AM   

説明

呼び出しレベルのプログラムの場合: 呼び出し機能が、PCB の処理オプション、セグメントのセンシティビティー、トランザクション・コードの定義、またはプログラム・タイプと不適合です。 PCB 内のレベル番号は、無効である SSA のレベル番号を示します。 この状況コードを受け取る原因として、次の場合が考えられます。

  • 入出力域を用意しないで GSAM データベースをオープンしようとした場合。
  • プログラムで D コマンド・コードを使用して検索呼び出しを発行したが、呼び出しで使用された DB PCB に P 処理オプションが指定されていない場合。
  • 入力 LTERM が存在しないプログラムから、端末関連の動的 MSDB に対して DLET または ISRT 呼び出しが発行された場合。 バッチ指向の BMP はその例です。
  • SSA で参照されたサブセット・ポインターが、そのプログラムの PSB で定義されていなかった場合。 例えば、ユーザーのプログラムの PSB で、プログラムがサブセット・ポインター 1 および 4 を使用できるように定義され、SSA がサブセット・ポインター 5 を参照する場合、高速機能で AM 状況コードがプログラムに戻されます。
  • プログラムがサブセット・ポインターに対して S、Z、W、または M コマンド・コードを使用しようとしたが、サブセット・ポインターは、そのプログラムの PSB では更新センシティブであるポインターとして定義されていなかった場合。
  • BMP、CICS® オンライン・プログラム、または MPP が D コマンド・コードを使用して ISRT 呼び出しを発行したが、この呼び出しで参照される DB PCB ではプログラムに必要な P 処理オプションが指定されていない場合。バッチ・プログラムでは、フィールド・レベル・センシティビティーを使用しない限り、D コマンド・コードを使用して ISRT 呼び出しを発行するのに、P 処理オプションは必要ありません。
  • 処理オプションが L であるのに、プログラムが ISRT 呼び出し以外の呼び出しを発行した場合。 ロード・プログラムは、ISRT 呼び出しのみ発行できます。
  • DLET、REPL、または ISRT 呼び出しで参照する DB PCB に、その呼び出しに応じた必要な処理オプションがない場合。 これらの呼び出しに必要な最小限の処理オプションは、DLET には D、REPL には R、ISRT には I です。
  • プログラムに対してセンシティブでないセグメントを対象に、DLET、REPL、または ISRT 呼び出しを発行した場合。
  • 出力用にオープンされた GSAM または VSAM データ・セットに対して、CHKP 呼び出しを発行した場合。 このコードは、GSAM PCB に戻されます。
  • 無効な呼び出し機能コードを指定して GSAM 呼び出しを発行した場合。
  • 代替処理シーケンスを使用しているときに、索引ターゲット・セグメント、または物理データベース内で索引ターゲットが従属しているセグメントに対して ISRT または DLET 呼び出しを発行した場合。
  • プログラムが置換センシティビティーを持たず、コマンド・コード N が指定されず、入出力域でセグメントのデータが変更されているときに、パス置換を発行した場合。
  • 領域サイズが小さ過ぎるため、GSAM がバッファー・スペースを取得できなかった場合。 この状態は、フィールド GBCRTNCD の値 X'1C' によって示されます。
  • IMS™ システム定義で使用される TRANSACT マクロで、入力メッセージに対して INQUIRY=YES が指定されているのに、プログラムから DLET、ISRT、または REPL 呼び出しを発行した場合。
  • ETO 端末から端末関連 MSDB に、または端末関連キーを持つ非端末関連 MSDB に対して呼び出しを発行した場合。 ETO について詳しくは、ETO を用いた高セキュリティー環境の計画を参照してください。
  • LU 6.2、ETO、または OTMA 装置などの動的に定義される装置から、MSDB に対して、更新意図を持つ任意のタイプの呼び出しを発行した場合。
  • VIEW=MSDB を指定する PCB を使用して REPL 呼び出しを発行する場合、セグメントはキーを持っている必要があります。コマンド・コード「D」が指定された場合、これには、パス内の任意のセグメントが含まれます。

この状況コードが戻された後、データベース内の位置は変更されません。

コマンド・レベルのプログラムの場合: コマンドが、PCB の処理オプションまたはセグメントのセンシティビティーと不適合です。 DIB 内のレベル番号は、無効である修飾のレベル番号を示します。 この状況コードを受け取る原因として、次の場合が考えられます。

  • プログラムでパス検索コマンドを発行したが、呼び出しで使用された DB PCB に P 処理オプションが指定されていない場合。
  • 処理オプションが L であるのに、プログラムが LOAD コマンド以外のコマンドを発行した場合。 ロード・プログラムは、LOAD コマンドのみ発行できます。
  • DLET、REPL、または ISRT コマンドで参照する DB PCB に、そのコマンドに応じた必要な処理オプションがない場合。 これらの呼び出しに必要な最小限の処理オプションは、DLET には D、REPL には R、ISRT には I です。
  • プログラムに対してセンシティブでないセグメントを対象に、DLET、REPL、または ISRT コマンドを発行した場合。
  • 出力用にオープンされた GSAM または VSAM データ・セットに対して、CHKP コマンドを発行した場合。
  • 無効な呼び出し機能コードを指定して GSAM 呼び出しを発行した場合。
  • 代替処理シーケンスを使用しているときに、索引ターゲット・セグメント、または物理データベース内で索引ターゲットが従属しているセグメントに対して ISRT または DLET コマンドを発行した場合。
  • プログラムが置換センシティビティーを持たず、コマンド・コード N が指定されず、入出力域でセグメントのデータが変更されているときに、パス置換を発行した場合。
  • GSAM ダミー・データ・セットに対して呼び出しを発行した場合。 GSAM ダミー・データ・セットに対するどのような呼び出しも無効です。

プログラマーの応答

要求を訂正するか、または PCB に必要な変更を加えます。

ソース

DL/I コード