条件付きイメージ・コピーの指定

COPY ユーティリティーの CHANGELIMIT オプションを使用して、条件付きのイメージ・コピー を指定できます。 これを使用して、表スペースに関するイメージ・コピー情報のレポートを取得することができます。または、この情報に基づいてイメージ・コピーを取るかどうかを Db2 に決定させることができます。

TRACKMOD NOを指定して定義されている表スペースまたはパーティションには、 CHANGELIMIT オプションを使用できません。 TRACKMOD オプションを NO から YESに変更した場合は、 CHANGELIMIT オプションを使用する前にイメージ・コピーを取る必要があります。 非パーティション化表スペースに対して TRACKMOD オプションを NO から YES に変更する場合、DSNUM ALL を 使用してフル・イメージ・コピーを作成してからでないと、CHANGELIMIT オプション を使用してコピーすることはできません。

表スペースに関するイメージ・コピー情報の入手

COPY CHANGELIMIT REPORTONLY を指定すると、COPY は表スペースに関するイメージ・コピーの情報 を報告し、とるべきコピーがあればそのタイプを推奨します。 その報告書には、 以下の情報が含まれています。

  • 表スペース内のページの総数。 この値は、フル・イメージ・コピーをとった場合にコピーされる ページ数です。
  • フリー・ページ数 (表スペースがセグメント化されている場合)。
  • 変更ページ数。 この値は、増分イメージ・コピーをとった場合にコピーされる ページ数です。
  • 変更ページのパーセント。
  • 推奨するイメージ・コピーのタイプ。

COPY ジョブへの条件コードの追加

条件コードをジョブに追加して、増分またはフル・イメージ・コピー、あるいはその他のステップ を、表スペースの変更量の程度に応じて実行させることができます。 例えば、COPY ジョブが増分コピーを作成したら 新しいフル・イメージ・コピーを作成するよう、条件 MERGECOPY ステップを 追加できます。 COPY CHANGELIMIT は以下の戻り コードを使用して、1 つの表スペースまたは一連の表スペースでの変更の程度を示します。

1 (通知)
一致する CHANGELIMIT 値がない場合。
2 (通知)
変更ページのパーセントが、小さい方の CHANGELIMIT 値より大きく、大きい 方の CHANGELIMIT 値より小さい場合。
3 (通知)
変更ページのパーセントが、大きい方の CHANGELIMIT 値以上の場合。

1 つのジョブ・ステップで複数の COPY 制御ステートメントを指定すると、その ジョブ・ステップでは、組み込まれた全ステートメントの中で最大の戻りコード が報告されます。 基本的には、変更ページのパーセントが最大のステートメントによって、後続の ジョブ・ステップに含まれる COPY 制御ステートメントのリスト全体に対する戻りコード と推奨アクションが決まります。

世代別データ・グループ (GDG) での条件付きコピーの使用

増分イメージ・コピーの場合、リアルタイム統計が有効であれば、COPY は空のイメージ・コピー・データ・セットの割り振りを回避できます。 ただし、リアルタイム統計が有効でなく、世代別データ・グループ (GDG) を使用している場合であっても、以下の手順を使用して、COPY で空のイメージ・コピーが作成されないようにすることができます。

世代別データ・グループ (GDG) を使用しており、しかも増分イメージ・コピーをとる必要が ある場合は、空のイメージ・コピーを作成させないために、以下のステップを実行してください。

  1. ジョブの最初のステップで、CHANGELIMIT REPORTONLY を用いて COPY を実行し ます。 SYSCOPY DD ステートメントを DD DUMMY に設定し、出力データ・セットが割り振られないようにし ます。 REPORTONLY が指定されていて、 テンプレートが使用される場合、DB2 はデータ・セットを 動的に割り振りません。
  2. COPY CHANGELIMIT REPORTONLY ステップからの戻りコードを調べるために、 条件付き JCL ステートメントを追加します。
  3. 2 番目のステップからの戻りコードに基づいて、表スペースまたは表スペースのリスト をコピーするために、CHANGELIMIT REPORTONLY なしで 2 番目の COPY ステップを追加します。