CEILING 関数
CEILING は、数値を、最も近い基準値の倍数に切り上げます。
構文
CEILING(数値,インクリメント,モード)
- 数値 は、切り上げの対象となる数値です。
- インクリメント は数値で、この数値の倍数に値が切り上げられます。
- モード はオプションの値です。モード にゼロ以外の値を指定し、かつ 数値 とインクリメント が負の場合、切り上げは数値 の絶対値に基づいて行われます。 Microsoft Excel にエクスポートした場合、このモード引数は無視されます。これは、Microsoft Excel では 3 番目のパラメーターは使用されないためです。
重要: 数値 とインクリメント の両方が負の値で、モード の値がゼロまたは指定されていない場合、インポート完了後の結果が IBM® Connections Docs と Microsoft Excel で異なります。スプレッドシートを Excel にエクスポートする場合、IBM Docs と同じ結果を Excel で得るためには、モード=1 を使用します。
例
=CEILING(-11,-2) は -10 を返します。
=CEILING(-11,-2,0) は -10 を返します。
=CEILING(-11,-2,1) は -12 を返します。