Java 1.6 以降の操作

Watson™ Explorer Engine WSDL 仕様から velocity.jar JAR ファイルを作成するには、以下を実行します。

  1. Java JDK バージョン 1.6 以降がシステムにインストールされていること、および JDK の実行可能ファイルが PATH にあることを確認します。
  2. Java ベースのビルド・ツールである ant がシステムにインストールされていることを確認します。Apache Ant Project Site から ant をダウンロードしてインストールすることができます。Linux を実行している場合、ご使用の Linux ディストリビューション用の ant のバージョンは、おそらくディストリビューションのリポジトリー内で既に使用可能であり、ご使用のディストリビューションのパッケージ管理ソフトウェアを使用してインストールすることができます。
  3. Watson Explorer Engine API の JAR ファイルを作成するためのディレクトリーを作成し、そのディレクトリーを作業ディレクトリーにします。
  4. Java API for XML Web Services (JAX-WS) JAR ファイルを JAX-WS Web サイトから作業ディレクトリーにダウンロードし、次のコマンドを使用して、その内容を解凍します。
    java -jarname-of-JAX-WS-JAR-file

    この JAR ファイルの内容を解凍すると、アーカイブの内容を解凍できるようになる前に、配布に使用するライセンス (COMMON DEVELOPMENT AND DISTRIBUTION LICENSE (CDDL) Version 1.0) の条項を受け入れることを要求するダイアログが表示されます。これを受け入れるには、表示されたダイアログをスクロールしてライセンスを読んでください。ライセンス・ダイアログの一番下に到達したら、「Accept」をクリックできます。

    注: IBM では Watson Explorer Engine のテストに使用した JAX-WS JAR ファイルのバージョンである、JAX-WS RI v2.1.7 を使用することを推奨します。JAX-WS のバージョン 2.2.X を使用すると、velocity.jar を作成するプロセスに追加の変更が必要になる場合があります。
  5. build.xml ファイルを Watson Explorer Engine インストール済み環境内の examples/java/API ディレクトリーから作業ディレクトリーにコピーします。
  6. xjc-bindings.xml ファイルを Watson Explorer Engine インストール済み環境内の examples/java/API ディレクトリーから作業ディレクトリーにコピーします。
  7. 好みのテキスト・エディターを使用して build.xml ファイルを編集し、以下のようにします。
    • ご使用の Watson Explorer Engine サーバー上の汎用 WSDL の URI が含まれるように、wsdl.uri プロパティーの値を変更します。(これは、「Generic WSDL」ラベルの横の「Generate WSDL」をクリックすると表示される URI です。)
      ヒント: ご使用の Watson Explorer Engine インストール済み環境から Watson Explorer Engine WSDL 仕様を手動で生成し、それをファイルに保存し、wsdl.uri プロパティーの値としてそのファイルの名前を指定することもできます。

      build.xml ファイルに加える必要のある変更は、Watson Explorer Engine 開発を実行するオペレーティング・システムによって多少異なります。

      • Microsoft Windows プラットフォーム: Microsoft Windows バージョンの Watson Explorer Engine を実行している場合、URI の cgi-bin/velocity 部分に .exe 拡張子を追加する必要があります。Watson Explorer Engine をシステムのデフォルト・ロケーションにインストールし、インストール・プロセス中に推奨された仮想ディレクトリーを作成した場合、このプロパティーのデフォルト値のホスト IP アドレスのみ変更する必要があります。Watson Explorer Engine を別の場所にインストールしたか、Watson Explorer Engine 用に別の仮想ディレクトリー項目を作成した場合、URI を適切に変更する必要があります。
      • Linux プラットフォーム: Linux バージョンの Watson Explorer Engine を実行していて、Watson Explorer Engine をシステムのデフォルト・ロケーションにインストールしている場合、このプロパティーのデフォルト値の IP アドレスのみを変更する必要があります。Watson Explorer Engine を別の場所にインストールしたか、Watson Explorer Engine 用に別の Apache 仮想ホストを作成した場合、URI を適切に変更する必要があります。
      注: WSDL の URI を build.xml ファイルにカット・アンド・ペーストする場合、XML で特別な意味を持つアンパーサンド (「&」) などの文字を、適切な XML エンティティーを使用してエスケープするようにしてください (この場合は「&」)。
    • 必要な場合は、jaxws.lib プロパティーの値を変更して、作業ディレクトリーを基準とした jaxws-ri/lib ディレクトリーのディレクトリー位置を識別するようにします。JAX-WS JAR ファイルの内容をダウンロードして解凍することに関する上記の説明に従った場合、デフォルト値を変更する必要はありません。JAX-WS 用の Java ファイルがシステム上の別の場所に既にインストールされている場合、このプロパティーの値を適切に変更する必要があります。
  8. ant コマンドを実行して、velocity.jar ファイルを作成します。

ant を使用して velocity.jar ファイルを作成したときの出力例は、以下のとおりです。

$ ant
Buildfile: build.xml

compile:
 [wsimport] Consider using <depends>/<produces> so that wsimport won't do unnecessary compilation
 [wsimport] parsing WSDL...
 [wsimport]
 [wsimport]
 [wsimport] [WARNING] src-resolve: Cannot resolve the name 'sectypes:authentication' to a(n) 'element declaration' component.
 [wsimport]   line 20510 of http://joe-user.vivisimo.com/vivisimo/cgi-bin/velocity?v.app=api-soap&wsdl=1&use-types=true#types?schema3
 [wsimport]
 [wsimport] [WARNING] src-resolve: Cannot resolve the name 'agns1:content' to a(n) 'element declaration' component.
 [wsimport]   line 20582 of http://joe-user.vivisimo.com/vivisimo/cgi-bin/velocity?v.app=api-soap&wsdl=1&use-types=true#types?schema3
 [wsimport]
 [wsimport] generating code...
 [wsimport]
 [wsimport]
 [wsimport] compiling code...
 [wsimport]

${target.jar}:
      [jar] Building jar: /home/joe-user/API/test/velocity.jar

javadoc:
  [javadoc] Generating Javadoc
  [javadoc] Javadoc execution
  [javadoc] Loading source files for package velocity...
  [javadoc] Loading source files for package velocity.objects...
  [javadoc] Loading source files for package velocity.soap...
  [javadoc] Loading source files for package velocity.types...
  [javadoc] Constructing Javadoc information...
  [javadoc] Standard Doclet version 1.6.0_10
  [javadoc] Building tree for all the packages and classes...
  [javadoc] Building index for all the packages and classes...
  [javadoc] Building index for all classes...

all:

BUILD SUCCESSFUL
Total time: 32 seconds
注: 上記の出力例が示すように、JVM および使用中の JVM のバージョンによっては、1 つまたは 2 つの名前を相当するエレメント宣言コンポーネントに解決できないという警告が表示されることがあります。これらの警告は無視しても問題ありません。
ヒント: ビルド・プロセスの一部として、velocity.jar のクラス、オブジェクト、および型に対して Javadoc ヘルプが自動的に生成されます。この HTML フォーマットのヘルプは、Watson Explorer Engine SOAP インターフェースを使用して、Java で Watson Explorer Engine API アプリケーションを作成する際に非常に便利です。

Watson Explorer Engine API によって提供されるクラスおよびメソッドを使用して、Watson Explorer Engine アプリケーションの開発を開始するには、以下を実行します。