UPDATE HISTORY コマンド (ADMIN_CMD プロシージャーを使用)
UPDATE HISTORY コマンドは、現在接続されているデータベース・パーティションのデータベース履歴レコード項目にあるロケーション、装置タイプ、コメント、または状況を更新します。
許可
以下の権限のいずれか。
- SYSADM
- SYSCTRL
- SYSMAINT
- DBADM
必要な接続
データベース
コマンド構文
コマンド・パラメーター
- FOR object-part
- 更新される履歴項目の ID を指定します。
この ID は、タイム・スタンプと 001 から 999 までのオプションのシーケンス番号で構成されます。
シーケンス番号を使用する、バックアップなどの履歴項目では、シーケンス番号がオブジェクト部に含まれていない場合、デフォルトのシーケンス番号 001 が使用されます。
つまり、タイム・スタンプが同じでシーケンス番号が異なる履歴項目があり、タイム・スタンプのみが object-part として使用されている場合、
UPDATE HISTORYコマンドは、シーケンス番号 001 と一致する項目だけを更新します。項目の状況を更新するためにこのパラメーターを使用することはできません。 項目の状況を更新するには、代わりに EID を指定してください。
- EID eid
- 履歴項目 ID を指定します。
- LOCATION new-location
- バックアップ・イメージの新しい物理ロケーションを指定します。 このパラメーターの解釈は装置タイプに依存します。
- DEVICE TYPE new-device-type
- バックアップ・イメージを保管する新しい装置タイプを指定します。
有効な装置タイプは次のとおりです。
- D
- ディスク
- K
- ディスケット
- T
- テープ
- A
- Tivoli® Storage Manager
- F
- スナップショット・バックアップ
- f
- カスタム・スクリプトによって生成されたスナップショット・バックアップ。
- U
- ユーザー出口
- P
- パイプ
- N
- Null 装置
- X
- XBSA
- Q
- SQL ステートメント
- O
- その他
- COMMENT new-comment
- 項目を記述する新しい注釈を指定します。new-comment のサイズは ASCII 30 文字を超えてはなりません。
- STATUS new-status
- 項目の新しい状況を指定します。
バックアップ項目のみがその状況を更新できます。
有効な値は以下のとおりです。
- A
- アクティブ。 バックアップ・イメージはアクティブ・ログ・チェーン上にあります。 ほとんどの項目はアクティブです。
- I
- 非アクティブ。 現行のログ・シーケンス (現行のログ・チェーンとも言う) に対応しなくなったバックアップ・イメージには、非アクティブのフラグが立てられます。
- E
- 期限切れ。 アクティブ・イメージの数が NUM_DB_BACKUPS を超えたために不要になったバックアップ・イメージは、期限切れのフラグが立てられます。
- D
- 削除済み。 リカバリーに使用可能でなくなったバックアップ・イメージは、削除済みとしてマークされることになります。
- X
- 削除しません。DB2HISTORY_STATUS_DO_NOT_DELETE のマークが付いたリカバリー・データベース履歴レコード項目は、PRUNE HISTORY コマンドの呼び出し、PRUNE HISTORY を指定した ADMIN_CMD プロシージャーの実行、db2Prune API の呼び出し、またはリカバリー・データベース履歴レコードファイルの自動プルーニングにより整理されません。 DB2HISTORY_STATUS_DO_NOT_DELETE 状況を使用すると、キー・リカバリー・ファイルの項目が整理されたり、それらに関連付けられたリカバリー・オブジェクトが削除されたりしないように保護できます。 ログ・ファイル、バックアップ・イメージ、およびロード・コピー・イメージのみに DB2HISTORY_STATUS_DO_NOT_DELETE のマークを付けることができます。
例
バックアップ・データベース履歴レコード項目の object-part は、バックアップ・イメージに関連付けられた 14 桁のタイム・スタンプと、このバックアップ・イメージの 3 桁のシーケンス番号で構成されます。
1997 年 4 月 13 日午前 10 時 00 分に 2 つのターゲット・デバイスに対して取った全データベース・バックアップのデータベース履歴レコード項目を更新するには、次のように入力します。
CALL SYSPROC.ADMIN_CMD('update history
for 19970413100000001 with location
/backup/dbbackup.1 device type D')
使用上の注意
データベース履歴レコードの主な用途は情報を記録することですが、履歴に含まれるデータは、自動リストア操作で直接に使用されます。 AUTOMATIC オプションを指定したリストアにおいては、リストア・ユーティリティーによりバックアップ・イメージとそのロケーションの履歴が参照および使用されることにより、自動リストア要求が処理されます。 自動リストア機能を使用する場合に、バックアップ・イメージが作成されてから再配置されているなら、現在のロケーションを反映するよう、それらのイメージのデータベース履歴レコードを更新することをお勧めします。 データベース履歴の中のバックアップ・イメージのロケーションが更新されない場合、自動リストア処理においてはバックアップ・イメージを見つけることができなくなりますが、手動リストア・コマンドは正常に使用できます。
コマンドの実行状況は、CALL ステートメントからの結果である SQLCA で戻されます。
object-part または eid が、接続されているデータベース・パーティションのログ履歴項目を指していなければなりません。
