安全なクラウド・サービス・プラットフォームである AWS に Db2® Warehouse をデプロイできます。
AWS にデプロイする場合、Amazon Elastic File System (EFS) とストレージ向けの Amazon Elastic Block Store (EBS) のいずれかを使用できます。ただし、このトピックの説明は、以下の利点がある EFS に基づいています。
- EFS を使用すると、ストレージの管理が一層簡単になります。
- EFS は迅速で、拡張容易性が備わっています。
- EFS はすぐに使用できるクラスター・ファイル・システムです。AWS デプロイメントには、クラスター・ファイル・システムが必要です。EBS を使用する場合には、別途、クラスター・ファイル・システムをインストールして構成する必要があります。
- EFS を使用すると、簡単に HA を管理できます。EBS を使用する場合は、それぞれのノードに接続するストレージ・ボリュームを再マウントする必要があります。
始める前に
専用のホストを使用して、EFS ファイル・システムをセットアップし、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスにマウントします。「Amazon Elastic File System (Amazon EFS)」ページの手順を使用しますが、2 つのインスタンスを起動して EFS ファイル・システムをマウントするセクションでは、次の変更を適用してください。
- 「Choose an Amazon Machine Image」ページで、8 コアおよび 64 GB の Amazon Linux AMI を選択します。
- 「Configure Instance Details」ページで、「Number of instances」フィールドに (2 ではなく) 3 と入力します。
- インスタンスの詳細を設定したら、「Add Storage」ページで、ルート・ボリュームとして 30 GB を入力します。
手順
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作成した 3 つの EC2 インスタンスそれぞれに接続します。詳しくは、「Linux インスタンスへの接続」を参照してください。
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ホスト・オペレーティング・システムの root 権限があることを確認してください。
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構成オプションを参照して、デフォルト設定をオーバーライドする必要があるオプションを確認してください。
この手順で後ほど、新しい設定を指定するよう指示されます。
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Docker Store にログインします。
docker login -u=docker_id -p='password'
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すべてのノード・ホストの日付と時刻が同期されていることを確認します。
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ノードが共有するファイル・システム内に /mnt/clusterfs/nodes という名前のノード構成ファイルを作成します。
このファイルでは、
node_type=node_hostname:node_IP_address のように各ノードのタイプ、ホスト名、および IP アドレスを指定します。
ホスト名には、完全修飾ドメイン名ではなく、
hostname -s コマンドで返される短縮名を指定します。例えば、次のファイルは 3 ノード・クラスターを定義します。
head_node=test27:160.08.675.309
data_node1=test28:161.08.675.309
data_node2=test29:162.08.675.309
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以下の docker run コマンドを、すべてのノード・ホストで並行して発行します。あるノード・ホストでコマンドが実行を終了するのを待ってから別のノード・ホストでコマンドを発行することはしないでください。
このコマンドは、各ノード・ホスト上の最新の Db2 Warehouse コンテナーをプル、作成、および初期化します。
注: 必要に応じ、以下のコマンドに対して、デプロイメント中に設定する構成オプションごとに 1 つの
-e パラメーターを追加します。詳細については、
構成オプションを参照してください。例えば、Spark を有効にして行編成ストレージも使用する場合には、
docker run コマンドに次のオプション設定を含めます。
-e DISABLE_SPARK=NO -e TABLE_ORG=ROW
以下の
docker run
コマンドを発行します。
docker run -d -it --privileged=true --net=host --name=Db2wh -v /mnt/clusterfs:/mnt/bludata0 -v /mnt/clusterfs:/mnt/blumeta0 store/ibmcorp/db2wh_ee:v3.9.0-db2wh-linux
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ヘッド・ノードで、以下のコマンドを発行してデプロイメントが正常に進行しているかどうかを確認します。
docker logs --follow Db2wh
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デプロイメントが完了すると、Web コンソール URL およびログイン情報を示すメッセージが表示されます。
後の作業のために、この情報をメモしておいてください。
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Ctrl+C キーを押して Docker ログを終了します。
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ヘッド・ノードで、以下のコマンドを発行して bluadmin ユーザーの新規パスワードを設定します。
docker exec -it Db2wh setpass new_password
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ヘッド・ノード・ホストで、ステップ 9 で表示された Web コンソール URL を使用して Web コンソールにログインします。
URL の形式は
https://head_node_IP_address:8443 です。