクのソース・キュー・マネージャーが無効 モニター転送タスクのソース・エージェント・キュー・マネージャーが、リソース・モニターのエージェント・キュー・マネージャーと一致しません。
113 モニターがサポートされない プロトコル・ブリッジ・エージェントでリソース・モニターの作成または削除が試行されました。 この動作はサポートされていません。
114 モニター・リソースが拒否される モニター・リソースによってスキャンされるディレクトリーでアクセスが拒否されます。
115 モニター・リソース・キューが使用中 モニター・リソース・キューが既に開いており、共有アクセスでの入力との互換性がありません。
116 モニター・リソース・キューが不明 モニター・リソース・キューが、モニターの関連キュー・マネージャーに存在しません。
118 モニター・リソース式が無効 XPath 式の評価中にエラーが発生しました。 XPath 式は、メッセージのヘッダー内のユーザー定義プロパティーにアクセスするものと評価されました。 メッセージは、リソース・モニターによりモニターされるキューにあります。
119 モニター・タスクのソース・エージェント・キュー・マネージャーが欠落 モニター・タスク定義で、ソース・エージェント名またはソース・エージェント・キュー・マネージャー名が欠落しています。
120 モニター・キューが有効になっていない モニター・リソース・キューが有効になっていません。
121 モニター・キューへのアクセス時の予期しないエラー モニター・リソース・キューへのアクセス中に予期しないエラーが発生します。
122 モニター・コマンド・キューがコンテキスト ID に対して有効になっていない モニター・エージェント・コマンド・キューが、設定されているコンテキスト ID に対して有効になっていません。

以下の表では、製品の中間応答コードとその意味をリストしています。

表 2. 中間応答コード
応答コード 短縮名 説明
-2 ACK 要求は受信しましたが、完了せずに保留中です。
-3 PROGRESS 要求は複数のファイルに対するものであり、一部がまだ完了せずに保留中です。
注:

応答コードが存在するのは、要求を生成したプロセスが応答キューを提供した場合のみです。 これらは中間応答であり、 Managed File Transfer コマンドは最終応答コードのみを返します。