IBM® Data Server Driver for JDBC and SQLJ のインストール後に、JDBC または SQLJ アプリケーションを準備して実行することができます。
始める前に
IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ をインストールする前に、以下のソフトウェアが必要です。
- SDK for Java™ 1.4.2 以降。 使用するすべての JDBC 機能をサポートする SDK for Java バージョンを選択します。 以下の表に、JDBC 機能の各レベルと、各 JDBC レベルをサポートする SDK for Java の最小バージョンを示します。
表 1. JDBC 関数サポートとそのサポートを提供する SDK for Java の最小バージョン
| サポートされる JDBC 関数 |
SDK for Java の最小バージョン |
| JDBC 3.0 |
1.4.2、5.0 |
| JDBC 4.0 |
6 |
| JDBC 4.1 |
7 |
| JDBC 4.2 |
8 |
| JDBC 4.3 |
9 |
IBM Data Server Runtime Client および IBM Data Server Driver Package 以外のすべての Db2 製品。Db2 on Linux, UNIX, and Windows システム のインストール・プロセスにより、SDK for Java バージョン 5 は自動的にインストールされます。
重要: Java ルーチンに対する SDK for Java 1.4.2 のサポートは使用すべきではありません。今後のリリースで廃止される可能性があります。
- JVM ネイティブ・スレッド・サポート
Db2 データベースにアクセスする Java アプリケーションを実行する JVM には、ネイティブ・スレッド・サポートが組み込まれていなければなりません。 THREADS_FLAG 環境変数を「native」に設定することで、ネイティブ・スレッドを一部の JVM に対するデフォルトのスレッド・サポートとして指定できます。 ネイティブ・スレッドをシステム上のデフォルトにする手順については、Java 環境の資料を参照してください。
このタスクについて
制約事項: IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ を Windows 64 ビット・オペレーティング・システムにインストールする場合、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ Type 2 接続を使用して、32 ビット Java アプリケーションから Db2 on Linux, UNIX, and Windows システム インスタンスへ接続することはできません。
これらのステップに従って IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ をインストールします。
手順
- Db2 on Linux, UNIX, and Windows システム のインストール・プロセス中に、
Java
support (UNIX または Linux の場合) または JDBC support (Windows の場合) を選択します。
これらの選択はデフォルトです。 JDBC サポートなしで
Db2 on Linux, UNIX, and Windows システム を既にインストール済みの場合は、インストール・プロセスを
Custom モードで実行すると JDBC サポートを追加できます。
Java support または JDBC support を選択すると、インストール・プロセスで以下のアクションが実行されます。
- IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ のクラス・ファイルをインストールします。
これらのファイルは、Windows システムの場合は sqllib¥java ディレクトリー、UNIX または Linux システムの場合は sqllib/java ディレクトリーに置かれます。
これらのファイル名は以下のとおりです。
- db2jcc4.jar
- db2jcc4.jar には、JDBC 4.0 以降の機能および JDBC 3.0 以前の機能が含まれています。
- sqlj4.zip
-
sqlj4.zip は、JDBC 4.0 以降の機能および JDBC 3.0 以前の機能が含まれている SQLJ アプリケーションをサポートします。
重要: db2jcc4.jar ファイルおよび sqlj4.zip ファイルを含むように、CLASSPATH を変更する必要があります。 サポートされない db2jcc.jar または sqlj.zip ファイルが CLASSPATH に既に含まれている場合は、削除してください。
またこの変更は、Db2 コマンド行ウィンドウを開くたびに必要です。
- IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ クライアント・ライセンス・ファイルが存在する場合はインストール・プロセスでインストールされ、それらを含むように CLASSPATH が変更されます。
これらのファイルは、Windows システムの場合は sqllib¥java ディレクトリー、UNIX または Linux システムの場合は sqllib/java ディレクトリーに置かれます。 これらのファイル名は以下のとおりです。
表 2. IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ ライセンス・ファイル
| ライセンス・ファイル |
ライセンス・ファイルが接続先として許可するサーバー |
ライセンス・ファイルを含む製品 |
| db2jcc_license_cisuz.jar |
- Db2 for z/OS®
- Db2 for IBM i
|
すべての Db2 接続 製品 |
クライアント・ライセンス・ファイルは、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ バージョン 3.50 以降からの、Db2 on Linux, UNIX, and Windows システム、Cloudscape、または IBM Informix® データベースへの接続には不要です。
- IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ Type 2 接続のサポート用の IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ ネイティブ・ライブラリーをインストールします。
これらのファイルは、Windows システムの場合は sqllib¥bin ディレクトリー、UNIX または Linux システムの場合は sqllib/lib ディレクトリーに置かれます。
これらのファイル名は以下のとおりです。
- libdb2jcct2.so
- AIX® および Linux の場合
- db2jcct2.dll
- Windows の場合
- 1 の手順が完了したら、以下の手順に従い、最新バージョンの IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ のクラス・ファイルをダウンロードしてインストールすることができます。
- http://www.ibm.com/software/data/support/data-server-clients/download.html にアクセスします。
- 「ダウンロードおよびフィックス」の下にある「View IBM Data Server Client Packages...」を選択します。
- 「My フィックス・リストの絞り込み」ウィンドウで、「さらにオプションを表示」を選択します。
- 「Fix Central」ページで、「製品グループ」フィールドで「Information Management」を選択し、「製品」フィールドで「IBM Data Server Client Packages」を選択し、「インストール済みバージョン」フィールドで最新のバージョンを選択し、「プラットフォーム」フィールドで「すべて」を選択します。
- 「フィックスの特定」ページで、「テキスト」フィールドに「Data Server Driver for JDBC」と入力します。
- 「フィックスの選択」ページで、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ の最新バージョンを選択します。
- 「ダウンロード・オプション」ページで、該当するオプションを選択します。
- zip ファイルをダウンロードします。
- zip ファイルを空のディレクトリーに解凍します。
zip ファイルには以下のファイルが含まれています。
- これらのファイルを、上記のステップ 1.a で指定した場所にコピーします。
- CLASSPATH を変更して、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ のクラス・ファイルを組み込みます。 サポートされない db2jcc.jar または sqlj.zip ファイルが CLASSPATH に既に含まれている場合は、削除してください。
- いずれかのデフォルトが不適切である場合は、ドライバー全体にわたる構成プロパティーをカスタマイズします。
- TCP/IP を構成します。
サーバーは、以下の場合の TCP/IP 通信用に構成する必要があります。
- IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ Type 4 接続を使用する JDBC または SQLJ アプリケーション。
- IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ Type 2 接続を使用し、接続 URL に server および port を指定する JDBC または SQLJ アプリケーション。
TCP/IP リスナーが実行されていることを確認します。 TCP/IP リスナーを活動化するには、以下のようにします。
- 以下のようにして環境変数 DB2COMM を TCPIP に設定します。
- services ファイルで指定されるように、データベース・マネージャーの構成ファイルを TCP/IP サービス名で更新します。
db2 update dbm cfg using SVCENAME TCP/IP-service-name
アプレットおよび SQLJ プログラムに使用するポート番号は、データベース・マネージャー構成ファイルで使用される TCP/IP SVCENAME 番号と同じものにする必要があります。
- サービス名の設定を有効にするには、db2stop および db2start コマンドを実行します。
- Java ストアード・プロシージャーまたはユーザー定義関数の実行を予定している Db2 on Linux, UNIX, and Windows システム サーバー上では、データベース・マネージャー構成を更新して、SDK for Java が置かれているパスを組み込みます。
これは、サーバーのコマンド行での場合と類似のコマンドを入力することで実行できます。
Db2 データベース・マネージャー構成の
JDK_PATH フィールドの値が正しいことを確認するには、データベース・サーバーで以下のコマンドを入力します。
db2 get dbm cfg
出力をファイルにリダイレクトすれば、一層容易に表示できます。
JDK_PATH フィールドは、出力の先頭付近に表示されます。
- Db2 on Linux, UNIX, and Windows システム サーバー上にある SQL プロシージャーを Java プログラムから呼び出す予定であり、データベース・サーバーのテリトリー・コードと関連付けられた日付と時刻の形式が USA 形式ではない場合、以下のアクションを実行します。
- 以下のようにして DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS レジストリー変数をデータベース・サーバー上で設定し、デフォルトの日時形式が ISO であることを示します。
db2set DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS="DATETIME ISO"
- Java プログラムから呼び出す予定の既存の SQL プロシージャーを再定義します。
これらのステップは、呼び出し側のアプリケーションが日付と時刻の値を正しく受け取るために必要です。
- Java アプリケーションを使用して Db2 for z/OS データ・サーバーにアクセスする場合は、「Java プログラムから Db2 for z/OS サーバーにアクセスするための特別なセットアップ」の説明に従ってください。