SNAPHADR 管理ビューおよび SNAP_GET_HADR 表関数 - hadr 論理データ・グループのスナップショット情報の検索

SNAPHADR 管理ビューおよび SNAP_GET_HADR 表関数は、データベース・スナップショットから、特に hadr 論理データ・グループの高可用性災害時リカバリー情報を戻します。

SNAPHADR 管理ビューおよび SNAP_GET_HADR 表関数は非推奨になり、 MON_GET_HADR 表関数-高可用性災害時リカバリー (HADR) モニター情報を戻しますに置き換えられました。

管理ビューまたは表関数のどちらを使用しているかによって、以下のいずれかのセクションを参照してください。

SNAPHADR 管理ビュー

この管理ビューを使用して、現在接続中のデータベースに関する hadr 論理データ・グループのスナップショット情報を取得することができます。 データベースが 1 次またはスタンバイ高可用性災害時リカバリー (HADR) データベースの場合にのみ、このビューによってデータが戻されます。

SNAPHADR 管理ビューを MON_GET_DATABASE、MON_GET_MEMORY_SET、MON_GET_MEMORY_POOL、MON_GET_TRANSACTION_LOG、および ADMIN_GET_STORAGE_PATHS 表関数とともに使用すると、 GET SNAPSHOT FOR DATABASE ON database-alias CLP コマンドと同等の情報が得られます。

スキーマは SYSIBMADM です。

戻される可能性のある情報の完全なリストは、 表 1 を参照してください。

許可

以下のいずれかの権限が必要です。
  • SNAPHADR 管理ビューに対する SELECT 特権
  • SNAPHADR 管理ビューに対する CONTROL 特権
  • DATAACCESS 権限
この表関数を使用するには、以下のいずれかが必要です。
  • SNAP_GET_HADR 表関数に対する EXECUTE 特権
  • DATAACCESS 権限
さらに、スナップショット・モニター・データにアクセスするには、以下のいずれかの権限も必要です。
  • SYSMON
  • SYSCTRL
  • SYSMAINT
  • SYSADM

デフォルトの PUBLIC 特権

制限のないデータベースでは、このビューが自動的に作成されると、SELECT 特権が PUBLIC に付与されます。

1 次 HADR データベース上の HADR に関する構成および状況情報を取得します。
SELECT SUBSTR(DB_NAME, 1, 8) AS DBNAME, HADR_ROLE, HADR_STATE, 
   HADR_SYNCMODE, HADR_CONNECT_STATUS 
   FROM SYSIBMADM.SNAPHADR
以下はこの照会の出力例です。
DBNAME   HADR_ROLE HADR_STATE     HADR_SYNCMODE HADR_CONNECT_STATUS
-------- --------- -------------- ------------- -------------------
SAMPLE   PRIMARY   PEER           SYNC          CONNECTED

  1 record(s) selected.

SNAP_GET_HADR 表関数

SNAP_GET_HADR 表関数は SNAPHADR 管理ビューと同じ情報を戻しますが、特定のデータベース・メンバー、すべてのデータベース・メンバーの集約、またはすべてのデータベース・メンバーのいずれかの特定のデータベースを対象とした情報を検索することができます。

SNAP_GET_HADR 表関数を SNAP_GET_DB、SNAP_GET_DB_MEMORY_POOL、SNAP_GET_DETAILLOG、および ADMIN_GET_STORAGE_PATHS 表関数とともに使用すると、 GET SNAPSHOT FOR ALL DATABASES CLP コマンドと同等の情報が提供されます。

戻される可能性のある情報の完全なリストは、 表 1 を参照してください。

構文

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramSNAP_GET_HADR(dbname, member)

スキーマは SYSPROC です。

表関数パラメーター

dbname
現在接続されているデータベースと同じインスタンス内の有効なデータベース名を指定する、タイプ VARCHAR(128) の入力引数。 "Indirect" または "Home" のディレクトリー項目タイプを持つデータベース名を指定します。 このディレクトリー項目タイプは、LIST DATABASE DIRECTORY コマンドで確認できます。 現在接続されているデータベースからのスナップショットを取得するには、空ストリングを指定します。 現在接続されているデータベースと同じインスタンス内のすべてのデータベースからのスナップショットを取得するには、NULL 値を指定します。
member
有効なデータベース・メンバー番号を指定する、タイプ INTEGER のオプションの入力引数。 現在のデータベース・メンバーの場合は -1、すべてアクティブなデータベース・メンバーの集合の場合は -2 を指定します。 dbnameNULL に設定されておらず、 memberNULLに設定されている場合、 -1memberに対して暗黙的に設定されます。 この入力オプションを使用しない場合、つまり dbname のみを指定する場合、データはすべてのアクティブなデータベース・メンバーから戻されます。 アクティブなデータベース・メンバーとは、アプリケーションによるデータベースへの接続およびデータベースの使用が可能なメンバーのことです。

dbnamemember の両方を NULL に設定すると、SNAP_WRITE_FILE プロシージャーにより作成されるファイルからのデータの読み取りが試行されます。 このファイルはいつでも作成される可能性があるため、データは現行のものであるとは限らないことに注意してください。 対応するスナップショット API 要求タイプを持つファイルが存在しない場合、SNAP_GET_HADR 表関数は、現在接続中のデータベースおよびデータベース・メンバー番号のスナップショットを取得します。

