dsquery ユーティリティーの使用

Active Directory サーバーまたは汎用 LDAP サーバーで特定のユーザーの識別名を見つけ出すには時間がかかります。ただし、dsquery.exe ユーティリティーを使用すれば、特定のホスト上の Active Directory 内のすべてのユーザーの識別名を迅速にリストできます。

このユーティリティーを使用するには、LDAP ユーザーとグループの情報を取得する Microsoft Windows システムに管理アカウントでログインし、コマンド・プロンプト・ウィンドウから dsquery user コマンドを実行します。以下のような出力が表示されます。

C:¥>dsquery user
      "CN=Administrator,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=Guest,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=SUPPORT_388945a0,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=IUSR_W2K3STDSP1,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=IWAM_W2K3STDSP1,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=ASPNET,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=krbtgt,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=Joe User,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=Joe Marketing,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=Joe Developer,CN=Users,DC=training,DC=local"
      "CN=Joe CEO,CN=Users,DC=training,DC=local"

このユーティリティーでは、システムで使用可能なユーザー・アカウントごとに 1 行が出力され、プロジェクトの「Misc」タブ上の認証関連の設定で directory.binding-username を特定する際に使用する正しい構文が示されます。