ユーザー出口のリモート・デバッグの使用可能化

ユーザー出口を作成する際、 コード中の問題を見つけるために有用なデバッガーを使用したい場合があります。

出口はエージェントを実行する Java 仮想マシン内で実行されるため、統合開発環境に通常組み込まれている直接デバッグ・サポートを使用することはできません。 しかし、JVM のリモート・デバッグを使用可能にして、 適切なリモート・デバッガーに接続することができます。

リモート・デバッグを有効にするには、標準 JVM パラメーター -Xdebug および -Xrunjdwpを使用します。 これらのプロパティーは、 FTE_JVM_PROPERTIES 環境変数によってエージェントを実行する JVM に渡されます。 例えば、UNIX の場合、以下のコマンドはエージェントを開始し、JVM が TCP ポート 8765 でデバッガー接続を listen するようにします。
export FTE_JVM_PROPERTIES="-Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,address=8765"
fteStartAgent -F TEST_AGENT
エージェントは、デバッガーが接続するまで開始しません。 Windows では、 export コマンドの代わりに set コマンドを使用してください。

また、デバッガーと JVM の間で他の通信方式を使用することもできます。 例えば、JVM に接続するのではなく、逆に JVM がデバッガーへの接続を開始することもできます。 また、TCP の代わりに、共有メモリーを使用することもできます。 詳しくは、 Java Platform Debugger Architecture の資料を参照してください。

エージェントをリモート・デバッグ・モードで開始する場合は、 -F (フォアグラウンド) パラメーターを使用する必要があります。

Eclipse デバッガーの使用

以下のステップは、 Eclipse 開発環境のリモート・デバッグ機能に適用されます。 また、JPDA 準拠の他のリモート・デバッガーを使用することもできます。
  1. 「実行」 > 「デバッグ・ダイアログを開く」 (または Eclipseのバージョンに応じて、 「実行」 > 「デバッグ構成」 または 「実行」 > デバッグ・ダイアログ をクリックします)。
  2. 構成タイプのリストにある「リモート Java アプリケーション」をダブルクリックして、 デバッグ構成を作成します。
  3. 構成フィールドに入力し、デバッグ構成を保存します。 エージェントの JVM をデバッグ・モードで既に開始している場合は、すぐに JVM に 接続できます。