VSS バックアップおよびリストア操作のトラブルシューティング
VSS バックアップおよびリストア処理中に問題が発生した場合、ご使用の環境で問題を再現してみてください。
始める前に
このタスクについて
手順
VSS 瞬時リストア処理から VSS 高速リストア処理へのフェイルオーバー
VSS 瞬時リストア操作の初期段階でエラーが発生した場合、そのエラーによって、システムが VSS 高速リストア処理にフェイルオーバーする可能性があります。 しかし、エラーが瞬時リストア操作の後半で発生した場合、瞬時リストア処理は、高速リストア処理にフェイルオーバーせずに失敗する可能性があります。
このタスクについて
手順
IBM Spectrum Protect サーバーからのファイル・システムおよびカスタム・アプリケーションの VSS リストアのトラブルシューティング
IBM Spectrum Protect サーバーからのファイル・システムおよびカスタム・アプリケーションの VSS リストアは、ボリューム・イメージ・レベルのリストア操作です。 このタイプのリストア操作により、システム・プロバイダーを使用して作成された、リストア対象のボリュームのシャドー・コピーが、無効になって削除される可能性があります。
このタスクについて
手順
vssadmin Add ShadowStorage /For=D: /On=F: /MaxSize=your size
SQL Server のログ末尾のバックアップを使用した問題のトラブルシューティング
ログの末尾にあるトランザクション・ログ・レコードがバックアップされていない場合、データベースのリストア操作は失敗する可能性があります。
このタスクについて
Failed - An exception occurred while executing a Transact-SQL statement
or batch.
The tail-log backup of the dbName database has not been backed up.
Use BACKUP LOG WITH NORECOVERY to backup the log if it contains work you
do not want to lose.
Use the WITH REPLACE or WITH STOPAT clause of the RESTORE statement to
overwrite the contents of the log.
RESTORE DATABASE is terminating abnormally.
Changed database context to 'master'. (HRESULT:0x80131501)
エラーを解決するには、ログ末尾のバックアップを実行します。手順
- SQL インスタンスの「保護」タブで「バックアップ・オプションの表示」をクリックし、「ログ末尾のバックアップ」オプションを True に設定します。
- 「アクション」ペインで、「IBM Spectrum Protect へのログ・バックアップ」を選択します。
マスター・データベースの VSS オフライン・リストアのトラブルシューティング
Microsoft SQL Server は、マスター・データベースのオフライン VSS リストアのみをサポートします。 IBM Spectrum Protect Snapshot for SQL Server は、オフライン・リストア操作をサポートしません。 したがって、IBM Spectrum Protect Snapshot for SQL Server を使用して、マスター・データベースをリストアすることはできません。
手順
- SQL Server がオンラインであることを確認します。
- Microsoft 管理コンソール (MMC) またはコマンド・ラインでマスター・データベースを新規データベースにリストアします。例えば、tdpsqlc コマンドに /recovery=no オプションを指定して入力します。
- リストア操作が完了した後、すべてのデータ・ファイルが正常にリストアされていることを確認します。
- SQL Server インスタンスを停止し、マスター・データベースのすべてのデータ・ファイルの名前を変更します。
- 新規の master_restore データベースからマスター・データベースのロケーションにすべてのデータ・ファイルをコピーします。 すべてのデータ・ファイルがコピーされたことを確認します。
- SQL Server インスタンスを開始し、マスター・データベースが正常にリストアされたことを確認します。
IBM SAN Volume Controller および IBM Storwize V7000 での VSS 制限のトラブルシューティング
IBM Spectrum Protect サーバーへの IBM Spectrum Protect Snapshot for SQL Server VSS バックアップ (非オフロード) を実行した場合、バックアップが完了しても IBM® SAN Volume Controller または IBM Storwize V7000 LUN が Windows ホストにマップされたまま残ることがあります。
手順
タスクの結果
2 つの IBM Spectrum Protect Snapshot for SQL Server VSS バックアップを実行する際に、ボリュームが大容量であるか、バックグラウンド・コピー率が低い数値に設定されているか、またはその両方の状況がある場合、2 番目の VSS バックアップがハングしているように見える場合があります。 通常、Exchange Server データが IBM SAN Volume Controller または IBM Storwize V7000 ディスクに存在します。ただし、2 番目のバックアップは、最初のバックアップの IBM SAN Volume Controller または IBM Storwize V7000 のバックグラウンド・コピーが完了するまで待ってから先に進みます。IBM SAN Volume Controller または IBM Storwize V7000では、同じボリュームのバックグラウンド・コピーを同時に 2 つ実行することはできません。 2 番目のバックアップが最初のバックグラウンド・コピーの完了を待っていることは示されません。
前の IBM SAN Volume Controller または IBM Storwize V7000 のバックグラウンド・コピーに時間がかかりすぎる場合には、タイムアウト・エラーが表示される場合もあります。