MFT Javaシステム・プロパティー

いくつかの Managed File Transfer コマンドおよびエージェント・プロパティーは、 Java システム・プロパティーとして定義する必要があります。これらは、コマンドまたはエージェント・プロパティー・メカニズムを使用できない早期機能の構成を定義するためです。

環境変数 BFG_JVM_PROPERTIES を定義して、 Managed File Transfer コマンドを実行する JVM のシステム・プロパティーおよびその他の JVM オプションを定義します。 例えば、UNIX-type タイプのプラットフォームで com.ibm.wmqfte.maxConsoleLineLength プロパティーを設定するには、次のように変数を定義します。
export BFG_JVM_PROPERTIES="-Dcom.ibm.wmqfte.maxConsoleLineLength=132"

エージェントを Windows サービスとして実行している場合は、 fteModifyAgent コマンドで -sj パラメーターを指定することにより、エージェントの Java システム・プロパティーを変更できます。

表 1. Java システム・プロパティー
プロパティー名 説明
com.ibm.wmqfte.maxConsoleLineLength コンソールに書き込むことができる行の最大長。 この長さを超える行は折り返されます。 この値は、文字数ではなくバイト数で表します。 [IBM i] IBM® i のデフォルトの長さは 132 バイトです。 [UNIX、Linux、Windows][z/OS] UNIXLinux®Windows、および z/OSの場合、長さは無制限です。
com.ibm.wmqfte.daemon.windows.windowsServiceLogFilesm (Windows のみ。) 保持する Windows サービス・ログ・ファイルの最大数を指定します。 エージェントおよびデータベース・ロガーが Windows サービスとして稼働している場合、これらのアプリケーションのログ・ディレクトリーに Windows サービス・ログ・ファイルが作成されます。 Windows サービス・ログ・ファイルは、名前に接頭部 service が付いており、サービスの開始および停止に関するメッセージを含んでいます。 5