10. オーバーフロー保護テスト・ツールの開始

IMS™ Queue Control Facility が提供するオーバーフロー保護テスト・ツールは、IMS キュー・マネージャー・キューでメッセージを生成するのに使用されるバッチ・メッセージ処理 (BMP) プログラムおよびメッセージ処理プログラム (MPP) で構成されます。

オーバーフロー保護テスト・ツールを使用すると、キュー・マネージャー・キューを、ユーザー定義しきい値を強制的に越える使用率のレベルまで取り込み、そのしきい値に対応して定義されている処置をトリガーすることができます。

BMP テスト・ツールの使用

BMP テスト・ツールを作成するには、次の手順を実行します。

  1. サンプル IQCSPSB0 PSB をコンパイルし (hlq.SIQCSAMP 内のメンバー IQCSPSB0 を参照)、それを IMS PSBLIB に追加します。

    PSB 例:

    PCB    TYPE=TP,MODIFY=YES            
    PSBGEN LANG=ASSEM,PSBNAME=IQCSPSB0   
    END                                  
  2. PSB の ACBGEN 作成を実行し、それを IMS ACBLIB に追加します。
  3. BMP サンプル JCL をカスタマイズします (.hlq.SIQCSAMP 内のメンバー IQCSBMP を参照)。

メイン IMS Queue Control Facility TSO パネルから BMP テスト・ツールにアクセスするには、オプション 5 (タイプ 2 オーバーフロー保護の場合) またはオプション 6 (タイプ 3 オーバーフロー保護の場合) を使用できます。

  1. オプション 5 またはオプション 6 を選択し、Enter を押します。

    「Queue Overflow Parameters Sub-menu」パネルが表示されます。

  2. オプション 6 (Space utilization notification testing tool) を選択し、Enter を押します。
  3. 次のパネルで、BMP JCL のデータ・セット名とメンバー名を提供し、Enter を押します。
  4. 次のパネルで、次のメッセージの詳細を提供します。
    • 宛先の名前
    • メッセージの数
    • 各宛先に挿入されるメッセージのタイプ (簡略/詳細)
  5. Enter を押して BMP テストを開始します。

MPP テスト・ツールの使用

MPP テスト・ツールを作成するには、次の手順を実行します。

  1. サンプル IQCSPSB1 PSB をコンパイルし (hlq.SIQCSAMP 内のメンバー IQCSPSB1 を参照)、それを IMS PSBLIB に追加します。

    PSB 例:

    PCB TYPE=TP,MODIFY=YES             
    PSBGEN LANG=ASSEM,PSBNAME=IQCSPSB1 
    END                                                                  
  2. PSB の ACBGEN 作成を実行し、それを IMS ACBLIB に追加します。
  3. トランザクション IQCT1 を IMS に対して定義します。
  4. IMS Queue Control Facility アプリケーション・モジュール IQCSMPP1 を新規名 IQCSPSB1 にリンク・エディットします。
  5. このアプリケーションの MFS 形式を作成します (IMS Queue Control Facility サンプル・ライブラリーのメンバー IQCSMFS1 を使用します)。

MPP テスト・ツールは、トランザクション IQCT1 に関連付けられている IMS アプリケーション・プログラムです。

  1. IMS のトランザクション開始を実行します。
    /START PROG IQCT1
  2. MFS を使用して、アプリケーション・プログラムにアクセスします。
    /FORMAT IQCT1
  3. MFS 画面を使用して、要求された宛先を定義します。