行データ・タイプのフィーチャー

行データ・タイプのフィーチャーは、SQL PL コードを簡略化するのに役立ちます。

行データ・タイプは、SQL プロシージャー型言語で使用する場合にのみサポートされています。 これは、それぞれが独自の名前とデータ・タイプを持つ複数のフィールドからなる構造体で、行の列値を、結果セットまたは他の同様のフォーマット済みデータで保管するのに使用できます。

このデータ・タイプを使用して以下が可能です。
  • SQL プロシージャー型言語アプリケーション内でのロジックのコーディングを簡略化します。 例えば、データベース・アプリケーションはレコードを一度に 1 つずつ処理し、一時的にレコードを格納するためにパラメーターと変数を必要とします。 1 つの行データ・タイプによって、そうしたレコード値を処理および格納しないでも、複数のパラメーターと変数を置換できます。 これにより、アプリケーションおよびルーチンにおいて行の値をパラメーターとして引き渡す機能がとても簡略化されます。
  • 同様のデータ・タイプをサポートする他のプロシージャー型 SQL 言語で作成されたコードを、Db2® SQL PL に移植するのが容易になります。
  • INSERT ステートメント、FETCH ステートメント、VALUES INTO ステートメント、および SELECT INTO ステートメントなどの、データ変更ステートメントおよび照会で行データを参照できます。

行データ・タイプは、CREATE TYPE (ROW) ステートメントを使用して作成する必要があります。 定義済みのデータ・タイプの変数は、一度作成すると、DECLARE ステートメントを使用して SQL PL コンテキストで宣言できます。 その後こうした変数は、行タイプの値を格納するために使用できます。

行フィールド値を明示的に割り当て、単一のドット「.」表記を使用して参照できます。