プロトコル・ブリッジ・エージェントとの間のファイル転送
プロトコル・ブリッジ・エージェントを使用して、 Managed File Transfer ネットワーク外部の FTP または SFTP ファイル・サーバーとの間でファイルを転送することができます。
プロトコル・ブリッジを使用してファイルを転送する場合、ブリッジは、転送するファイルが格納されているソースまたは宛先ディレクトリーを読み取るための権限を持っている必要があります。 例えば、実行権限 (d--x--x--x) のみを持つディレクトリー /home/fte/bridgeからファイルを転送すると、このディレクトリーから試行した転送は、以下のエラー・メッセージを表示して失敗します。
BFGBR0032E: Attempt to read filename from the protocol file server has failed with server error 550
Failed to open file.ファイル転送中は、 ファイルは通常、一時ファイルとして転送先に書き込まれ、 転送が完了した時点でリネームされます。 ただし、転送先が、書き込みを制限して構成されている (ユーザーはプロトコル・ファイル・サーバーにファイルをアップロードできるが、それらのアップロードされたファイルは決して変更できず、ユーザーが書き込めるのは事実上一度だけである) プロトコル・ファイル・サーバーの場合、転送されるファイルは転送先に直接書き込まれます。 これは、転送中に問題が発生した場合、部分的に書き込まれたファイルが宛先プロトコル・ファイル・サーバーに残り、 Managed File Transfer がこれらのファイルを削除または編集できないことを意味します。 このシチュエーションでは、 転送は失敗します。
プロトコル・ブリッジ・エージェントに加えて、 Managed File Transfer ネットワーク内に別のエージェントがあることを確認します。 プロトコル・ブリッジ・エージェントは、FTP または SFTP サーバーに対してのみのブリッジであり、転送されたファイルをローカル・ディスクに書き込むことはありません。 ファイルを FTP または SFTP サーバーとの間で転送する場合は、プロトコル・ブリッジ・エージェントを (FTP または SFTP サーバーを表す) ファイル転送の宛先またはソースとして使用し、別の標準エージェントを対応するソースまたは宛先として使用する必要があります。
SFTP ファイル・サーバー上に新規ディレクトリーを作成する必要がある管理対象転送要求
Managed File Transfer プロトコル・ブリッジ・エージェントは、サード・パーティーの JSch ライブラリーを使用して、SFTP プロトコルを使用するファイル・サーバーと通信します。 プロトコル・ブリッジ・エージェントがファイル・サーバー上に存在しないディレクトリーにファイルを転送しようと試み、JSch がそのディレクトリーを作成するために要求された SFTP 操作を実行できない場合、プロトコル・ブリッジ・エージェントがファイル・サーバーにログインしたときのユーザーがそのための権限を持っていないため、JSch はプロトコル・ブリッジ・エージェントに例外をスローします。 その後、プロトコル・ブリッジ・エージェントは、管理対象転送に「失敗」のマークを付け、補足メッセージを生成します。 JSch から失敗に関する詳細な情報が提供された場合、プロトコル・ブリッジ・エージェントは、その情報を次のように補足メッセージに含めます。
BFGTR0072E: 次の例外のため、転送を完了できませんでした: BFGBR0119E: ブリッジ・エージェントがディレクトリー directory name を作成できませんでした。理由: message from JSch exception
![[V9.1.5 2020 年 4 月]](ng915.gif)
IBM® MQ 9.1.0 Fix Pack 5 以降および IBM MQ 9.1.5では、JSch 例外に障害に関する詳細情報が含まれていない場合、プロトコル・ブリッジ・エージェントは以下の補足メッセージを生成します。BFGTR0072E: 次の例外のため、転送を完了できませんでした: BFGBR0209E: ブリッジ・エージェントがディレクトリー directory name を作成できませんでした