全体の分布からの逸脱

全体の分布からの逸脱は、分布検定の効果サイズの測定です。 条件付き分布がターゲット・フィールドの周辺分布と一致しない範囲が測定されます。

効果サイズが大きい場合は、条件付き分布が全体のターゲット分布と大きく異なることを示しています。

次の手順では、効果サイズの計算方法を説明します。

  1. ターゲット・カテゴリーの数から 1 を減算します。
  2. この結果に条件付きグループの合計カウントを乗算します。
  3. 分布検定のカイ二乗値をこの結果で除算します。
  4. 平方根を取ります。
テーブル1。 効果サイズの解釈
効果サイズ (ES) 解釈
ES ≤ 0.2 結果は弱になります。 結果は統計的に有意ですが、条件付き分布は全体のターゲット分布とは大きく異なりません。
0.2 < ES ≤ 0.6 結果は中になります。 条件付き分布は、全体のターゲット分布と適度に異なります。
ES > 0.6 結果は強になります。 条件付き分布は、全体のターゲット分布と大きく異なります。