BACKUP SYSTEM ユーティリティーと DFSMShsm の使用に関する考慮事項

BACKUP SYSTEM ユーティリティを使用してボリュームレベルのデータおよびログのコピーを作成する場合は、 Db2 のすべてのデータセットは、DFSMS によって管理されるボリューム上に存在する必要があります。 データ共用グループまたは非データ共用Db2サブシステムのデータおよびログのボリューム・レベル・コピーをとることができます。

制限事項 :BACKUP SYSTEM ユーティリティを使用してシステムレベルのバックアップを作成する場合は、DFSMShsm を使用して Db2 テーブルスペースおよびインデックスを移行しないでください。

BACKUP SYSTEM ユーティリティーはコピー・プールを使用します。 コピープールとは、バックアップおよびリストアを一括して実行できる名前付きのストレージグループのセットです。DFSMShsmはストレージグループを一括して処理することで、高速なレプリケーションを実現します。 Db2 サブシステムには、データベース用とログ用の最大2つのコピープールがあります。

コピー・プールは、ソース・ストレージ・グループとも呼ばれます。 それぞれのソース・ストレージ・グループには、バックアップ用の適格ボリュームを含む関連のコピー・プール・バックアップ・ストレージ・グループの名前が含まれています。 ストレージ管理者は、ソースとターゲットの両方のストレージ・グループを定義する必要があります。 コピー・プールには、以下のDb2命名規則を使用します。

DSN$locn-name$cp-type

この命名規則の中で使用されている変数の説明を、以下の表に示します。

表 1. コピー・プールの命名規則変数
変数 意味
DSN 固有のDb2製品 ID
$ 区切り文字。 ドル記号 ($) 文字を使用する必要があります。
locn-name Db2のロケーション名
cp-type コピー・プール・タイプ。 データベースの場合は DB、ログの場合は LG を使用します。

Db2 BACKUP SYSTEM および RESTORE SYSTEM ユーティリティは、コピー・プールをバックアップおよびリストアするために DFSMShsm を起動します。 DFSMShsmはDFSMSmsとやりとりして、ボリュームレベルのバックアップおよび復元機能が呼び出されるように、指定されたコピープールに属するボリュームを決定します。

ヒント :BACKUP SYSTEMユーティリティは、その機能を可能にするオプションを指定すると、コピープールをテープに自動的にダンプすることができます。