エクスポート形式
ユーザーは、法務調査のためにコンテンツをエクスポートする必要があります。 コンテンツのエクスポート先の形式に慣れておくことが必要になる場合もあります。必要に応じて、デフォルトのエクスポート形式の設定を変更できます。
- EDRM XML
- HTML
- ネイティブ
- ベンダー製またはユーザーが計画したカスタムのエクスポート形式
エクスポート形式は、IBM eDiscovery Manager Web クライアントの「管理」ページで構成できます。「ナビゲーション」ペインの「エクスポート形式」をクリックして値を変更します。
次の表に、エクスポート形式の構成要素を適切に理解できるように、エクスポート形式のフィールドをまとめます。プラグイン・パラメーター (任意) を除き、これらのフィールドはいずれも変更しないでください。
| エクスポート形式のフィールド | 注 |
|---|---|
| エクスポート形式名 (Export format name) | コンテンツのエクスポート先として使用できる形式。ユーザーはエクスポート・タスクを実行依頼する場合、次のエクスポート形式のいずれかを選択します。
|
| プラグイン名 | エクスポート形式ごとに Extract と BatchComplete の 2 つのプラグイン・ポイントがあります。各プラグイン・ポイントには名前が割り当てられます。例えば、EDRM XML エクスポート形式では、2 つのプラグイン・ポイントに EDRMExtractPlugin と EDRMBatchCompletePlugin の名前が割り当てられます。 |
| プラグイン・クラス名 | エクスポート時にプラグイン・ポイントで呼び出される Java クラス名。 例えば、EDRM BatchComplete プラグインのクラス名は com.ibm.icm.edc.plugin.defaultplugins.EDRMBatchCompletePlugin です。 |
| 使用可能 (Enabled) | プラグインが使用可能かどうか。 デフォルトでは、PDF および HTML エクスポート形式の BatchComplete プラグインを除き、すべてのエクスポート形式プラグインが使用可能です。BatchComplete プラグインには、エクスポートに必要ないオプション機能も用意されていますが、これらの機能がサイトで役立つこともあります。個々のプラグイン・パラメーターの詳細については、次の表を参照してください。 |
| プラグイン・パラメーター | 各プラグインのパラメーターおよびパラメーター値。 IBM エクスポート形式のプラグイン・パラメーターについては、下の表に簡略説明があります。 詳細については、Web クライアントのオンライン・ヘルプ・システムを参照してください。 他のベンダーのエクスポート形式プラグインを使用する場合は、各ベンダーの製品情報を参照してください。 |
- エクスポート形式およびそれらに関連するプラグインの構成について詳しくは、オンライン・ヘルプ・システムの『エクスポート形式の構成』を参照してください。
次の表に、デフォルトのプラグイン・パラメーター、有効な値 (該当する場合)、およびデフォルト値をまとめます。ユーザーと連携して、エクスポート対象コンテンツの形式に関するユーザーの希望を把握してください。 ベンダーのカスタム形式をインストールした場合は、ベンダーと連携して、プラグイン・パラメーターとその値を把握してください。
EDRM XML エクスポート形式のプラグイン・パラメーター
| プラグイン | プラグイン・パラメーター | 注 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| Extract | Format.of.inline.content |
インライン・コンテンツの形式。
有効な値は以下のとおりです。
|
TEXT |
| Extract | Maximum.size.of. EDRM.XML.file |
各バッチ内のファイルを含む、出力 EDRM XML ファイルが作成されます。この値で、バッチごとに作成されるこのファイルの最大サイズ (MB 単位) を指定します。 |
5 |
| BatchComplete | Create.ZIP.file |
ZIP ファイルを作成するかどうか。
有効な値は以下のとおりです。
|
TRUE |
| BatchComplete | Maximum.size.of.ZIP.file |
ZIP ファイルの最大サイズ (MB)。 zip ファイルが指定されたしきい値に達すると、eDiscovery Manager は別のファイルを作成します。 |
512 |
HTML エクスポート形式のプラグイン・パラメーター
| プラグイン | プラグイン・パラメーター | 注 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| Extract | Email.XSLT.file.name |
コンテンツを HTML に変換するために使用する Extensible Stylesheet Language Transformation (XSLT) ファイルの名前。このファイルは EDM_Home/config ディレクトリーに存在する必要があります。 |
HTMLExportTemplate.xsl |
| Extract | Retain.original.documents |
コンテンツのコピーを元の形式で保持するかどうか。
有効な値は以下のとおりです。
|
FALSE |
| Extract | Document.conversion.
