CHECK DATA

CHECK DATA オンライン・ユーティリティーは、参照制約および表チェック制約の違反がないか表スペースを検査します。 また、このユーティリティーは、基本表スペースと、対応する LOB または XML 表スペースとの間の整合性を検査します。

また、 CHECK DATA は、ハッシュ・アクセス・テーブル内のデータ整合性を検査し、 XML 文書とそれらに関連するノード ID 索引の整合性を検査します。 CHECK DATA は LOB 表スペースまたは通知参照制約を検査しません。

条件付き再始動またはポイント・イン・タイム・リカバリーの後で、親および従属表または基本表と補助表が同期されない可能性があるすべての表スペースで、 CHECK DATA を実行してください。

制限事項変更の開始組み込み関数で暗号化されたデータに対しては、CHECK DATAを実行しないでください。 CHECK DATA はそのデータを暗号化解除しないため、予測不能な結果が生じる可能性があります。変更の終わり

出力

CHECK DATA SHRLEVEL REFERENCE は、参照制約または表チェック制約に違反する行をオプションでコピーおよび削除します。 このユーティリティーは 1 つ以上の制約に違反する各行を例外表にコピーします。 行が 2 つ以上の制約に違反している場合、ユーティリティーは行を 1 回だけコピーします。 CHECK DATA SHRLEVEL REFERENCEは、ユーティリティでエラーが検出されなかった場合、または違反を含むすべての行が例外テーブルにコピーされ削除された場合に、CHECK保留(CHKP)、補助CHECK保留(ACHKP)、および補助警告(AUXW)の制限状態をリセットします。

変更の開始CHECK DATA SHRLEVEL CHANGE は、表スペースのシャドー・コピーに対して操作を行い、違反を訂正するために REPAIR ステートメントを生成します。 CHECK DATA SHRLEVEL CHANGE は、エラーが検出されない場合は、既存の CHKP、 ACHKP 、および AUXW 状態をリセットします。 変更の終わり

CHECK DATA は、表スペースでの制約違反を検出した場合でも、表スペースに対して CHECKペンディング状況を設定しません。

必要な許可

このユーティリティーを 実行するには、以下のいずれかの権限を含む特権セットを使用する 必要があります。
  • データベースの STATS 特権
  • データベースの DBADM、DBCTRL、あるいは DBMAINT 権限。 ユーティリティーの処理対象のオブジェクトが、 暗黙に作成されたデータベース内にある場合、その暗黙に作成されたデータベース または DSNDB04 の DBADM 権限が必要です。
  • DATAACCESS 権限
  • SYSCTRL または SYSADM 権限

インストール・システム SYSOPR 権限を持つ ID は、データベース DSNDB01の SYSUTILX のみで CHECK DATA を実行することができます。

SHRLEVEL CHANGEを指定した場合は、 CONCURRENT オプションを指定して COPY を呼び出すユーザー ID は、 DFSMSdss COPY コマンドを実行するために必要な権限を提供する必要があります。 DFSMSdss は、ユーティリティー・バッチ・アドレス・スペースの権限を使用してシャドー・データ・セットを作成します。 送信者は、シャドウデータセットに対して、 RACF® ALTER権限、または同等の権限を持っている必要があります。

DELETE オプションを指定する場合は、特権セットには、検査される表に関す る DELETE 特権が含まれている必要があります。 FOR EXCEPTION オプションを指定する場合、特権セットには、使用される例外表に対する INSERT 特権が含まれている必要があります。 AUXERROR INVALIDATE、 LOBERROR INVALIDATE 、または XMLERROR INVALIDATE を指定する場合、特権セットには基本表に対する UPDATE 特権が含まれている必要があります。

CHECK DATA の実行フェーズ

フェーズ
説明
UTILINIT
ユーティリティー処理を初期化します
CHECKXML
INCLUDE XML TABLESPACESによって指定されたすべての XML 表スペースの XML 構造を検査します。
SCANTAB
変更の開始外部キーを抽出します。 索引に同じ列、または外部キーの列のスーパーセットが含まれている場合、このユーティリティーは索引を使用します。 それ以外の場合、ユーティリティーは表をスキャンします テーブルのスキャンを引き起こすその他の条件は以下の通りです
  • PARTが指定されています。
  • このテーブルには、インデックス付きとインデックスなしの両方の外部キーが含まれています。
  • テーブルにはLOB列が含まれています。
  • 表に XML 列が含まれる。
変更の終わり
SORT
外部キーが外部キー索引から抽出されない場合は、外部キーをソートします。
CHECKDAT
主インデックスで外部キーの親を検索し、XML スキーマの検証、XML 構造のチェックを行い、検出されたエラーを報告するメッセージを発行します。
REPORTCK
エラー行を例外表にコピーし、 DELETE YES が指定されている場合はソース表から削除します。
UTILTERM
終結処理の実行。