チュートリアル: 複数ソースからのデータのグラフおよびレポートの生成

このチュートリアルでは、Db2® および Microsoft Excel を使用して、複数ソースからのデータのグラフおよびレポートを生成する方法について説明します。

このチュートリアルでは、以下のタスクの実行方法を示します。

所要時間

10 分

シナリオ

あなたは、政府機関のアナリストです。サンフランシスコ警察から公表されている事件報告データを使用して、その区域での 12 年間にわたる犯罪発生件数をカテゴリー別に分析します。さらに、照会結果を Excel にエクスポートして、円グラフを作成します。

事件報告データは複数の CSV ファイルに保管されており、それらはここからダウンロードできます。このチュートリアルでは、これらの CSV ファイルを使用して、2003 年から 2014 年の間のデータを含む表を作成する方法を示します。

難易度

初級

対象読者

一般

システム要件

  • Windows オペレーティング・システム

新規表の作成

複数のソースから Db2 Warehouse にデータをロードする前に、新規の表を作成する必要があります。これを行うには、以下のステップに従ってください。

手順

  1. 「ロード」 > 「デスクトップからロード」をクリックします。
  2. ファイルをアップロードします。「デスクトップからロード」ページで、ロードするファイル名 (この場合は sfpd_incident_2003.csv) を指定し、このタブの他のすべてのオプションのデフォルト値を受け入れます。
  3. 「ファイルのロード」をクリックします。これにより、生成された表のプレビューが作成されます。プレビューに納得した場合は、「次へ」をクリックします。
  4. 「ターゲットの選択」タブで、「新しい表を作成してロード」をクリックします。その後、「次へ」をクリックします。
  5. 「ターゲットの選択」タブで、「表名」フィールドの値を sfpd_incident に変更して、表を名前変更します。次に、「終了」をクリックして、表を作成します。

複数ファイルからの Db2 Warehouse へのデータのロード

2004 年から 2014 年の間のデータを追加するには、そのデータを含むファイルを一度に 1 ファイルずつロードする必要があります。この場合、1 年ごとに 1 つのファイルがあります。新規データは、Db2 Warehouse の sfpd_incident 表に追加されます。データをロードするには、以下のステップに従ってください。

手順

  1. 「ロード」 > 「デスクトップからロード」をクリックします。
  2. ファイルをアップロードします。「デスクトップからロード」ページで、ロードするファイル名 (この場合は sfpd_incident_2004.csv) を指定し、このタブの他のすべてのオプションのデフォルト値を受け入れます。
  3. 「ファイルのロード」をクリックします。これにより、生成された表のプレビューが作成されます。プレビューに納得した場合は、「次へ」をクリックします。
  4. 「ターゲットの選択」タブで、「既存の表にロード」をクリックします。 その後、「次へ」をクリックします。
    ロード操作のターゲットの選択
  5. 「表の選択」タブで、表 (この場合は、使用しているスキーマの下の sfpd_incident 表) を選択します。
  6. 「ロードの完了」ページで、ロードが成功したことを確認し、「さらにデータをロード」をクリックします。
    「ロードの完了」タブの「さらにデータをロード」リンク
  7. 残りの年 (2005 年から 2014 年) の CSV ファイルについても、このロード処理を繰り返します。

照会の実行および照会結果の Excel への変換

次のステップでは、SQL 照会を作成し、それをデータに対して実行します。

このタスクについて

必要なデータを含む表をロードした後、照会を作成して、12 年間に発生した犯罪のさまざまなカテゴリーを発生件数順に並べることができます。Db2 Warehouse のデータに対して照会を実行し、結果を Excel にエクスポートできます。照会を実行するには、以下のステップに従ってください。

手順

  1. 「SQL の実行」をクリックします。
  2. 以下のコードをエディターのテキスト・ボックスにコピーします。
    SELECT Category, count (Category) as Occurrences 
    FROM SFPD_INCIDENT_2003_COMMA group by Category order by Occurrences desc

    SQL コードの作成方法について詳しくは、SQL 解説書を参照してください。

  3. 「実行」をクリックします。
  4. Excel の Db2 Warehouse への接続の指示に従って、結果の ODC ファイルを Excel にインポートします。

Excel でのグラフ作成

Excel スプレッドシートで結果が使用できるようになり、グラフを使用してデータのグラフィカル表現を作成できます。グラフを作成するには、以下のステップに従ってください。

手順

  1. Excel で「挿入」 > 「グラフ」をクリックして、Excel グラフ・ウィザードを開きます。
  2. Excel グラフ・ウィザードを使用して、グラフのタイプ、表から使用するデータ、凡例、タイトル、および軸ラベルを選択します。

    結果の円グラフは、次のようになります。

    犯罪カテゴリーの円グラフの例

チュートリアルのまとめ

「SQL の実行」ページで「ODC ファイルを介する Excel での照会の実行」ボタンを使用して、Db2 Warehouse を Excel に接続します。「デスクトップからロード」ページを使用して、新規表を作成し、ローカル・ファイルを Db2 Warehouse にアップロードして、これらのファイルのデータを既存の表に追加します。「SQL の実行」ページのエディターのテキスト・ボックスで分析の結果を返す SQL 照会を実行します。Excel グラフ・ウィザードを使用して、分析の結果を視覚化します。