MQMessage クラス

このクラスは、WebSphere® MQ メッセージを表します。WebSphere MQ メッセージ記述子 (MQMD) をカプセル化するためのプロパティーが含まれ、アプリケーション定義のメッセージ・データを保持するためのバッファーが提供されます。

このクラスには、ActiveX アプリケーションから MQMessage オブジェクトにデータをコピーする Write メソッドが組み込まれています。同様に、このクラスには、MQMessage オブジェクトから ActiveX アプリケーションにデータをコピーする Read メソッドが組み込まれています。このクラスは、バッファーのメモリーの自動割り振り、および自動割り振り解除を管理します。 バッファーは書き込まれるデータのサイズに合わせて拡張するので、 MQMessage オブジェクトを作成する場合に、 アプリケーションがバッファーのサイズを宣言する必要はありません。

バッファー・サイズがそのキューの MaximumMessageLength プロパティーを超える場合、メッセージを WebSphere MQ キューに置くことはできません。

バッファーを構成した後、MQMessage オブジェクトは、MQQueue.Put メソッドを使用して WebSphere MQ キューに書き込みを行うことができます。 このメソッドは、このオブジェクトの MQMD およびメッセージ・データの部分のコピーを受け取り、そのコピーをキューに配置します。したがって、このアプリケーションは、PUT を実行した後に WebSphere MQ キューにあるメッセージに影響を与えずに、MQMessage オブジェクトを変更または削除することができます。WebSphere MQ キュー上のメッセージをコピーする場合、 キュー・マネージャーが MQMD のいくつかのフィールドを調整することができます。

MQQueue.Get メソッドを使用して、着信メッセージを MQMessage オブジェクトに読み取ることができます。これにより、既に MQMessage オブジェクト内に存在している可能性のある MQMD またはメッセージ・データは、着信メッセージからの値で置き換えられます。 このメソッドは、MQMessage オブジェクトのデータ・バッファーのサイズを、着信メッセージ・データのサイズに一致するよう調整します。

包含

メッセージは、MQSession クラスにより含まれます。

作成

New は、MQMessage オブジェクトを作成します。メッセージ記述子プロパティーは最初デフォルト値に設定され、メッセージ・データのバッファーは空になります。

構文

Dim msg As New MQMessage or Set msg = New MQMessage

プロパティー・アクセス

いつでもすべてのプロパティーを読み取ることができます。

読み取り / 書き込み可能である DataOffset を除き、制御プロパティーは読み取り専用です。 Message Descriptor プロパティーは、読み取り専用である BackoutCount および TotalMessageLength を除き、すべて読み取り / 書き込み可能です。

しかし、メッセージが WebSphere MQ キューに書き込まれたときに、 一部の MQMD プロパティーはキュー・マネージャーによって変更されることがあります。それらのプロパティーの変更方法について詳しくは、MQMD のフィールドを参照してください。

データ変換

CharacterSet プロパティーをキュー・マネージャーのコード化文字セット識別子 (MQCCSI_Q_MGR) に設定し、それをストリングに渡すと、 2 進データを WebSphere MQ メッセージに渡すことができます。 chr$ 関数を使用して、文字以外のデータをストリングに設定することができます。

Read メソッドおよび Write メソッドはデータ変換を実行します。 これらのメソッドは、メッセージ記述子から Encoding プロパティーおよび CharacterSet プロパティーにより定義されたように、ActiveX 内部形式と WebSphere MQ メッセージ形式とを変換します。 メッセージを書き込む場合は、Write メソッドを実行する前に、Encoding および CharacterSet に、メッセージの受信側の特性に一致する値を設定します。メッセージを読み取る場合、これらの値は着信 MQMD の値から設定されるので、通常このステップは不要です。

これは、MQQueue.Get メソッドにより実行される変換の後で起こる追加のデータ変換ステップです。


資料 資料

フィードバック

タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2018 年 10 月 2 日 (火)
http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.5.0/com.ibm.mq.dev.doc/com.ibm.mq.dev.doc/q034520_.htm wc11820_