自動ストレージ表スペースのストレージ拡張の管理方法
自動ストレージ表スペースを使用している場合、データベース・マネージャーは、必要に応じてコンテナーの作成および拡張を行います。 表スペースが使用するストレージ・グループにストレージを追加すると、新しいコンテナーが自動的に作成されます。 ただし、新しいストレージ・スペースがどのように使用されるかは、表スペースのリバランスを行うかどうかによって異なります。
自動ストレージ表スペースが作成されると、使用を定義されているストレージ・グループの各ストレージ・パスにデータベース・マネージャーがコンテナーを作成します (スペースに空きがある場合)。 表スペースのすべてのスペースが使用されると、データベース・マネージャ ーが既存のコンテナーを拡張するか、コンテナーの新規ストライプ・セットを追加して、表スペースのサイズを自動的に増やします。
自動表スペースのストレージは、ストレージ・グループ・レベルで管理されます。つまり、ストレージはデータベースのストレージ・グループ に追加します。DMS 表スペースの場合のように表スペースに追加するのではありません。 表スペースによって使用されるストレージ・グループにストレージを追加すると、自動ストレージ・フィーチャーによってデータを格納するのに必要な数だけ新規コンテナーが作成されます。 ただし、すでに存在する表スペースは、すぐには新しいパスにあるストレージを使用しません。 表スペースを拡張する必要がある場合、データベース・マネージャーはまず表スペースの最後の範囲にあるコンテナーの拡張を試みます。 範囲は、特定のストライプ・セットのすべてのコンテナーです。 この拡張が成功した場合、アプリケーションは新しいスペースの使用を開始します。 ただし、コンテナーの拡張の試みが失敗した場合 (例えば、1 つ以上のファイル・システムが満杯の場合)、データベース・マネージャーはコンテナーの新規ストライプ・セットの作成を試みます。 この時点で初めて、データベース・マネージャーは表スペースへの新たに追加されたストレージ・パスの使用を検討します。 図 1 に、このプロセスを示します。図1: 必要に応じて、自動ストレージがコンテナーを追加する方法

前述の図について説明します。
- 表スペースには、初め 2 つのコンテナーがあり、各コンテナーは最大容量に達していません。 ALTER STOGROUP ステートメントの ADD 節を使用して、新しいストレージ・パスがストレージ・グループに追加されます。 ただし、新しいストレージ・パスはまだ使用されていません。
- 元からある 2 つのコンテナーがそれぞれの最大容量に達します。
- コンテナーの新規ストライプ・セットが追加され、データの格納が始まります。
- 新規ストライプ・セットの各コンテナーがそれぞれの最大容量に達します。
- コンテナーを拡張するためのスペースがないため、新規ストライプ・セットが追加されます。
自動ストレージ表スペースが、新たに追加されるストレージ・パスをすぐに使用できるようにする場合は、ALTER TABLESPACE コマンドの REBALANCE 節を使用してリバランスを実行できます。 表スペースをリバランスすると、データは新たに追加されたストレージ内のコンテナーおよびストライプ・セット間で再割り振りされます。 これを 図 2に示します。図2: 新しいストレージを追加して、表スペースをリバランスした場合の結果
この例では、新規ストライプ・セットが作成されるのではなく、リバランスによって既存のストライプ・セットが新規ストレージ・パスに拡張され、必要に応じてコンテナーが作成されます。その後、すべてのコンテナー間でデータが再割り振りされます。
