XML スキーマ・リポジトリー (XSR) による XML スキーマ管理

Db2 for z/OS® XML スキーマ・リポジトリー (XSR) は、XML スキーマを保管できる一連の Db2 表です。

Db2 は、インストール時またはマイグレーション時に XSR 表を作成します。 XML スキーマ を Db2 XSR に追加すると、XML 文書を XML 列に保管する前に、XML スキーマを使用して XML 文書の妥当性検査を行うことができます。

スキーマに照らして XML 文書の妥当性検査を行うと、Db2 は文書のバイナリー表記を戻します。これには、デフォルト値および正規化されたテキストが含まれています。 XML スキーマには、XML 値に保管されているデータのデータ・タイプ情報が含まれていますが、Db2 for z/OS は、そのデータ・タイプ情報を使用または保管しません。

XML スキーマは、一連の XML スキーマ文書で構成されています。 XML スキーマを Db2 XSR に追加するには、XML スキーマ文書を Db2 に登録します。 XML スキーマ文書は、Unicode コード化スキームであることが必要です。

XML スキーマは、以下のいずれかの方法で登録できます。
  • Db2 アプリケーション・プログラムから Db2 提供の以下のストアード・プロシージャーを呼び出す。
    SYSPROC.XSR_REGISTER
    XML スキーマの登録を開始します。 XML スキーマに最初の XML スキーマ文書を追加する際に、 このストアード・プロシージャーを呼び出します。
    SYSPROC.XSR_ADDSCHEMADOC
    登録処理中の XML スキーマに、さらに XML スキーマ文書を追加します。 SYSPROC.XSR_ADDSCHEMADOC は、まだ完了していない既存の XML スキーマに対してのみ呼び出すことができます。
    SYSPROC.XSR_COMPLETE
    XML スキーマの登録を完了します。

    XML スキーマ登録完了時に、Db2 は、XML スキーマ文書内部にある、他の XML スキーマ文書への参照を解決します。

  • Java™アプリケーションプログラムから、次の JDBC メソッドを呼び出します
    com.ibm.db2.jcc.DB2Connection.registerDB2XmlSchema
    SYSPROC.XSR_REGISTER、SYSPROC.XSR_ADDSCHEMADOC、 および SYSPROC.XSR_COMPLETE の機能を実行します。
  • Db2 command line processor から以下のコマンドを実行します
    REGISTER XMLSCHEMA
    XML スキーマの登録を開始します。 XML スキーマに最初の XML スキーマ文書を追加する際に、このコマンドを呼び出します。
    ADD XMLSCHEMA DOCUMENT
    登録処理中の XML スキーマに、さらに XML スキーマ文書を追加します。 ADD XMLSCHEMA DOCUMENTは、まだ完全ではない既存のXMLスキーマに対してのみ呼び出すことができます。
    COMPLETE XMLSCHEMA
    XML スキーマの登録を完了します。
Db2 XSR から XML スキーマを除去するには、以下のいずれかの手法を使用します。
  • Db2 が提供するストアドプロシージャ SYSPROC.XSR_REMOVE を、 Db2 アプリケーションプログラムから呼び出します。
  • Javaアプリケーションプログラムから JDBC メソッド com.ibm.db2.jcc.DB2Connection.deregisterDB2XMLObject を呼び出します。
  • 変更の開始 Db2 command line processor から REMOVE XMLSCHEMA コマンドを呼び出します。変更の終わり