パイプ・イベント・モニターの作成

イベント・モニターの作成時に、 それが収集した情報の保管場所を決定する必要があります。 パイプ・イベント・モニターは、イベント・モニターから Named PIPE に直接イベント・レコードを流します。

始める前に

  • パイプ・イベント・モニターを作成するには、SQLADM 権限または DBADM 権限が必要です。
  • このタスクは、名前付きパイプが既に作成されていることを前提としています。 UNIX または Linux システムで名前付きパイプを作成するには、これらのシステムで提供されている mkfifo コマンドを使用します。

このタスクについて

イベント・モニターがイベント・データを書き込んですぐにデータをパイプから読み取るのは、 モニター・アプリケーションの責任です。 イベント・モニターがデータをパイプに書き込めない場合 (例えばパイプが満杯になっている場合) は、 モニター・データは失われます。

パイプ・イベント・モニターは、CREATE EVENT MONITOR ステートメントで定義されます。

手順

  1. イベント・モニター・データが Named PIPE に送られることを指定します。
    CREATE EVENT MONITOR myevmon FOR eventtype
                         WRITE TO PIPE '/home/dbadmin/dlevents'
    myevmon はイベント・モニターの名前です。

    /home/dbadmin/dlevents は、イベント・モニターがイベント・レコードを送る宛先の Named PIPE (UNIX 上) の名前です。CREATE EVENT MONITOR ステートメントは、UNIX および Windows パイプ名前構文をサポートします。

    CREATE EVENT MONITOR ステートメントで指定される Named PIPE は、 イベント・モニターを活動化するときに存在し、開いている必要があります。 イベント・モニターが自動的に開始するように指定する場合には、 イベント・モニターの作成前に Named PIPE が存在している必要があります。

  2. モニター対象のイベントのタイプを指定します。 単一イベント・モニターで、1 つ以上のイベント・タイプをモニターすることができます。
    CREATE EVENT MONITOR myevmon FOR BUFFERPOOLS, TABLESPACES
                         WRITE TO PIPE '/home/dbadmin/myevents'
    このイベント・モニターは、BUFFERPOOLS および TABLESPACES イベント・タイプをモニターします。
  3. データベースを開始するたびに、イベント・モニターが自動的に活動化されるかどうかを指定します。 デフォルトでは、データベースの開始時にイベント・モニターは自動的には活動化されません。
    • データベースの開始時に自動的に開始するイベント・モニターを作成するには、次のステートメントを発行する。
      CREATE EVENT MONITOR myevmon FOR BUFFERPOOLS, TABLESPACES
                           WRITE TO PIPE '/home/dbadmin/myevents'
                           AUTOSTART
    • データベースの開始時に自動的に開始しないイベント・モニターを作成するには、次のステートメントを発行する。
      CREATE EVENT MONITOR myevmon FOR BUFFERPOOLS, TABLESPACES
                           WRITE TO PIPE '/home/dbadmin/myevents
                           MANUALSTART
  4. 名前付きパイプから読み取りを行うクライアント・アプリケーションを始動します。 例えば、db2evmon ツールを開始すると、データがパイプに渡されるときにこれを処理することができます。
  5. イベント・モニターを活動化または非アクティブ化するには、SET EVENT MONITOR STATE ステートメントを使用します。

タスクの結果

パイプ・イベント・モニターが作成されて活動化されると、指定されたイベントが発生するたびに、モニター・データを記録します。