GE   

説明

呼び出しレベルのプログラムの場合: IMS™ がこの状況コードを戻す原因として、次の場合が考えられます。

  • DL/I が、Get 呼び出しで指定されたセグメント検索引数を満たすセグメントを見つけることができなかった。
  • ISRT 呼び出しの場合、DL/I が、挿入されるセグメントのいずれかの親を見つけられなかった。
  • ISRT 呼び出しの場合、DL/I が、SETR ステートメントで決定されているアクセス可能な範囲以外にルート・セグメントを挿入するように要求された。
  • プログラムが、OSAM バッファー・プール統計を要求する STAT1 呼び出しを発行したが、バッファー・プールが存在しなかった。
  • プログラムが、VSAM バッファー・サブプール統計を要求する STAT1 呼び出しを発行したが、サブプールが存在しなかった。
  • 非メッセージ・ドリブン BMP が MSDB セグメントに対して FLD 呼び出しを発行した。 FLD 呼び出しの後で、コミット・ポイントの前に、その MSDB セグメントが削除されました。 このため、SYNC または CHKP 呼び出しの後で、GE が戻されることがあります。
コマンド・レベルのプログラムの場合:
  • DL/I が、Get コマンドで指定されたセグメントを満たすセグメントを見つけることができなかった。
  • ISRT コマンドの場合、DL/I が、挿入されるセグメントのいずれかの親を見つけられなかった。
  • プログラムが、OSAM バッファー・プール統計を要求する STAT1 コマンドを発行したが、バッファー・プールが存在しなかった。
  • プログラムが、VSAM バッファー・サブプール統計を要求する STAT1 呼び出しを発行したが、サブプールが存在しなかった。

異常終了を起こす代わりに、この状況コードは、EXEC DLI コマンドを発行したアプリケーション・プログラムに戻されます。

プログラマーの応答

ユーザーの処置はユーザーのプログラムにより異なります。

注: DEDB 順次従属セグメントの GNP 呼び出しで GE 状況コードが戻された場合、入出力域には、10 バイトの長さ標識および順次従属部分の削除された部分の元の位置が含まれます。 位置は、順次従属チェーンの最後になります。

CI 分割時にデータベースに存在しているセグメントについて、PROCOPT=GOx を使用してプログラムに GE 状況コードが戻されることがあります。

ソース

DL/I コード
1 STAT はプロダクト・センシティブ・プログラミング・インターフェースです。