IBM Streams 4.3.0
ストリーム処理アプリケーションのデバッグ
IBM® Streams Processing Language (SPL) Streams デバッガー (sdb) は、ストリーム処理アプリケーションをデバッグするためのコマンド・ライン・ベースの対話式デバッガーを提供します。
このデバッグ環境では、SPL オペレーターの入出力データ・フロー (タプルおよびパンクチュエーション) を調べることに重点を置きます。Streams デバッガー を使用して、 ユーザーは、入力ポートおよび出力ポートに関連付けられたプローブ・ポイント (ブレークポイントやトレース・ポイントなど) を挿入できます。そういったプローブ・ポイントにより、タプルの検査と変更が可能になり、オペレーターの内部ロジックをソース・コード・レベルでデバッグするために GNU デバッガー (gdb) をアクティブ化することもできます。Streams デバッガーは、アプリケーション内を流れるデータの監視および変更を行うために、以下の機能を備えています。
- タプルがポートに到着した時に、スレッド実行を中断するブレークポイントを設定します。
- 停止中のブレークポイントの実行をアプリケーションが再開する前に、タプル値を更新します。
- 停止中のブレークポイントのフローから、タプルまたはパンクチュエーションを除去します。
- 指定したポートのデータ・フローに、新規のタプルおよびパンクチュエーションを投入します。
- ポート内のタプルおよびパンクチュエーションのフローを、スレッド実行を中断せずにトレースします。
- トレースしたタプルおよびパンクチュエーションのデータを、ファイルにロギングします。
- SPL 式を使用して、条件付きのブレークポイントおよびトレース・ポイントを定義します。
- gdb を使用して、オペレーター・プロセス・メソッドのソース・コードをデバッグします。