コマンド・ラインの Watson Explorer Engine 管理コマンド

このセクションでは、コマンド・プロンプトから実行できるいくつかの Watson™ Explorer Engine の機能について説明します。 このセクションで説明するコマンドには、velocity-startupvelocity-shutdownvelocity-webserver、および velocity-cmd があります。Watson Explorer Engine の組み込み Web サーバーの構成 の資料で説明する関連コマンドである velocity-config コマンドを使用すると、組み込み Web サーバーなどの Watson Explorer Engine コンポーネントおよび Watson Explorer Results Module などのモジュールに必須の情報を提供する構成変数を設定できます。
注: Watson Explorer Engine バージョン 11.0.0.3 以降で使用可能なコマンド・ライン・ツールについては、『追加のコマンド・ライン・ツール』を参照してください。
重要: Watson Explorer Engine のコマンド・ライン管理コマンドのいずれかを使用するときに、「(ID: API_INVALID_SU_TOKEN) The current session could not be authenticated with a su-token」のようなエラーが発生する場合は、多くの場合、Watson Explorer Engine がインストールされているシステムからホスト名または IP アドレスを解決できなくなった api-url 構成を使用して Watson Explorer Engine インストール済み環境が初期化されたことを示しています。このエラー・メッセージは、velocity-config コマンドを使用すると表示されなくなります。

Watson Explorer Engine には、特定のシステム上で Watson Explorer Engine を始動または停止するための、任意のコマンド・プロンプトから実行できる 2 つのコマンドが用意されています。これらのコマンドは、システムの始動手順とシャットダウン手順に簡単に統合することができます。これにより、Watson Explorer Engine、および Watson Explorer Engine を使用する他のアプリケーションを確実に使用可能にすることができます。これらのアプリケーションは、velocity-startup コマンドと velocity-shutdown コマンドであり、Watson Explorer Engine インストール・ディレクトリーの bin サブディレクトリーにあります。

注: velocity-startup コマンドは、Watson Explorer Engine の組み込み Web サーバーがインストールされて使用可能に設定されていれば、この Web サーバーを常に始動します。この組み込み Web サーバーの構成および使用可能化について詳しくは、Watson Explorer Engine の組み込み Web サーバーの構成を参照してください。velocity-webserver コマンドを使用して、組み込み Web サーバーを手動で始動、停止、および再始動することもできます。

Linux および Microsoft Windows システムでは、始動または停止しようとしている Watson Explorer Engine インストール済み環境の data/su-tokens サブディレクトリーへの書き込みアクセス権を持つ任意のユーザーとして、velocity-startup および velocity-shutdown コマンドを実行できます。これは通常、Watson Explorer Engine ソフトウェアのインストールに使用したユーザーです。Linux システムの root ユーザーおよび Microsoft Windows システムの管理者ユーザーは、常にこのディレクトリーへの書き込みアクセス権を持っています。

注: Watson Explorer Engine は、シャットダウン時に、そのシャットダウンの理由を maintenance-mode というファイルに記録します。このファイルは、/path/to/engine/installation の最上位ディレクトリーと bin ディレクトリーにあります。これらのファイルの存在は、Watson Explorer Engine が正常にシャットダウンされたことを示します。

以降のセクションでは、Watson Explorer Engine の始動およびシャットダウンを実行するコマンド・ライン・コマンドに関する詳細な参照情報を示します。これらのコマンドのシステムの始動プロセスへの統合については、システムの始動プロセスおよびシャットダウン・プロセスへの Watson Explorer の統合を参照してください。後続のセクションでは、velocity-webserver コマンドについても説明します。このコマンドは、Watson Explorer Engine の組み込み Web サーバーを手動で始動、停止、および再始動するために使用できます。組み込み Web サーバーの構成については、Watson Explorer Engine の組み込み Web サーバーの構成を参照してください。

Watson Explorer Engine には、すべてのプロセスを正しい順序で開始および停止することができる単一のコマンドが用意されています。Watson Explorer Engine を始動するために使用されるコマンドについては、velocity-startup を参照してください。Watson Explorer Engine をシャットダウンするために使用されるコマンドについては、velocity-shutdown を参照してください。これらのコマンドのシステムの始動プロセスへの統合については、システムの始動プロセスおよびシャットダウン・プロセスへの Watson Explorer の統合を参照してください。

ヒント: velocity-shutdown コマンドは、通常、すべての実行中の Watson Explorer Engine プロセスに対し、正常に終了するようシグナルを送信します。これにより、これらのプロセスが、進行中の処理にチェックポイントを指定できるようになります。すべての Watson Explorer Engine プロセスを直ちに終了する必要がある場合は、このコマンドとともに --force オプションを使用します。ただし、--force オプションを使用すると、Watson Explorer Engine の再始動にかかる時間が長くなる可能性があります。これは、Watson Explorer Engine プロセスが、進行中の処理を復旧して、再実行依頼することが必要になる場合があるためです。