MaaS360 での iOS デバイスのユーザー登録
ユーザー登録は、業務用にも使用される従業員所有 (BYOD) デバイス用に設計された新規の登録モードです。
ユーザー登録により、業務用アプリとデータ用の別個のボリュームが作成されます。 管理機能は、企業データが格納されているストレージ域に制限されます。個人用ボリューム (ユーザーの個人情報が保管されている場所) は引き続きプライベートであり、管理者がアクセスすることはできません。 注: ユーザー登録は、iOS 13 以上のデバイスでのみサポートされます。
ユーザー登録モードでサポートされる機能
ユーザー登録は、デバイスのシリアル番号ではなく登録 ID に基づいて行われます。 ユーザー登録を通じて、このシステム情報 (デバイス・シリアル番号) に基づいた機能を使用することはできません。 ユーザー登録モードでは、以下の機能がサポートされます。
- デバイス上に企業リソース用の別個のディスク・パーティションが作成されます。
- 登録後、IBM®MaaS360®ポータルで管理者が表示できるデバイス属性は限られています。 注意: UDIDやシリアル番号など、ユーザーまたはデバイスの機密情報は、IBM MaaS360ポータルには表示されません。
- 管理者は、従業員が所有するデバイスに対してセレクティブ・ワイプ・アクションを実行できます。 パスコードのリセットやデバイスのワイプなどのデバイスのアクションは許可されません。
- ユーザーが App Store から直接インストールしたアプリは、管理者が表示および管理できないように保護されます。 MaaS360 は、管理対象アプリとしてユーザーが直接インストールしたアプリを変換できません。
- ユーザー登録デバイスは、ユーザー・ベースの VPP ライセンスでのみアプリを受け取ります。 詳細については、「 Apple Business から Apple VPP トークンをダウンロードする」 を参照してください。 また、無料アプリは、ユーザー VPP ライセンス・モードでのみ割り当てる必要があります。 アプリ管理は、ユーザー登録済みデバイスに対してデバイス・ベースの VPP ライセンスをサポートしません。
- 管理対象モードで使用可能な iOS MDM ポリシーのサブセットは、ユーザー登録デバイスでも使用できます。 これらの属性には、ユーザー・インターフェースで「UE」のタグが付けられます。 トグル・オプションを使用して、ユーザー登録デバイスに適用されるポリシー設定をフィルタリングします。
管理対象の Apple ID
管理対象 Apple ID は、ユーザー登録の前提条件です。 デバイス上でユーザーの ID を設定するには、管理対象 Apple ID とユーザー・アカウントを統合する必要があります。 管理対象 Apple ID が統合されていない場合、自己登録は失敗し、管理者は登録要求を作成できません。 デバイス登録プロセスの一部として、ユーザーは、自分の管理対象 Apple ID に対して認証を行って、登録を完了する必要があります。 登録済みデバイスでは、個人の Apple ID 用のストレージ域とともに、管理対象 Apple ID に関連付けられている新規のストレージ域が作成されます。 2 つのストレージ域は、相互に対話することなく同じデバイス上に共存します。
注: MaaS360 を使用すると、管理者はユーザーの E メール・アドレスを管理対象 Apple ID として使用できます。 詳細については、 IBM MaaS360ポータルのユーザー設定の構成を参照してください。