疑似会話型トランザクション

ルーティングされたトランザクションでは、そのトランザクションの実行中はシステム間 (LU 6.2) 会話を使用する必要があります。このため、2 つの領域で長時間稼動する会話型トランザクションを複写するか、トランザクションを疑似会話型トランザクションとして設計する必要があります。

疑似会話型トランザクションは、オペレーターには連続した会話に見えるように設計された複数のタスクによって内部的に構成される CICS® アプリケーション・プログラムで使用されます。このプログラムは、TRANSID オプション付きで EXEC CICS RETURN 要求を発行します。 IMMEDIATE オプションが指定されていない場合、端末からの次の入力によって、指定されたトランザクションが開始されます。 IMMEDIATE オプションが指定されている場合、端末からの入力を待たずにトランザクションが開始されます。

疑似会話型トランザクションを構成する個々のトランザクションを命名および定義する場合は注意してください。それは、CICS が EXEC CICS RETURN コマンドに指定される TRANSID を、その TRANSID がローカル・トランザクションである可能性がある端末専有領域に返すからです。

ローカル・トランザクションとリモート・トランザクションで構成される疑似会話型トランザクションを設計できます。ただし、これらのトランザクションが COMMAREA または TCTUA を共用する場合、この 2 つのシステムが使用するコード・ページの間でデータを変換するために、DFHTRUC プログラムのコーディングが必要になることがあります。詳細については、トランザクション・ルーティング用データ変換 を参照してください。