select-statement
SELECT文は、DECLARE CURSOR文またはFOR文で直接指定できるクエリの形式です。また、準備された後にDECLARE CURSOR文で参照したり、SQLJの代入節で直接指定することもできます。 SPUFIまたは Db2 command line processor を使用して発行することもでき、これにより、端末に結果表が表示されます。 いずれの場合も、select-statement で指定される結果表が fullselect の結果になります。
select文の権限付与
問い合わせの承認を参照してください。
select文の構文
SELECT文で特定されたテーブルおよびビューは、現在のサーバーまたは現在のサーバーが接続を確立できる Db2 サブシステムに存在することができます。
Db2 for z/OS® に関するローカルクエリ、またはサーバーとリクエスタが Db2 for z/OS であるリモートクエリの場合、テーブルが ASCII または Unicode でエンコードされている場合、取得されたデータは EBCDIC でエンコードされます。 ASCIIまたはUnicodeでエンコードされたデータの取得方法については、「ASCIIまたはUnicodeテーブルに対する分散クエリ 」を参照してください。
SELECT ステートメントは、暗黙的または明示的にユーザー定義関数を呼び出したり、暗黙的に ストアード・プロシージャーを呼び出すことができます。 この手法は、SQL ステートメントのネストと呼ばれています。 関数やプロシージャーは、 自分より低いレベルで呼び出されたときに、暗黙的に SELECT ステートメントで 呼び出されます。 例えば、ユーザーが SELECT ステートメントからユーザー定義関数を呼び出し、次にユーザー定義関数が ストアード・プロシージャーを呼び出すと、ユーザーは、暗黙的にストアード・プロシージャーを呼び出すことになります。