許可

以下のいずれかの権限が必要です。
  • SNAP_GET_HADR 表関数に対する EXECUTE 特権
  • DATAACCESS 権限
さらに、スナップショット・モニター・データにアクセスするには、以下のいずれかの権限も必要です。
  • SYSMON
  • SYSCTRL
  • SYSMAINT
  • SYSADM

デフォルトの PUBLIC 特権

制限のないデータベースでは、この関数が自動的に作成されると、EXECUTE 特権が PUBLIC に付与されます。

すべてのデータベースの HADR に関する構成および状況情報を取得します。
SELECT SUBSTR(DB_NAME, 1, 8) AS DBNAME, HADR_ROLE, HADR_STATE, 
   HADR_SYNCMODE, HADR_CONNECT_STATUS 
   FROM TABLE (SNAP_GET_HADR (CAST (NULL as VARCHAR(128)), 0)) as T
以下はこの照会の出力例です。
DBNAME   HADR_ROLE HADR_STATE     HADR_SYNCMODE HADR_CONNECT_STATUS
-------- --------- -------------- ------------- -------------------
SAMPLE   PRIMARY   PEER           SYNC          CONNECTED
TESTDB   PRIMARY   DISCONNECTED   NEARSYNC      DISCONNECTED 

2 record(s) selected. 

戻される情報

表 1. SNAPHADR 管理ビューおよび SNAP_GET_HADR 表関数によって戻される情報
列名 データ・タイプ 説明または対応するモニター・エレメント
SNAPSHOT_TIMESTAMP TIMESTAMP スナップショットが取得された日時。
DB_NAME VARCHAR(128) db_name データベース名
HADR_ROLE VARCHAR(10) hadr_role-HADR の役割 。 このインターフェースは、 sqlmon.hでの定義に基づくテキスト ID を戻します。これは以下のいずれかです。
  • PRIMARY
  • STANDARD
  • STANDBY
HADR_STATE VARCHAR(14) hadr_state-HADR の状態 。 このインターフェースは、 sqlmon.hでの定義に基づくテキスト ID を戻します。これは以下のいずれかです。
  • DISCONNECTED
  • LOCAL_CATCHUP
  • PEER
  • REM_CATCH_PEN
  • REM_CATCHUP
HADR_SYNCMODE VARCHAR(10) hadr_syncmode-HADR 同期モード 。 このインターフェースは、 sqlmon.hでの定義に基づくテキスト ID を戻します。これは以下のいずれかです。
  • ASYNC
  • NEARSYNC
  • SUPERASYNC
  • SYNC
HADR_CONNECT_STATUS VARCHAR(12) hadr_connect_status-HADR 接続状況 。 このインターフェースは、 sqlmon.hでの定義に基づくテキスト ID を戻します。これは以下のいずれかです。
  • CONGESTED
  • CONNECTED
  • DISCONNECTED
HADR_CONNECT_TIME TIMESTAMP hadr_connect_time HADR 接続時刻
HADR_HEARTBEAT INTEGER hadr_heartbeat HADR ハートビート
HADR_LOCAL_HOST VARCHAR(255) hadr_local_host - HADR ローカル・ホスト
HADR_LOCAL_SERVICE VARCHAR(40) hadr_local_service HADR ローカル・サービス
HADR_REMOTE_HOST VARCHAR(255) hadr_remote_host HADR リモート・ホスト
HADR_REMOTE_SERVICE VARCHAR(40) hadr_remote_service HADR リモート・サービス
HADR_REMOTE_INSTANCE VARCHAR(128) hadr_remote_instance HADR リモート・インスタンス
HADR_TIMEOUT BIGINT hadr_timeout HADR タイムアウト
HADR_PRIMARY_LOG_FILE VARCHAR(255) hadr_primary_log_file HADR 1 次ログ・ファイル
HADR_PRIMARY_LOG_PAGE BIGINT hadr_primary_log_page HADR 1 次ログ・ページ
HADR_PRIMARY_LOG_LSN BIGINT hadr_primary_log_lsn HADR 1 次ログ LSN
HADR_STANDBY_LOG_FILE VARCHAR(255) hadr_standby_log_file HADR スタンバイ・ログ・ファイル
HADR_STANDBY_LOG_PAGE BIGINT hadr_standby_log_page HADR スタンバイ・ログ・ページ
HADR_STANDBY_LOG_LSN BIGINT hadr_standby_log_lsn HADR スタンバイ・ログ LSN
HADR_LOG_GAP BIGINT hadr_log_gap HADR ログ・ギャップ
DBPARTITIONNUM SMALLINT dbpartitionnum - データベース・パーティション番号 : モニター・エレメント
メンバー SMALLINT member - データベース・メンバー・モニター・エレメント