A1   

説明

IMS™ は、次のいずれかの理由で A1 状況コードを戻します。

  • LU 6.2 入力に対する AUTH 呼び出しで、PST LU 6.2 拡張ブロックまたは UTOKEN が見つからなかった。
  • アプリケーション・プログラムでまだ GU を発行していないのに、代替応答 PCB に対して CHNG 呼び出しが発行された。
  • CHNG 呼び出しの処理中に MSC プログラム・ルーティング出口ルーチン (DFSCMPR0) が呼び出され、次のいずれかが発生した。
    • 出口ルーチンが、戻りコード 8 (A1 状況コード) を戻すことにより、呼び出しをリジェクトした。
    • 出口ルーチンが RC=4 を戻して、発信元システムにメッセージを返そうとしたが、アプリケーション・プログラムが GU を発行していないため、発信元システムを判別できなかった。
    • 出口ルーチンによって R0 に戻された SYSID が、有効なリモート SYSID ではない。
    • 出口ルーチンによって設定された R1 のアドレスが指し示す MSNAME が、有効なリモート MSNAME ではない。
  • ISRT または CHNG 呼び出しの処理中に MSC プログラム・ルーティング出口ルーチン (DFSMSCE0) が呼び出され、次のいずれかが発生した。
    • 出口に渡された DFSMSCEP ユーザー・パラメーター・リストで MSPRFL3=MSPR3REJ を設定することにより、出口ルーチンが呼び出しをリジェクトした。
    • 出口からの転送要求の処理中に、IMS がエラーを検出した。メッセージ "DFS070 Unable to route message RSN=xxyy" が発行され、6701-MSCE ログ・レコードが IMS ログに書き込まれた。このエラーについての詳細は、IMS 診断情報でメッセージ・ルーティング問題の診断に関するトピックを参照してください。
  • CHNG 呼び出しの入出力域に指定された宛先名が無効である。
  • CHNG 呼び出しの入出力域に指定された宛先名は有効である (宛先がプログラムであり、PCB は代替応答 PCB ではない) が、トランザクションは高速機能専用である。
  • AUTH 呼び出しパラメーター・リストに、無効な総称 CLASS 名が含まれている。 アクセス検査は行われませんでした。
  • ルーティング出口ルーチン (DFSCMPR0 または DFSMSCE0) が、直接ルーティング要求をオーバーライドするように無効な要求を試みた。
  • 変更の始まりOTMA 宛先解決ユーザー出口 (OTMAYPRX) が、16 バイトの不適切な OTMA クライアント・オーバーライド名を指定した可能性がある。クライアント名をすべてブランクにすることはできません。 クライアント名が 16 バイトより短い場合、ブランクを埋め込む必要があります。変更の終わり
  • OTMA DFSYDRU0 出口の、変更された OTMA ユーザー・データの長さが、1K を超えている。
  • 変更の始まりOTMAYPRX および DFSYDRU0 ユーザー出口ルーチンが、サ ポートされない戻りコードを戻した。変更の終わり
  • 変更の始まりCHNG 呼び出し用に配置された OTMA 宛先記述子項目で、このタイプの IMSTRAN は使用できません。変更の終わり
  • 変更の始まりOTMA メンバー名または OTMA クライアント・オーバーライド名を、OTMA ALTPCB 出力用の OTMA 内部メンバー名 DFSYICAL とすることはできません。変更の終わり

プログラマーの応答

CHNG または AUTH 呼び出しを訂正するか、MSC プログラム・ルーティング出口 (DFSCMPR0 または DFSMSCE0) を訂正するか、あるいは指定された宛先が有効かどうかを確認します。

ソース

DL/I コード