timeout.minutes |
コンテンツの一部分が HTML に変換されるまでエクスポート・タスクが待機する期間 (分)。 これを過ぎると、タスクはこの項目の処理を停止し、バッチ内のコンテンツの次の部分の処理を開始します。 |
3 |
| BatchComplete | Maximum.size.of.ZIP.file |
ZIP ファイルの最大サイズ (MB)。 zip ファイルが指定されたしきい値に達すると、eDiscovery Manager は別のファイルを作成します。 |
512 |
ネイティブ・エクスポート形式のプラグイン・パラメーター
| プラグイン | プラグイン・パラメーター | 注 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| BatchComplete | Export.log.file.absolute.path |
dominoExport.log という名前のエクスポート・ログ・ファイルの絶対パス (例えば、C:¥eDM¥logs¥dominoExport.log)。 |
デフォルトはインストール時に決定されます。 |
| BatchComplete | Logging.mode |
ロギング・レベル。
有効な値は以下のとおりです。
推奨: エクスポートが正常に終了したことを確認したら、このパラメーターの値に ERROR を設定します。そうすることにより、エクスポート・ログ・ファイルが大きくなり過ぎて、必要以上にディスク・スペースを消費することを回避できます。
重要: エクスポート・ログ・ファイルのサイズは定期的に確認してください。大きくなり過ぎた場合は、削除してください。
|
DEBUG |
| BatchComplete | Lotus.Domino.server |
Lotus® Domino® サーバーの名前 (例えば D01MC084/01/M/ACME)。 値が指定されていない場合 (推奨)、値は「LotusDomino の設定」パネルの「LotusDomino サーバー」フィールドから読み取られます。 |
デフォルト値は意図的に指定されていません。 |
| BatchComplete | Lotus.Domino.server.export.
directory |
コンテンツのエクスポート先の Lotus Domino サーバーのデータ・ディレクトリー下のサブディレクトリー。このディレクトリーがまだ存在しない場合は、リモートの LotusDomino サーバーのデータ・ディレクトリーに作成されます。 |
exportedDocs |
| BatchComplete | Lotus.Mail.database.template |
エクスポート・データベースを作成するためのメール・データベース・テンプレート。 値が指定されていない場合 (推奨)、値は「Lotus Domino の設定」パネルの「メール・データベース・テンプレート」フィールドから読み取られます。 制約事項: メール・データベース・テンプレートのファイル名で使用できるのは、英語とシステム言語文字のみです。例えば、システム言語が日本語の場合、ファイル名では英語または日本語の文字のみを使用してください。
|
デフォルト値は意図的に指定されていません。 |
| BatchComplete | Maximum.size.of.export.
database |
エクスポート・ファイルの最大サイズ (MB 単位)。 エクスポート・データベース・ファイルが指定されたしきい値に達すると、eDiscovery Manager は別のファイルを作成します。 |
512 |
| BatchComplete | PST.package.Msg.File.To.PST
|
すべての MSG ファイルを PST ファイルにパックする (TRUE) かしない (FALSE) か。デフォルトでは、MSG ファイルは PST ファイルにパックされます (TRUE)。有効な値は以下のとおりです。
|
TRUE |
| BatchComplete | PST.Maximum.filesize.
in.megabytes |
一組の文書、または一組の文書の一部を含む PST ファイルの最大サイズ (MB 単位)。 |
512 |
PDF エクスポート形式のプラグイン・パラメーター
| プラグイン | プラグイン・パラメーター | 注 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| Extract | Email.XSLT.file.name |
コンテンツを PDF に変換するために使用する Extensible Stylesheet Language Transformation (XSLT) ファイルの名前。このファイルは EDM_Home/config ディレクトリーに存在する必要があります。 |
PDFExportTemplate.xsl |
| Extract | Retain.original.documents |
コンテンツのコピーを元の形式で保持するかどうか。
有効な値は以下のとおりです。
|
FALSE |
| Extract | Document.conversion.
timeout.minutes |
コンテンツの一部分が PDF に変換されるまでエクスポート・タスクが待機する期間 (分)。 これを過ぎると、タスクはこの項目の処理を停止し、バッチ内のコンテンツの次の部分の処理を開始します。 詳しくは、次のセクションを参照してください。 |
3 |
| BatchComplete | Maximum.size.of.ZIP.file |
zip ファイルの最大サイズ (MB 単位)。zip ファイルが指定されたしきい値に達すると、eDiscovery Manager は別のファイルを作成します。 |
512 |
Document.conversion.timeout.minutes プラグイン・パラメーター
Document.conversion.timeout.minutes プラグイン・パラメーターは、HTML エクスポート形式および PDF エクスポート形式 (HTMLExtractPlugin および PDFExtractPlugin) のデフォルトの Extract プラグインの一部です。このパラメーターでは、各コンテンツがエクスポート形式に変換されるまでエクスポート・タスクが待つ分数を設定します。この分数を過ぎると、タスクはその項目を処理を停止し、エクスポート・バッチ内の次の項目の処理を開始します。
コンテンツ変換プロセスが予想以上に時間がかかったためにエクスポート・タスクが項目の処理を停止したというメッセージが表示された場合は、そのエクスポート形式の Document.conversion.timeout.minutes プラグイン・パラメーターの値を大きくすることができます。このパラメーターの値を変更するには、「管理」ページの「エクスポート形式」ペインに移動し、希望するエクスポート形式 (例えば、PDF) をクリックします。「抽出」表で、デフォルトの Extract プラグイン (例えば、PDFExtractPlugin) の「このプラグインを編集します」をクリックします。「プラグイン・パラメーター」表で、Document.conversion.timeout.minutes プラグイン・パラメーターの現在の値をクリックして、大きい値を入力します。