メンバー・サブセットの定義の管理

メンバー・サブセットは、管理ルーチンのセットを使用して、必要に応じて作成、変更、およびドロップできます。

メンバー・サブセットは、以下のルーチンを使用して管理されます。
  • メンバー・サブセットの作成: WLM_CREATE_MEMBER_SUBSET。
  • メンバー・サブセットの変更: WLM_ALTER_MEMBER_SUBSET。
  • メンバー・サブセットのドロップ: WLM_DROP_MEMBER_SUBSET。
これらのルーチンを呼び出す際にワークロード管理ライセンスは必要ありません。 メンバー・サブセットを作成、変更、ドロップするには、DBADM または WLMADM 権限が必要です。

メンバー・サブセット管理ルーチンは、独自の専用トランザクション・スコープで実行される自律型ルーチンです。 このルーチンによって実行される処理は、呼び出し側セッションによって実行される処理から独立しています。 ルーチンによって実行されるトランザクション作業は、呼び出し側セッションによって実行されるトランザクション作業から独立しています。 ルーチンが正常に完了すると、作業はコミットされます。 ルーチンが失敗すると、作業はロールバックされます。 いずれの場合も、呼び出し側セッションのトランザクションは影響を受けません。 ロールバック操作を実行して、メンバー・サブセット管理ルーチンによって実行された作業を取り消すことはできません。 作業を取り消すには、WLM_ALTER_MEMBER_SUBSET または WLM_DROP_MEMBER_SUBSET ルーチンを使用する必要があります。

デフォルトでは、メンバー・サブセットを作成すると、 Db2® データ・サーバー上にユーザー指定のデータベース別名がカタログされます。 WLM_ALTER_MEMBER_SUBSET ルーチンを使用すると、使用可能にされたメンバー・サブセットを使用不可にできます。 データベースに接続しようとしたアプリケーションが、使用不可にされたメンバー・サブセットに割り当てられると、アプリケーションはエラー・メッセージを受け取ります。

メンバー・サブセットは、作成後にデフォルトで使用可能になります。

メンバーは、WLM_ALTER_MEMBER_SUBSET 管理ルーチンによって、既存のメンバー・サブセットに追加、変更、またはドロップすることができます。

データベース別名は、それが WLM_CREATE_MEMBER_SUBSET または WLM_ALTER_MEMBER_SUBSET によってカタログされた場合、メンバー・サブセットによって管理されます。 メンバー・サブセットによって管理されるデータベース別名は、そのメンバー・サブセットがドロップされた時点、または異なるデータベース別名を使用するようにメンバー・サブセットが変更された時点で、アンカタログされます。 メンバー・サブセットによって管理されるデータベース別名を、UNCATALOG DATABASE コマンドまたは sqleuncd API を使用してアンカタログすることはできません。

メンバー・サブセットによって管理されていないデータベース別名は、メンバー・サブセット管理ルーチンによって変更されることはなく、UNCATALOG DATABASE コマンドまたは sqleuncd API を使用してアンカタログできます。

メンバー・サブセットによって管理されるデータベース別名は、リストア後にデータベースが初回にアクティブ化された時点でカタログされます (まだカタログされていない場合)。

以下のシステム・カタログ・ビューを照会して、メンバー・サブセット定義、対応する属性、およびメンバー・サブセットに含まれるメンバーを表示することができます。
  • メンバー・サブセットの定義: SYSCAT.MEMBERSUBSETS
  • 対応するサブセットの属性: SYSCAT.MEMBERSUBSETATTRS
  • 関連付けられたデータベース別名を含む、対応するサブセットの属性: SYSCAT.MEMBERSUBSETMEMBERS